[MY TOWN なかがわ(2014年3月放送終了)]2012年1月19日
#16 八溝山のおいしい恵み![]() 畑を荒らす厄介者のイノシシを特産品として売り出そうと、
那珂川町は、平成21年に県内初のイノシシ肉加工施設を 開設しました。 ![]() 那珂川町和見に完成した施設は、約90平方メートルの平屋建て。
この建物のなかで、イノシシの解体から肉の加工までが行われています。 「 開設当初の状態を常に維持する 」を基本理念に、 この施設の衛生管理は、世界トップクラスです。 url] ![]() 搬入できるイノシシは、
箱わな・くくりわなにより捕獲された 生きている個体に限られています。 イノシシがわなにかかっているのを確認したら、町に連絡をし、 那珂川町の職員が保冷車で現地に向かいます。 担当者が必ず目視検査をしてから、止め刺し・放血作業が行われます。 そして更に、 県塩谷南那須農業振興事務所、県北家畜保健衛生所、宇都宮大学、 県食品衛生協会、県保健衛生事業団 の5つの機関の検査に合わせて、 定期的につくば分析センター、横浜検疫所、県北健康福祉センターにも 検査を依頼するなど、徹底した管理が行われています。 そんな安心・安全な管理が評価され、 町内、県内はもちろん、銀座や新宿、仙台の有名レストランにも お肉を出荷しています。 イノシシ肉というと、ちょっとクセがあるんじゃ……と思っている方も なかにはいらっしゃると思います。 お肉の臭みをとるには、放血作業を行うことがポイントです。 八溝ししまる加工処理施設では、4、5日間かけて放血作業を行っているので、 とても品質の良いお肉が出来上がるのです。 ![]() 八溝山系を元気に走り回った 八溝ししまるは、
香りが良く、しっかりとした歯ごたえの中にも柔らかさがあるのが特徴です。 低カロリーで、地方によっては「風をひいたらイノシシ肉を食べろ!」 と言われているほど、イノシシ肉は栄養のある食品として知られています。 噛めば噛むほど口のなかに広がる、深い旨みと味わいを ぜひ、味わってみてください! [url=http://www.town.tochigi-nakagawa.lg.jp/22kankou/22kankou_04kategory/syoku/2009-1020-1436-52.html]☆ 八溝ししまる取扱い店はこちら ☆[/ |
近年、人里に出没するニホンイノシシの数は増加傾向にあり、
那珂川町も例外ではありません。
農作物に被害を及ぼし、年々増加しているイノシシを捕獲し、
そのお肉を地域資源としたものが『 八溝ししまる 』です。
イノシシ肉の加工施設の設置は県内初で、
全国から大きな注目を集めています。
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