[放送内容]2021年3月11日
国指定文化財「唐の御所」山林の遊歩道を上の方まで歩くと
たどり着くのが 唐の御所。 通常は柵が二重になっていますが 今回は 特別に許可を頂き、 横穴近くの柵まで寄って 中の様子を撮らせていただきました。 「工人」と呼ばれる当時の職人が
凝灰岩を彫って作ったもので 中はファミリー用のテントくらいの広さ。 天井は屋根のような斜めの勾配、 その中央には梁のような凸部分。 外には庇のようなものもあって、 まさに「家」のような作りです。 精巧な点では全国的にみても屈指のものだとか。 : 昭和9年には国の史跡となった唐の御所ですが 当時にはすでに中のものは無かったそうで 誰が埋葬されていたのか、埋葬品はあったのかなど まだまだ謎も多いとか。 現在も、国士舘大学と協力して 調査が続行されているそうです。 これからどんなことが解明されていくのか!? 想像するとワクワクします(´▽`*) : また唐の御所の周辺には 遠見穴、姫穴などの名称で呼ばれる横穴墓があって 中に入れるものもあります。 ※崩落しているものや 柵がある所には入らないでください 「遠見穴」の中には 葉っぱや弓?のような彫跡が。 :
「厩穴」も 近くで見ることが出来ます。 :
横穴周辺は遊歩道がありますが 一年を通して、落ち葉が降り積もっているため 足もとに注意! 散策の際は安全に十分配慮してください また、唐の御所までは 慣れていないとハードな道のりです。 無理をせず、休憩しながら登りましょう! 【唐の御所横穴】 道の駅ばとう から国道293号を 南方面に進むと、左手に案内看板が見えてきます。 そちらを参考にお越しください。 |
横穴墓群(大昔の墓)が散在しているのは
ご存知ですか?
中でも有名なのが
国の指定文化財にもなっている
「唐の御所横穴」
駐車場に着いたら、民家の間を抜けて
奥の山へGO!