[今月のエコピープル]2022年9月1日
NPO法人 那須高原自然学校 理事長 真山 高士さん実は 真山さんがエコラジにご出演下さるのは 2013年以来およそ9年ぶり。 その間も 変わらず&時代に合わせて パワーアップされてきた様子が 収録前後の雑談の中からも感じられました! 真山さんとのお話の中で キーワード的に出てきていたのが 「やってみないと分からないこと、 触れてみないと分からないものが 世の中にはたくさんある」ということ。 情報が豊富な時代、様々なところで 見て・読んで知ることも もちろん大切ですが そこに身を置いて 体験・体感することに勝るものは…!? 那須高原自然学校のプログラムやイベントには そうした「体験」のできるものが 盛りだくさん。 ぜひ チェックしてください! |
2022年8月5日
矢板市地域おこし協力隊 手塚 将之さん東京都内で8年ほど WEB系の会社で働きながら 副業で 広島などの地域アドバイザーをしていた手塚さん。 その頃の経験を活かし、2020年には 家業を継ぐため生まれ故郷の栃木県・矢板市へ戻り 現在は 矢板市の 地域おこし協力隊として 「ふるさと支援センター TAKIBI」の センター長もつとめていらっしゃいます。 その中で、地域課題の解決に向けた 様々なコーディネートやプロデュースを手掛け、 地域の住民・関係団体との意見交換や UIJターンの促進に向けた地域の魅力発信、 空き家問題解決のための 古民家再生事業、 中山間地域の自然・資源を活かした ゲストハウスづくり、 “テントサウナ”といった 新しい体験型イベント開催… …など、など、など! 「対話によって地域のつながりを再生し チャレンジの絶えないまちづくり」に 挑戦されています。 |
2022年7月1日
森のハープ弾き/つむぎ養蜂園 代表 阿久津 瞳さん阿久津さんは、日本の木の魅力を広めるべく、
“森のハープ弾き”として 様々な場所での演奏活動、 ハープ教室「竪琴教室 林音」の主催、 国産材でつくるハープ「森の竪琴」の 企画販売を行なっていらっしゃいます。 そして 森林インストラクターの資格も持つ阿久津さんは 地域創生や里山について学ぶ中で、 うすい養蜂園・薄井一郎さんに出会い、 ミツバチの魅力に惹かれて2020年頃から 養蜂家 としての活動を開始! ミツバチの蜜のもととなる植物(蜜源)と 里山を守る活動、 こだわりの方法で飼育したミツバチの はちみつの販売、 そして 養蜂体験・採蜜体験などを通して 自然と地域の人々をつなげる活動を 続けています。 (日本の木で作られたハープ!!とっても美しいです…♪ 演奏の様子はこちらからも… ⇒ YouTubeチャンネル) また、今後は 国産材をもっと身近に感じてもらおうと 国産材で作ったスプーンの販売、 ミツバチとハチミツの魅力やおすすめレシピを掲載した 冊子も制作予定とのこと。 今後も大注目の 阿久津さんの活動を 皆さんも ぜひ追いかけてくださいね! |
2022年6月1日
『JUN TREE SERVICE』 田中豊さん『JUN TREE SERVICE(ジュンツリーサービス)』では、 樹木の健康を守り育てる“TREE CARE(ツリーケア)”の 考え方を軸に、ロープを使って木に登る ツリークライミング®︎の技術を用いて 樹木一本一本と向き合いながら 手入れをすることで 樹木と、樹木と共にある人の暮らしや 環境を守るためのサービスを提供されています。 一般向けには、ツリークライミング®の体験会も実施。 あらゆる生き物のオアシスとなる樹木の大切さや、 樹木に触れること、樹木を通して自然と一体になる喜びを 人々に伝えています。 この日、お仕事をされる時の服装でお越しくださった田中さん☆ こちらが、樹木をまもる “樹護士=アーボリスト®”のスタイルです! ロープやサドルを使って樹木に登り、 その樹上で チェーンソーなどを使った作業をするため、 危険を避けるために 緑の中でも目立つ色で。 脚の部分には 安全のための装備 (万が一 刃物が当たっても足を守れる)がなされているとか! なんだか かっこいいですねー! 樹護のために生まれたツリークライミング®の技術を使って かなりの高木にも登り、安全第一、 チームで声を掛け合いながら 作業されているそうです。 そして、“樹木の中に入る”という体験を 一般の方にも 安全に楽しんでもらおうと、 JUN TREE SERVICE では 毎月・第1日曜日に ツリークライミング®の体験会を開いています。 場所は、なんと神社! 那須塩原市の「三島神社」の境内にある 大きなケヤキの木に登ることができるそうですよ! ⇒ 那須塩原市三島神社ツリークライミング®体験会申し込みフォーム (スタジオ前のトチノキを眺めながら…♪ 樹木に触れること、樹木と生きること などについて 田中さんから お話をうかがいました!) アーボリスト®という職業は 欧米ではメジャーなお仕事だそうですが 日本では 全国でも まだ90名程度とのこと。 林業の方や庭師さんとも違った“樹をまもる”仕事は、 日本人の価値観の変化とともに、 今後 増えていくのではないでしょうか。 そんなアーボリスト®の皆さんが 実際に どんなふうに樹に登っているのか 見てみたい!という方は… 今月末、全国から樹木のスペシャリストが集結し技を競う、 JAC(樹護士アーボリスト®チャレンジ)へ! 2022年6月25日(土)・26日(日)の2日間、 矢板市の長峰公園で「MINI JAC in 栃木」が行われます。 ご興味があるかたは ぜひ、お出かけください☆ |
2022年5月2日
NPO法人 自然史データバンク アニマnet 代表理事 渡邊秀昭さん『NPO法人 自然史データバンク アニマnet』は
2012年から 栃木県・栃木市を拠点に活動する団体。 自然史資料の収集・蓄積と それに基づいた環境学習や自然体験、 野生鳥獣の管理、生物多様性を維持するための活動などを 行なっています。 具体的には…特定の地域の生物を 継続的に調査・記録する「いきもの調査隊」、 里山で得られる自然の恵みを最大限に活かして 1から作り上げる「森カフェ」など 自然の中で過ごす 様々な体験を通して、 次世代を担う子ども達や市民に向けて 生物多様性を維持することの必要性、 自給自足・里山の暮らしの知恵なども 伝えています。 こうした活動が認められ、昨年・2021年には 「都市と農山漁村の共生・対流推進会議」が主催する 「第18回オーライ!ニッポン大賞」を受賞されました! *** また、アニマnetでは、耕作放棄地を有効利用し 農薬化学肥料を使わず生き物の力を最大限に活かして 畑を営む「FROGS(フロッグス)」、 そこで採れたお野菜なども使いながら 自然に寄り添った生活を提案する場所 「FROGS GARDEN(フロッグス ガーデン)」の 運営もサポート。FROGS GARDENでは 街の中に “森”を再現し、街中と中山間地との距離を 縮めたい、という想いで作られているそうです。 ※ちなみに FROGS=カエルは、 田畑に無くてはならない重要な存在。 生物多様性の象徴として 活動に名付けているそう♪ さらに「FROGD FIELD(フロッグス・フィールド)」では 古民家の納屋を使って、不登校の児童生徒と 親御さんの居場所となるような空間を提供。 こうした一連の活動が さまざまな視点・角度から 環境・自然、人にやさしい、 そして、自然の大切さを理解して次に伝えていく そんな人材を育み、仲間で集える場所になっています。 *** また、渡邊さんとのさまざまなお話から 自然に寄り添った暮らしが、人にとっていかに優しく 人を強くするか…ということも感じて 「本当の豊かさとは どういうことか?」 そんなことを 改めて考えるキッカケをいただきました。 (ちょっと、ザックリ、大袈裟に聞こえますかね…?汗) アニマnetの活動についてご興味のある方は、 アニマnetのHP、SNSなどチェックしてみてください。 そして 栃木市倭町にある「FROGS GARDEN」にも 気軽に足を運んでみてくださいね♪ |
2007年に設立され、今年で15周年を迎えています。
那須高原の豊かな環境の中で
“自然が教室、自然が教科書、自然が先生”をモットーに
子どもから大人まで 様々な年代の方々を対象にした
自然体験活動や環境教育を 企画・立案・実践。
そのほか、環境省の施設「那須高原ビジターセンター」の管理運営を行い、
那須の豊かな自然を紹介しています。