[番組で紹介した情報]2020年10月20日
日光市の課題を解決しながら、新ブランド誕生 |
[INFORMATION]2020年10月20日
ファーマーズフォレストグループからのインフォメーション!■「道の駅うつのみや ろまんちっく村」インフォメーション
先週「フェアフィールド・バイ・マリオット」がグランドオープンし、ろまんちっく村には、「ヴィラ・デ・アグリ」をあわせ宿泊施設が2か所になりました。 どちらも、Go Toトラベルキャンペーン対象施設です。もちろん、飲食店や直売所でも「地域共通クーポン」がご利用いただけます。「フェアフィールド・バイ・マリオット」への宿泊予約は、06-6743-4793まで。また、和室や温泉を備えた「ヴィラ・デ・アグリ」のご宿泊は028-665-8181までお問い合わせください。この秋、遊んで、温泉に入って、泊まって!ろまんちっく村を満喫しませんか。 ■宇都宮アンテナショップ宮カフェ1F「@miya」インフォメーション インスタ「oimo.jp(おいも・ドット・ジェイピー」に紹介されました! 宮カフェで販売中の、宇都宮市若山商店さんの「スィートポテト(プレーン・りんご・紫芋)3種類(税込)各140円」がインスタグラムで紹介されました。リーズナブルなのに満足感たっぷりの一品です。存在のある“お芋の白餡”と、りんごのカットが入った“りんご餡”、ほんのり洋酒を感じるバターのような“紫芋の餡”。どれも食べ応えも十分。インスタグラム「oimo.jp(おいも・ドット・ジェイピー」でも話題沸騰、この秋おススメのスイーツはいかがでしょうか。 ■栃木市アンテナショップ「コエド市場」インフォメーション 今週のコエド市場の新作パン! コエド市場では日々新作パンに取り組んでおります。今週の新作パンは、しっとりもっちりとした生地にメープルスブレットを包み込み、メープルソースをかけてじゅわっと丁寧に焼き上げた「もっちりとしたメープルブリオッシュ(税込み)150円」です。スプレットとソースのWで押し寄せてくるメープル感はちょっとした幸せ気分になりますよ。ぜひともお店で出来立てをご賞味ください。 ■ろまんちっく村クラフトブルワリーインフォメーション 新商品「ニッコー ハジカミエール」登場 ビール麦の一大産地・栃木県産の麦芽を使用し、ドライに仕上げたブリュットスタイルのビールに日光市産の山椒を加えて作った新商品「ニッコー ハジカミエール」。山椒の別名「はじかみ」を商品名に取り入れました。突き抜ける山椒の爽やかな柑橘の香り、すっきりスパイシーな味わい、ニューテイストビールの誕生です。アルコール分は6%。1本330ml、(税込)630円です。ろまんちっく村あおぞら館、「トチギフト」オンラインショップにてお求めいただけます。透き通る金色に輝くビールで秋の夜長をおたのしみください。 |
●すでに紅葉が見頃を迎えている奥日光では、「リッツカールトン」や「ふふ日光」等のハイブランドホテルのオープンや、GoToトラベル効果も相まって、賑わいを見せている様ですね。お土産品も動き出してきたそうで、少し安心しました。
●ところで、日光のお土産というと、何を思い浮かべますか?
●湯波・羊羹などが有名ですが、実は、日光エリアに根付く食文化はいくつかありまして、興味深い食材があるのでご紹介させていただきますね。
●その前に、鹿島田さんに当ててもらおうかなぁ~。ヒントは、「ピリピリ感がたまらない!」。さて、何でしょう?
●正解は「山椒」です。
●日光市内には、“山椒”が、住宅地から標高約1300mに至るまで、幅広く生育していて、栽培農園もあるんですよ。
●無病息災と豊作を祈る儀式「輪王寺の強飯式(ごうはんしき)」や「生岡神社(いきおかじんじゃ)の子ども強飯式」にも山椒が使用されているほど、昔から生活に溶け込んだ存在だったんですね。
●“山椒の粉”や“山椒のつくだ煮”等の土産品も多くあります。現在、野生の山椒は規制対象で使用できないため、栽培されたものに限られているそうです。
●そうした中、栽培農家さんが“担い手不足”や、“食材のロス”などの課題を抱えていらっしゃるという状況を知りまして、「何かできることはないか」と皆さんと一緒に考えさせて頂いたんです。
●実は、今年3月頃「日光市の山椒と発酵食品おもてなしレシピ展示会」をろまんちっく村で実施しまして、番組でもご紹介させていただきましたが、覚えてらっしゃるかな。
●配布していたレシピ集が“あっ”という間に無くなってしまうほど好評だったんですよね。
●今回は、「日光国立公園の環境に配慮した土産物品の開発」というテーマもあり、これまで利用されてこなかった時期の“山椒”をつかった「クラフトビール」の醸造に挑戦しましたよ~。柑橘系の香りが、飲む前と飲んだ後にくる2段構えに加えて、味覚を敏感にしてくれるという“山椒”の効能を活かして、『日光の食』の素材本来の味わいを感じられるような仕上がりのビールが誕生しました。
●こちらの商品は、“山椒”の古い呼び名“はじかみ”という言葉を用いて「はじかみエール」と名付けまして、ボトルラベルも、高級感かつ可愛らしいデザインに完成しました。また、アフターコロナに向け、訪日外国人の方にも手に取っていただけるように、英語の表記も入れているんです。
●また今回、「日光国立公園の環境に配慮した土産物品の開発」として、日光市の抱える課題の一つ、『鹿による食害の問題』にも注目しました。この課題を解決しながら、なにか貢献できないかと、鹿革や鹿のツノを、商品化することで、環境意識を高めてもらおうという取組みも始まっています。
●鹿革は、小物の持ち運びに便利な“サコッシュバッグ”や“編み込みのペンダントストラップ”、鹿の角は、愛犬用の玩具として商品化しました。
●これらの仕入れや商品化の作業等では、日光市内の方々にご協力をいただきながら行っていまして、「地域ぐるみの取り組み」に発展することを、目指していきたいと思っています。
●最近、実施された「日光国立公園に関するアンケート調査」では、食と観光土産品に関する評価が、他の国立公園に比べて低いことがわかってきています。日光には、まだまだ魅力を発掘できる素材があると思いますので、今後もこの課題に対する貢献策を打てればと思います。
●今日ご紹介した商品は、まだ試験販売ということで、日光市内の宿泊施設や物産施設、また“ろまんちっく村”“栃木県のアンテナショップとちまるショップ”の他、トチギフトのWebサイトでのご紹介となります。●詳しくは、トチギフトホームページまたはファーマーズ・フォレスト028-665-8800にてご確認くださいね。
●ということで、今日は「日光市の課題を解決しながら、新ブランド誕生」の話題をお届けしました。