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2019年9月9日

9月 「車いすあるある」

今回の【車いすあるある】は、

いつもよりちょっと踏み込んだ内容で、国会のバリアフリー化についてお話しします。
皆さんご存知のように、7月に投開票された参議院選挙で、
れいわ新撰組から筋萎縮性側索硬化症(ALS)患者の舩後靖彦さん、
余談ですが、舩後さんは僕と同じ拓殖大学のご出身なので、勝手に期待しちゃってます。

そして、頸椎損傷の木村英子さん、このお二人の重度身体障害者が当選したことにより、
国会の一部のバリアフリー化が急ピッチで行われました。国会議事堂の中央玄関には簡易スロープが用意され、本会議場の出入口近くで、
お二人が使うストレッチャー付の電動車いすでも席にアプローチできるよう固定式の席を外し、段差をなくす工事が行われました。更に、電動車いすや医療機器の電源を取るためのコンセントも取り付けられたそうです。

素早い対応!と拍手したいところですが、幾つか問題点があるような気がします。
まずは入口の問題から。
簡易スロープが設置された国会の中央玄関から、お二人は議事堂内に入ったものの、
本会議場に続く階段は上がることができないため、迂回して議事堂の裏口から入ったそうです。次に座席の位置問題ですが、国会の慣例として当選回数が少ないほど前の列になるそうです。しかし、彼らの席は最後列。障害があるから仕方ないのでしょうか。
それとも改修が大がかりにならなくて済むからでしょうか。
残念ながら今回の議場の改修は、お二人の席のみで通路は含まれていません。
つまり、記名投票や演台での発言等で登壇する機会は、現段階で作られていないことになります。

今まで手つかずだった国会のバリアフリー化ですから、
これを機に国会のバリアフリー化を進めるのと同時に、
国が社会の様々なバリアについて真剣に考え、しっかりと整備に取り組んでいって欲しいものです。

障害当事者の国会議員の皆様がこれから、どんな仕事をし、
物理的なバリアだけでなく、社会にどんな潜む様々なバリアを、
どのように解消していくのかを、温かくも厳しい目で見ていきたいと思います。

障害者だからという甘えは一切なしにして、どんどん改革して、そして真の成果で評価を勝ち取って、周りの否定的な声を吹き飛ばして下さい。


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