[番組情報]2016年8月9日
今週も、村田発條株式会社 安在 裕志さんへインタビュー!![]() その当時は円高が進んでいたため、 現地企業への業務委託が多く、 海外で手にしたビジネスを継続するため、 そして新しくビジネスを確保し、成長するためには、 現地に会社を作るしかなかったそうなんです。 その成果もあり、中国では設立から2年後。 メキシコでは設立から3年経ち、 黒字経営となりつつあるようです。 ![]() 「メキシコMSC」が拠点を構えるのは 「アグアスカリエンテス州」という都市で メキシコシティから飛行機で一時間。 親日家の方も多く、日本企業も昔から進出しており、 治安もメキシコでは 一番安全と言われている都市なんだそうです。 メキシコでは、 不動産屋さんとの出逢いがキッカケで人脈が繋がり、 住むところはもちろん、工場への斡旋。 さらには、アグアスカリエンテス州開発局・長官への面会まで あっという間に進み、一年足らずで工場が建ったそうです。 メキシコでは、ビジネスに関してシステム的でなく、 人の繋がりが必要なんだと教えられたそうです。 当時、早くにビジネスをスタートできたのは、 上手く現地の人と繋がれたことが大きいとのことでした。 ![]() 現地では 「失敗はしてもいいけど、嘘はつくな」 というポリシーのもと指導・教育を行っています。 メキシコは女性が働き者で、 向上心が高い従業員が多いそうです。 やはり陽気的な方が多く、 年に一度はパーティーを開いて英気を養っているそうです。 とても明るい雰囲気の会社なんでしょうね! 今後については、海外展開の足元でもある 日本のマザー工場を生産・開発など盤石に固めて行くと共に、 各海外工場では、ローカル工場を任せられる マネージャークラスの人材育成を進めて行きたい! と、力強く話してくれました! ![]() 最後に、安西さんに世界への扉の鍵を開いていただきます! 海外展開において、最も大切なものは、、、 【 ポジティブとパッション 】 何事も積極的に前向きに、情熱をもって取り組めば 道は開けるものだと思います!! いかがでしたか? 今週も、 世界への扉がまた少し開いた音が聴こえたような気がします。 ![]() |
栃木県から世界各国へ進出する企業・人・物にスポットを当て、
海外展開のキーポイントを探っていきます。
先週に引き続き、宇都宮市に本社を構える、
村田発條株式会社の常務取締役
アメリカンMSC・メキシコMSC会長
安在 裕志(あんざいひろし)さん へ
インタビューしました!
先週は、海外進出までを中心に伺いました。
村田発條株式会社は、アメリカ進出を果たし会社を興した後、
平成23年に中国に現地法人を設立。
さらに翌年、平成24年にはメキシコに
「メキシコMSC」を設立しました。