[番組情報]2016年5月10日
菊地歯車株式会社 代表取締役社長 菊地義典 さんにインタビュー去年の6月にフランスの大手スネクマからタービンブレードの生産を受注。
2010年から海外の展示会に出るようにしているそうです。 また、現在でも、年一回は展示会に出展。 その中でも2011年のパリのエアショーでスネクマと出会ったそうです。 そこで、テストピースをつくってみないかというお話がでたそうです。 大きな会社と仕事ができるのは夢だと語ってくれました。
社員さんも同じ夢を追いかけています。 また、航空産業は伸びる産業という予測もあるので、 最終製品が大きなことに使われるのは誇りだとおっしゃっていました。 日本の中小メーカーで海外航空機関連大手と直接契約する例はなかなか無いとのことです。 そのような中でエアロエッジという新工場を足利に立ち上げたそうです。
一段上のものづくりや管理技術を一つずつ積み上げながら進まれているとのことです。 航空部品のものづくりは地味でストイックなものづくりが要求されます。 自動車が部品が30万点なのに対し、航空機は300万点と桁が違います。 難削材がキーパーツでハードルが非常に高いとのことです。 最初の加工条件などで、熟練の腕が試されます。 栃木の航空産業は県の産業育成のバックアップをもらいながら、県内の企業と連携を強めながらアピールすれば仕事も増えていくのではないかということです。
メーカーに技術面で頼られる日本一の会社になりたいとのことです。 また、エアロエッジは海外市場をにらんで今回の案件を足掛かりにさらに発展させていきたいとのことです。 最後に、仕事に大事なのは、「人」だとお話してくれました。 |
足利市の鉄鋼団地協同組合の中に6つの工場を構える菊地歯車株式会社。
自動車・建設機械・航空宇宙などの中型・小型精密歯車を製作。