[番組で紹介した情報]2018年11月28日
ワタナベさん |
2018年11月21日
「ママのスカート」紹介絵本 ママのスカート
文:キャロル・フィブ 絵:ドロテ・ド モンフレッド 訳:木村カエラ 千倉書房 1,620円 店番をしていると、お母さんのスカートを引っぱって一緒に絵本を探している男の子をよく見かけます。 私の子ども達は三姉妹ですが、男の子って甘えん坊でかわいいなぁ、とほほえましく思う瞬間です。 今回紹介するのはフランスの絵本で、そんな男の子を持つお母さんはきっと心ときめいてしまいます。 フランスでは、親のそばを離れない子供のことを「ママのスカートの中にいる」をいうことがあるそうです。 「ぼく」のママのスカートはとってもいいにおいがして、長いのや、短いもの、チェック柄、花柄など、素敵なスカートばかり。 それらのスカートをめくると、中に「ぼく」が住んでいる仕掛け絵本になっています。 ママの素敵なスカートの中で、「ぼく」の生活はとても楽しくてわくわくします。 子どもはやがて成長して大きくなってしまいます。 子どもならではの言葉や仕草は、ほんの一時かもしれません。 だからこそ貴重で、大切な時間だと思います。 なにげない日常を幸せな気持ちにさせてくれる絵本です。 |
2018年11月5日
「たいせつなあなたへ」紹介絵本 たいせつなあなたへ あなたがうまれるまでのこと 1.296円(税込)
サンドラ・ポワロ=シェリフ 訳:おーなり由子 講談社 あかちゃんって不思議。 泣いても笑っても寝ていても…何をしていても可愛くて、とっても癒されます。 赤ちゃんがそこにいるだけで、場の雰囲気がやわらかくほっこりして、そのパワーってすごい!と、いつも思います。 当店には赤ちゃんのお客様がたくさんご来店くださいます。 その度に、おもわずにっこり、とても幸せな気持ちになります。 そして赤ちゃんのために絵本を選んでいる家族。素敵な時間ですね。 赤ちゃんを授かって、生まれてくるまでの時間、おかあさんはとっても幸せで、ちょっぴり不安です。 けれども早く赤ちゃんに会いたくて、その日を待ち焦がれています。 生まれた後は育てるのに一生懸命で、自分の時間なんてありません。 あっという間に日々が過ぎていきますが、そんな時にふとこの絵本を開いてみて下さい。 きっと「生まれてきてくれてありがとう」と思わず口にしてしまうでしょう。すべての人に贈りたい、繋いでいきたい一冊です。 |
2018年11月5日
「森の絵本」紹介絵本 「森の絵本」
作:長田弘 絵:荒井良二 一見緑一色の森ですが、一歩二歩と足を踏み入れるかのようにページをめくると、森の中には色とりどりの景色と美しい言葉たちが生き生きと広がっています。 それは水の輝きだったり、花の色だったり、夢だったり、懐かしい想い出だったり…。 そして、「きみのだいじなものってなに?」と、森はあなたにふと訊ねます。 そんな問い掛けに、私達は慌ただしい日々の中で忘れかけていた大切なことを思い出したり、日常の小さな幸せを感じたりするでしょう。 また、何かにつまずいた時や将来を考える時にこの絵本を開くと、心に潤いと勇気を与えてくれるはずです。 皆さんにとって書店もそのような森でありたい。 この絵本はタイトルからまさに、BOOK FORESTの看板絵本となっております。 |
作:北村直子 偕成社 1,296円
ワタナベさんは、なべひとつでどんな料理でもおいしくつくる名人です。
おなべの中に次々と材料が入っていき、ぼっと火がついてワタナベさんの顔が真っ赤になった頃、いい匂いがしてきて、ふたがパッとあいたら出来上がり!
おでん、ちゃんこ鍋、ロールキャベツ、カレー、炊き込みご飯、クリームシチュー、中華鍋などなど、朝から晩まで大忙しです。
しかし、あるときナポリタンを注文されてしまいます。
フライパンがないとできない、とこまってしまうワタナベさんでしたが、悩んだ末に、なんと、なべひとつでできるナポリタンを作り始めます。
さてさてどんなふうに作ったのでしょう?はたしてそのお味は?
最後のページにはワタナベさん流ナポリタンのレシピ付。忙しい皆さんの味方です。
ぜひ、お試しあれ♪