[エール放送後記]2021年3月29日
【最終回~塩原温泉ぶらり旅~】![]() 毎週木曜日は「那須塩原」の取材の日! 約8年、ずっとそれが僕らのライフワークだった。 どんなに寝不足でも、二日酔いでも、調子が悪くても 取材に来ると元気が出る。 車のドアを開けた瞬間に広がる那須塩原の景色、 空気が、僕らを出迎えてくれた。 今日はどんな場所に行けるだろう、どんな人に会えるだろう。 そして、その予想を毎回上回ってくる那須塩原市民の皆さん。 だからこそ、この番組は事前の打ち合わせや原稿など、 余計な演出はすべて省いてきた。 この番組はドラマでも舞台でもない。取材番組だから。 「ありのままを切り取る」。しかも楽しんで! そのポリシーで長年、旅を続けてきた。 いつ、どんな時も快く僕らを迎え入れてくれた、 那須塩原市の皆さん、ありがとう。 取材終わりにフラッと立ち寄っても、入ってきな! とタオルを渡してくれた温泉宿の皆さん、ありがとう。 僕らのやりたいようにやらせてくれた市役所の皆さん、ありがとう。 僕ら制作とリスナーの皆さん、 そして那須塩原市が、ちょうど正三角形でお届けできたのがこの番組。 その三角形は週を追うごとに、 大きく、大きく成長させることができた。 ![]() 長い旅を通して気づいたことがあります。 「那須塩原」が魅力的なんじゃない・・・。 「那須塩原」に生きる人が魅力的なんだということ。 豊かな自然も日々、丁寧に管理している人がいる。 温泉も、守り続ける人がいる。 牧場も、畑もみんな、そこにはプロフェッショナルがいる。 そんな方々がいるから「那須塩原」は魅力的なんだろう。 そしてその「プロフェッショナル」に話が聞けた「エールなすしおばら」。 なんて幸せなことか。 ![]() 長い「旅」が、もうすぐ終わろうとしている。 色んなことがあったな~、でもすべてが良い思い出。 今回の旅は、お土産が多すぎる・・・。 また会いに来ます! 本当に、ありがとう、そして、さようなら。 那須塩原に感謝。 那須塩原の明るい未来にエールを。 そして、あなたの素敵な人生にエールを。 Bye Bye ![]() |
2021年3月22日
【国際交流員】今回は、眞善の相方であるフロリンを
レディオベリーのスタジオに招いて、 これまでを振り返った。 フロリンは国際交流員として、 那須塩原と、オーストリアの架け橋となって、 交流を図り、魅力を発信している。 この国際交流員という存在は、 この番組にとって、非常に重要な存在だった。 「那須塩原」という街を、市外・県外を飛び出し、 海外からの目線で見てくれる。 当たり前だと思っていた日本の常識を覆し、 時に、あっと驚くような発見をさせてくれた存在。 そんなフロリンも、番組当初は日本語も、 まだ決して上手とは言えないほどだった・・・。 しかし、彼女の努力、そして日本に対する愛で、 みるみるうちに上達。 今では、スタジオで眞善と1対1ですらすらと話せるように。 改めて彼女のポテンシャルを実感した。 ![]() 右も左も分からないラジオ取材。
ましてや、打ち合わせも原稿もないこの番組で取材をするというのは とてもハードルが高かったはず。 しかし、彼女は乗り越えた。 また、番組を盛り上げてくれた。 改めて、フロリン。ありがとう。 ![]() そしてその国際交流員という存在は、フロリンの前にもう1人。 アリスというフランスから来た女性。 彼女はとにかく頭が良い。 ブレない信念と、ユニークな発想を持ち合わせ、 僕らを日々、楽しませてくれた。 アリスがいるだけでまわりが明るくなった。 毎回ジャンルが変わる取材先に対して 「フランスではどうなの?」という質問にも、 瞬時に答え、新たな気づきを与えてくれた。 今では、そんな経験を糧に 「オリンピック・パラリンピック組織委員会」で活躍している。 ![]() フロリン、そしてアリス。 彼女たちがいなかったら、この番組は成り立たなかった。 本当にありがとう。 そして次回、27日の放送でこの番組は 9年の歴史に終止符を打つ。 最後はこの番組らしく、取材で締めくくりたい。 どうか、最後までご愛聴ください。 ![]() |
2021年3月15日
【青空プロジェクトTHE DAY】自粛でナマッた身体に沁みる取材・・・。
いや~疲れた、でも、それ以上に楽しかったな~。 今回、僕らが足を運んだのは、那須塩原は中塩原地区エリア。 ここで、「青空プロジェクトTHE DAY」代表の君島陽一さんと、 奥様の良美さんにお話伺った。 ![]() 今年1月の放送で、電話取材をさせて頂いた君島さんの活動だが、
実際に見てみたい!体験してみたい!ということで、 今回、再び現地でお話を伺わせていただいた。 耕作放棄地となってしまった土地、 そして、今では野生動物の住処となった町道など、 先人たちの築いてきた自然の魅力を守り、次の世代に繋いでいこう! それも楽しみながら! そんな君島さんの想いに賛同した地元の仲間たちが集まり、日々、活動。 野生動物が増え、畑などの農地が荒らされてしまう! でも、それは必ずしも動物の責任ではなく、 そうさせてしまった人間にも原因がある。 だからこそ、お互いが住みやすい環境をつくる。 それが、今回のパトロールの発端でもある。 ![]() 君島さんらの活動には、地域の先輩方も期待していて、
応援してくれている。 “地域”で守りたい。言葉の節々にそう話す君島さんの想いは必ず実現し、 人間も動物も生き生きと暮らせる日が来ることを願うばかり。 ![]() ![]() 初級コースから上級コースまで幅広いコースが体験できる「獣害パトロール」 とてもエキサイティングなパトロール。 ぜひ、参加していただきたい! ![]() |
2021年3月8日
【モンロー明日香さん】今回、僕らが足を運んだのは、
那須塩原は青木地区にある道の駅「明治の森黒磯」。 ここで、北関東を中心にカメラマンとして 活躍しているフォトグラファーの 「モンロー明日香」さんにお話伺った。 やっぱり、現地って良い~。 現場に流れる風、香り、そして音。 当然、リモートでは感じることのできない心地良さが、 そこには広がっていた。 そして、カメラ・写真も同じく、 その空気間がとても重要なものの1つ。 明日香さんも言っていましたが、 数年後・数十年後に見返したときに蘇るのは、 単なる「画」だけでなく、当時の季節・温度感・気持ちなどなど、 たくさんの想い出が。 ![]() だからこそ、「ハイチーズ」の写真も良いけど、
日常の切り抜きも、重要なんだなと改めて。 不思議なもので、好きなものを前にすると、 人間、ニヤニヤ笑顔になってしまうもの。 それはマスクをしていても感じ取れる笑顔、 明日香さんの写真に対する想い、 ひしひしと感じ取ることができた。 ![]() さて、そんな明日香さんと一緒に撮り合った写真、
眞善撮影がこちら! ![]() モンロー明日香さん撮影がこちら! ![]() 写真大好きが集まると、こうなる! ![]() |
2021年3月1日
【秋山製麺】今回、お電話でお話を伺ったのは
那須塩原は関谷エリアの「秋山製麺」 6代目の秋山直道さんと、奥様の のぞみさん。 100年以上続く、伝統あるうどん・そば。 その変わらぬ味を守り続けている。 実は電話取材をした日の約1週間前に、 交通事故でお父様が、お亡くなりになったばかり。 僕らも迷った。 直道さんにものぞみさんにも、 なんと声を掛けたらよいのか・・・。 しかし、お父さんの想いを、そして受け継いできた麺を伝えたいと、 お話しいただき、辛い状況の中、取材をさせて頂いた。 取材日の前日に届いたうどんや、お蕎麦の味は、 紛れもなく100年以上愛された「秋山製麺」ならではの味! 歯ごたえだけでなく、香りと自家製粉にこだわった麺は、 飲み込んだ後も、ずっと口の中を楽しませてくれる。 1つ願いが叶うなら、お父さんともお話がしたかった。 お父さん、聞いてくださったかな~。 残念ながらお父さんのつくった「うどん」は、 食べることができませんでした。 でも、直道さん・のぞみさんがつくった「うどん」は食べました。 凄く美味しかったです。 そして、お父さんが守ってきた「秋山製麺」を 夫婦二人三脚で守ってくれています。 ![]() |
美味しい取材だった。
最後に僕らが足を運んだのは、那須塩原は塩原温泉郷。
これまで、何回も足を運んだ場所も、
最後となると、色々想い出し、寂しいもの。
50年以上、この場所の歴史と共に歩んできたお店
「水車(みずぐるま)」のツヤコさん。
そして、取材日がちょうど歴史の幕開けとなった
「ダイナーN」の小山さん。
期せずして、対極の2人に、お話を伺うことができ、
まさにこの取材が、番組の集大成。