[番組で紹介した情報]2024年1月25日
『子育てのイライラ どう向き合う?』 |
2024年1月18日
『こどものダラダラタイムを考える。』…例えば 小学生のお子さんが、
学校から帰って来て 宿題もせずに ダラダラしている…。 そんな姿を見ると、つい小言を言いたくなってしまう人も 多いと思いますが、何か言うと、 雰囲気が悪くなったり、親子ゲンカに発展してしまう…、 そんな悩みも あるようですね。 こういう時、パパママは お子さんに、 どんな風に、声をかけてあげれば 良いのでしょうか? ::: まず、ダラダラタイムへ 突入してしまったお子さんに、 「いつまで休んでるの?」「宿題やらないの?」と問いつめたり 急かしたりすると、逆効果になる可能性・大です! …自分が子どもの頃のことを 思い返してみても…そうですよね~。 ::: そもそも、家に帰ったお子さんが、どうして ダラダラするのかというと、その「ダラダラタイム」は、 人間の脳の特性から見ても必要なモノだから…! 学校で1日を過ごしてきたお子さんは、 きっと、体も心も疲れています。 特に頭の中は、その日に取り込んだ 新しい情報で、パンパン! ちょっと一息ついて ダラダラする時間は、 ストレスをやわらげながら 頭の中を整理して 次の行動に 備える…、実はとても、大事な時間でもあるんです。 なので、お子さんが ダラダラしているのを見たら、 「脳を整理する時間を 過ごしているんだな」 「心を休めているんだな」という視点も 意識してみましょう。 ::: そこで もし、声をかけるのであれば、 お子さんの様子を よく観察してみます。 疲れていたり、イライラしている様子に気づいた時には、 「どうしたの?疲れてる?」「何かあった?」と、 様子を汲み取って 言葉にしてみると、 お子さんは「うん、実は今日ね…」と、 その日にあったことや、困りごと、 グチなどを、話してくれるかも知れません。 お子さんが 話をしたくなるような 雰囲気作りも、大切です。 ::: また、お子さんの「ダラダラタイム」を 親子のコミュニケーションに利用してしまうのも、アリですね。 パパママのほうから積極的に、お茶やオヤツを用意して、 「ちょっと、ひと休みしない?」と、ダラダラに誘ってみます。 一緒にオヤツを食べながらの 何気ない雑談は、 チカラの抜けた、良いコミュニケーションになりそうです。 お子さんによって、「ダラダラタイム」にも いろんな個性があると思いますが、 是非、その時々で、お子さんの状態をさりげなく観察して、 気持ちに寄り添った 声かけを 心がけながら、 お子さんが 日々を 楽しく過ごせるよう、 サポートしていけるといいですね。 |
2024年1月11日
『新聞の切り抜きと学力☆』皆さんのお家では、新聞はとっていますか?
デジタルで購読している、あるいは とっていないというご家庭も 多いと思いますが、 IT社会となった現代でも、新聞記事の切り抜き・スクラップは、 お子さんの学力を伸ばすのに 効果的なのだそうです。 新聞の切り抜き・スクラップが どうして子どもの学力につながるのか、 それには大きく 3つの理由が挙げられます。 ::: 一つは、「読み取る力がつく」。 新聞の切り抜き作業では、たくさんの記事に触れますね。 見出しや写真から記事の概要を把握し、 文章から 書き手の意図を読み取ること…、 知らない言葉があっても、前後の文脈からその意味を想像したり、 辞書で調べたりすれば、知識やボキャブラリーが 蓄積されていきます。 ::: そして、「書く力がつく」。 スクラップをまとめる時、記事の要点を短くまとめてメモしたり、 自分の意見や感想を書き出せば、書く力が 身につきます。 最後に、「情報をあつめて、整理する力がつく」。 スクラップする 記事を選ぶときには、 情報を吟味し・選択するという、 意外と高度な作業が 行なわれます。 「どの記事がいいかな~」と考えて探す経験によって、 情報を収集する力が磨かれ、また、 切り取った記事が バラバラにならないように 新聞の名前や日付をメモしたり ノートや台紙に貼って 保存する作業では、 情報を整理するスキルも 自然と身についていきます。 ::: この「読みとる力」「書く力」「情報を集めて 整理する力」が 幅広い学習効果につながることは、 勉強したことのある人なら 感覚的に分かるところですよね。 日本新聞協会の 2019年度の調査によると、 「新聞スクラップとコメントの記述」を、 週に1回以上行なう小学校では、全国学力テストの正答率が 国語・算数ともに 平均を上回っていたそうです! ::: 新聞の切り抜きは、小学校低学年からでも 新聞、ハサミ、ノート、のり、筆記具などがあれば、 気軽に 実践することができます。 複雑な文章が 読めないうちは、写真つきの易しい記事から お子さんの興味のわくものを選んで。 それをノートに貼って、余白には 新聞の名前と発行日、 記事に対する感想や 自分の考えなどを 書き込めば、完成です。 ::: さすがに、毎日続けることは 難しいかも知れませんが、 先ほど紹介した、新聞協会の調査のように、 週に1回でも、チャレンジしてみる価値はありそうですね♪ また、この作業は、お子さんがどんなコトに 興味があるのかを知るよい機会にもなると思います。 時には 親子で一緒に 新聞を広げて、 眺める機会を 設けてみては いかがでしょうか。 |
2024年1月4日
『ねんトレのハナシ☆』「ねんトレ」とは、「ねんねトレーニング」の略。
赤ちゃんが、抱っこや授乳など ママやパパの助けを借りずに、 自分のチカラで 眠れるようになるための、練習のことです。 近年は、子育て中の医師が書いた“ねんトレ本”なども 出版されていて「寝かしつけ・夜泣きが大変で困っている!」 という ママやパパから注目されています。 今日は、そんな「ねんトレ」のポイントを、 一部、ご紹介してみましょう。 ::: まず、この「ねんトレ」を 始めるタイミングは、 赤ちゃんの 生活リズムが整い始める生後6ヵ月頃からが 良いとされていますが、それより遅くても 問題はありません。 ただ、1歳半を過ぎた場合には、お子さんのやる気と 相談しながら、ゆっくり進めましょう。 ::: そして、「ねんトレ」に必要なのは、 赤ちゃんが 眠りに入るまでの ルーティンをつくることと、 眠りにつきやすい環境を 整えてあげることです。 具体的には…、就寝時間の 少し前から、 お部屋のテレビやラジオを消し、照明も控えめに。 そして、お布団へ移動したら、ユッタリ、 30分くらいかけて「おやすみの儀式」を始めます。 絵本を読んだり、子守唄を歌ったり、 おなかをトントンしたり…♪ 赤ちゃんがいちばんリラックスできるスタイルを見つけて、 それを 毎日の ルーティンにしましょう。 ::: ルーティンが終わったら、明かりを消して、 ママ・パパは、部屋を出ます。赤ちゃんが泣いても 数分間は 様子を見て、泣きやまなければ 部屋に入り、 声をかけます。これを繰り返しながら、 部屋に入るまでの時間を 徐々に長くしていき…、 最終的には、一人で寝つくようになります。 この流れを2週間も続けると、赤ちゃんはだんだん慣れてきて、 一人で眠れるようになる…というのが、 ねんトレの基本なんですね。 ::: ネントレ中は、どうしても赤ちゃんを泣かせることになるので、 「かわいそう」と感じることも あるかも知れませんが、 ネントレが 赤ちゃんの心の成長に悪影響を与えないことは、 医学研究によっても証明されているそうです。 ママやパパが、夜、眠れなくて、睡眠不足を感じているなら、 ためらわず、ねんトレに チャレンジしましょう! ネントレをするのは、赤ちゃんと家族の笑顔のため…♪ 最初は 泣いたとしても、 みんなが笑顔で過ごせる時間が増えたら、 赤ちゃんにとっても 幸せなハズですよね♪ ::: ほかにも、「ねんトレ」の参考になる 本を読んでみると、 規則正しい生活リズムのつくり方や、朝の起こし方、 月齢別のポイントなども、詳しく載っています。 赤ちゃんの成長度合や、ママ・パパの気持ちに合わせながら、 無理せず、ゆったり、取り組めたらイイですね。 |
イライラしてしまうこと、ありますよね。
あるデータによると、子育てをする人の 9割以上が、
子育てによるイライラを 感じているそうです!
でも、イライラが抑えられないと、
お子さんに申し訳なく思ったり
自信がなくなってしまうことも…。
そんなイライラに ココロを支配されないためには、
どんな工夫ができるのでしょうか。
:::
すでに皆さん、試行錯誤されていると思いますが…、
イライラしてしまった時には、一度、そのイライラが、
一体どこから、どんなふうに生まれているのか、
掘り下げて・分析みるのも、一つの方法です。
そのとき ポイントとなるのは、
イライラの裏側には、必ず、
「不安」や「心配」、「悲しみ」など、
“元になる感情”が 隠れている、ということ!
:::
例えば、お子さんのことだったら…
「せっかく栄養バランスを考えてごはんを作ったのに、
食べてくれなくて、傷つく。」とか、
「着替えを 早く済ませないと仕事に遅れてしまい、
肩身の狭い思いをして、つらい。」とか。
掘り下げてみると、期待を裏切られたという“悲しみ”や、
良くないことが起こるのではという
“心配”“不安”などが 見えてきます。
:::
そもそも、こうした 悲しみや
心配・不安から イライラが生まれるのは、
人のココロの 防御反応としては、当然のことです。
そんな風に、自分の気持ちを掘り下げて・認めてあげるだけでも
ちょっと、ココロが軽くなるかも知れませんが、
さらに、そのイライラを おさえたいと思う時には、
自分の気持ちや考えを ちょっとずつ、
変えてみるのもオススメです。
:::
先程の例で言えば…、
「栄養バランスは 少しずつ整えていけばいい、
元気でいればいい」と、ごはんに対するハードルを下げてみたり。
「明日は あと5分だけ早起きして 支度をしてみようかな」と
時間の使い方を 工夫してみたり…。
できるところから、自分で自分の行動を選んだり、
見通しを立てることができるようになると、
イライラは少しずつ 減っていくかも知れません。
:::
イライラの原因には、お子さんだけでなく
パートナーや 一緒に暮らす その他の家族、
職場の同僚や上司など、いろいろあると思いますが、
同じように向き合ってみると、案外、
イライラが軽減するかも知れませんね。
…とは言え、どうしても譲れないライン、
できないコトは 沢山あると思います。
イライラは、無くすのではなく、“減らす”ことを目標に
少しずつ、できるところから 実践していけたらイイですね。