[エール放送後記]2020年4月13日
【ギャラリーなすのら】![]() ここで、造形作家の小林基樹さんにお話伺った。 ギャラリーには思わず「アッ」と驚くような 作品がズラリと並んでいる。 人も物も、命には限りがある。 しかし「物」には朽ちる前に新たな「命」を 吹き込むことができる。 小林さんは、そんな朽ち果てそうな金属や木に加工を施し、 生き生きとした作品に蘇らせている。 ![]() 長年生きてきた「物」と「物」だからこそ、 合わさると「ストーリー」が生まれてくる。 小林さんの作品には、作品の声が聞こえてくるような気がした。 それにしても、小林さんが手掛けた作品のクオリティがすごい! 落ちていた金属でつくったアメリカの星条旗なんて、 すごい迫力。 ![]() 一方で、銅像かのように見えたプラスチックの人物像は 緻密に描かれていて見分けがつかないほど。 小林さんと話していて感じたことは、 朽ちることは悪いことではなく、どう朽ちていくか! それが大切なんだなとかんじた。 ![]() |
2020年4月6日
【黒磯駅前】新しさと古さが共存する街「黒磯」。
今回、僕らが足を運んだのは、那須塩原は黒磯駅前。 ![]() ここで、黒磯観光協会の鶴見さん、
カネルブレッド、オーナーの岡崎さんをはじめ、 たくさんの方々にお話伺った。 ここ最近、街並みが大きく変化している「黒磯駅」 そして「駅前」。 7月には、新図書館「みるる」が開館予定。 外から少しだけ中の様子が見えたが、 吹き抜けになっていて、広々とした空間。 大人はもちろんのこと、 お子さんにとっても嬉しい場所になること間違いない。 近代的な施設が誕生し、少し寂しい気持ちもあったが、 一方で眞善の大好きなお蕎麦屋さん、 「ふよう」など、昔ながら風情ある雰囲気も共存している。 そして、今回訪れたもう1つの場所、「カネルブレッド」。 新しい黒磯駅の雰囲気にマッチしている。 テラスにパソコンを広げてコーヒーを一杯! それだけで「できる男」になった気分・・・。 ![]() 取材中も、次から次へと若いお客さんが来店し、大盛況。 オーナーの岡崎さんもおっしゃっていたが、 全国各地からパンの職人を呼んでこだわりのパンを提供。 すべてが完結できてしまう街。 それがこの「黒磯エリア」。 ![]() |
2020年3月30日
【対談】毎回、対談企画は面白い化学変化を
見せてくれる。 今回、僕らが足を運んだのは、 那須塩原は野間にある養蜂園「大野養蜂園」。 ![]() ここの会長である大野さん、 そしてチョウザメを養殖してキャビアを生産している 渡辺さんとで、対談をした。 お2人は、以前この番組でそれぞれ、 クローズアップしたが、「生き物」が相手のお仕事! という共通点から、この度、対談に至った。 ![]() 何年もかけて、やっと採れる「キャビア」。 その時のために、日々、水質管理・餌の管理を 徹底する渡辺さん。 一方、ミツバチが生きるために採ってきたハチミツを、 いただいて商売をする大野さん。 どちらも相棒となる「チョウザメ」「ハチ」がいなければ 仕事にならない。 だからこそ、大切に、そして愛情をもって、 その相棒と接している。 始めるきっかけや、仕事に対する想いは異なっても、 「チョウザメ」や「ハチ」に対する想いは、 同じなんだなと、話していて感じた。 ![]() そんなミツバチが頑張って働いた結晶である 「はちみつ」を食べさせていただいたが、 花によって味が全然違う! 特に、蕎麦のはちみつ、ビルベリーには驚きだった。 改めて、生き物の力ってすごいなと!感じる対談になりました。 ![]() |
2020年3月23日
【サンノハチ】あの頃の活気をもう1度。
今回、僕らが足を運んだのは、 那須塩原は永田町3-8にあるお店、その名も「サンノハチ」。 ![]() ここのオーナーである瀬尾弘司さん、
設計を手掛けた都市大学の福井さん、 そして、スタッフのユキオさんと、ゆみこさんにお話伺った。 もともとは旅館だった歴史ある古民家を改装し、 店舗として生まれ変わった「サンノハチ」。 店内には栃木県を中心とした、 体に優しく珍しい食べ物が、ずらーっと並んでいる。 ![]() オーナーの瀬尾さんは、もともとこの西那須野で育ち、 当時の活気ある街並みを再び蘇らせたい! という想いで、このお店をオープン。 ご自身もオーナーでありながら1人のお医者さんとして、 普段は宇都宮でご活躍。 もちろん1人では、オープンには至りません。 福井君やスタッフの皆さん1人1人の出会いが。 そして、それぞれのポテンシャルが集結して、 この素晴らしいお店が誕生したわけ。 ![]() 地域の方々、そして県外からのお客さんの
コミュニティの場としても活用していきたいという 瀬尾さん思い通り、取材中もたくさんのお客さんが次から次へと来店。 ただの「食料品店」ではなく、 瀬尾さんやスタッフの皆さんと話がしたくて訪れたい! そう思わせてくれるお店だった。 ![]() |
2020年3月16日
【BAR夜藤】昼も 夜も 明るい温泉郷となることを願って。 今回、僕らが足を運んだのは、 那須塩原は塩原温泉郷にある「くだものやカフェ藤屋」。 美味しいケーキや塩原名物「とて焼き」が 味わえるカフェだが、なんと今、夜になると 「夜藤」というBarに姿を変える。 お話を伺ったのは、夜藤の代表である君島ななさんと、 藤屋の櫻井さん。 ![]() 夜になると明かりが消え、
真っ暗になってしまう温泉街をどうにかしたい! という想いで、君島さんはBarをオープン。 今では、火曜・金曜・土曜の3日間お店を開け、 地元の方や仕事終わりの女将さん、仲居さん、 観光の肩などの交流の場になっている。 Barというからには、当然メニューにはお酒がメイン。 栃木の美味しい地酒をはじめ、オリジナルのカクテル、 おつまみも豊富なラインナップ。 ソルティー(塩)ローズ(薔薇)で 「しおばら」というカクテルには一本取られた・・・。 もともとは地元であるこの塩原が あまり好きではなかったという君島さん。 しかし、数年前にワーキングホリデーで海外に住み込み、 地元を離れて初めて、塩原の魅力を感じたそう。 今では、その魅力を発信する側になっている。 人生って分からないものです。 ![]() 個人的には君島さんの「甘くほろ苦い恋の味」を 詳しく聞きたいところではあるが、それは! 次回、お酒が進んだ時にしよう・・・。 昼も夜も「明るい」塩原温泉郷になることを強く、 願うばかり。 ![]() |
だからこそ、今を大切に生きていきたい。
今回、僕らが足を運んだのは、
那須塩原は下永田エリアにある「ギャラリーなすのら」。