[放送内容]2021年4月29日
今年は静かに…「小砂焼 春の陶器市」![]() 小砂焼の中でも代表的な色は
「金結晶(きんけっしょう)」 上品かつ華やかな金色の斑点は 本物の「金」で付けるのではなく、 独自の釉薬を塗り、焼き上げることで出る模様です。 その斑点の出方は、釜で焼くときの位置や 釉薬の具合などで様々。 狙って出すのは難しく、二つと同じものはありません。 また 成分は金ではないので レンジでも使えます。 ![]() この金結晶のほかにも、
角度によって鉄のような輝きが見える 赤茶色の「鉄赤」 実は金結晶以上に 色の出し方のコントロールが難しいという 青色や 落ち着きと品を感じる グレーがかった白系のものもあります。 ![]() 古くから小砂焼を作り続けている窯元
「藤田製陶所」の常設のショップでは 食器や置物など幅広い商品が販売されています。 小砂焼の干支の置物も、ここならでは。 ![]() また、藤田製陶所では毎年春と秋に 小砂焼の陶器市が行われています。 2020年は春秋ともにお休みしましたが 2021年は 静かにゆったり楽しめる陶器市として 2年ぶりに春の陶器市を開催します。 ただし、例年行われていた もちつきは無しです。 出店する窯元は7軒(うち小砂焼は3軒) 出店者はフェイスシールド、マスクを着用し 会場にはアルコール消毒液も設置します。 出店は基本的に屋外です。 (常設ショップを除く) おうちごはんが充実する お気に入りの食器と出会えるかもしれませんよ。 : なお、ご来場の際には基本的なコロナ対策に ご協力をお願いします。 ※開催は情勢により変更の可能性があります。 心配な方は出発前に電話でご確認を↓ 【小砂焼 春の陶器市】 日時:5/2(日)・5/3(月祝) 10時~15時 会場:藤田製陶所 入口(那珂川町小砂2710) お問い合わせ:0287-93-0703 ☆陶芸体験は奥の「陶遊館」にて 料金は藤田製陶所HP内(下記リンク)に記載 ※2019年開催時の様子↓ ![]() |
江戸の後期、水戸藩主の徳川斉昭が
殖産興業政策として陶土を探させた際に
小砂の地で陶土が発見されたことをきっかけに
誕生したといわれています。