[番組で紹介した情報]2017年11月29日
★今週は、宇都宮動物園★![]() 鳥も耳がないようにみえますがしっかりあります。 ですが、穴しかありません。 鳥は空を飛ぶのに適した体になっています。 余分な、空気抵抗を減らすため、 外耳と呼ばれる、耳の外側の部分はないのです。 他にも、動物によって生態や生きていく環境に適した耳をもっています。 耳といえば…ウサギも耳が特徴的ですね。 ウサギの耳にはいくつか役割があるんですよ。 ![]() まず一つ目は、たくさんの音を聴くこと。 野生では、草原に住んでおり、敵がどこからくるかわかりませんので、 敵を素早く察知し見つけると全力で逃げなくてはいけません。 ウサギの耳は、左右別々で動かすことができ、 およそ360度範囲の音を聞き分けられるようになっています。 また、人よりも高い周波数の音をより聞き取れているそうです。 もう一つは、体温調整です。 わたしたち人間は、全力で走ると体が熱くなりますよね? そして、汗をかくことで熱を逃がし体温を調節していますが、 ウサギは体で汗をかくことができません。 耳には、たくさんの細い血管が流れています。 全力で走っているときに、耳に風をあてることで、 血管を冷やし体温が熱くなりすぎないように調整しています。 あと、ゾウも耳が特徴的ですよね? 実はゾウの耳も体温調整の役割があります。 ![]() ゾウはとても大きな動物で、体の皮膚も分厚いですが、
唯一血管が浮き出ているのが耳です。 耳をパタパタさせているのを見たことがあるのではないでしょうか? 耳をパタパタさせることによって、 血管をひやし体温調整をしているのです。 そして、ウサギとは反対で人間には聞こえないような 低い周波数の音でゾウ同士コミュニケーションをとっています。 また、地面の振動を足の裏で感じ取り、 骨を伝って耳で感じることも出来るそうです! 動物園に来たときは、いろんな動物の耳を見比べてみてくださいね。 それではお知らせです。 まずは「栃木県なかがわ水遊園」から。 今回は12月1日から始まるクリスマスイベントについてご案内します。 1つ目は冬の風物詩となりました、アマゾン大水槽をサンタが泳ぐ 「サンタの水中散歩」です。 2つ目は「水中サンタのクリスマスカード」で、 サンタがあなたに代わり大切な方にメッセージを届けます。 いずれも12月24日まで開催しますのでお楽しみに。 さらに12月3日・日曜日は「グラスハープコンサート」を開催します。 美しい音色と幻想的な空間のハーモニーを、ぜひご家族でお楽しみください。 次に「那須どうぶつ王国」から。 驚きと感動を提供する那須どうぶつ王国では、 クリスマスを前に本物のトナカイと記念撮影ができます。 こちらはクリスマス期間開催していますよ。 また年賀状用の写真も撮影出来ます。 来年の干支「犬」との記念撮影を、わんにゃんリビングで開催中です。 さらに、わんにゃんリビングではこたつに入りながら ネコたちと触れ合える「こたつネコ展示も冬季期間行っています。 来週12月4日からは冬季営業期間になりますので、 詳細をご確認の上、ご来国ください。 なお、今日、ご紹介した施設の詳しい情報については、 直接、それぞれの施設までお問い合わせください。 |
「動物の耳について」についてご紹介します。
みなさん、動物によって、いろんな耳があるって知ってましたか?
音を聴くための耳は、ほとんどの動物についています。
しかし、動物によって大きさや形、耳がついている場所は様々です。
例えば、カバの耳は大きな顔の上に鼻目耳と一直線に並んでいます。
これは、水の中に入っていても少し顔を出すだけで、
音が聞こえるようになっています。
ちなみに、水中では耳を閉じることができるそうです。