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Otona no Radio Alexandria 12:00~12:49
2024/5/16 12:18/ヒナステラ:Danca do gaucho matreiro/Sergio Daniel Tiempo
先日僕が監修させてもらった、
東京 銀座のアクセシブルマップについてご紹介します。
世界108都市39カ国でシティガイドを展開するグローバルなメディアブランド、
タイムアウト東京さんが2014年から、銀座の街全体についての方針を決める全銀座会さんとコラボレーションして、外国人観光客に銀座の魅力を伝える英語版のマップを発行されてきました。
その第5弾として、今回、車いすユーザーや高齢者、ベビーカーユーザー、大荷物を抱えた外国人観光客などを対象に「誰もが快適に楽しめる銀座」を紹介するガイドマップが作られたんです。そしてその監修を行ったのが、大変僭越ながら、私、大塚訓平でございます。
銀座駅周辺の「(誰もがアクセス可能な)アクセシブル」なレストランやショップ、
ギャラリー、商業施設などお気に入りの20店を、レビューと共に紹介させてもらいました。また各施設の入り口の段差や、多目的トイレ、オストメイト、ベビーシート、荷物預かり所などの有無をピクトグラムで表示したり、
地下鉄からエレベーターを使って地上まで出られる位置もこの地図に落とし込みました。
このマップは、全部で5万部発行されていて、銀座観光案内所や、銀座四丁目交番を始め、
日本の空の玄関口となる、羽田空港や成田空港、そして東京都庁内の観光情報センターや渋谷駅でも無料配布されているんです。
銀座の街を車いす目線で考え、本当に必要としている情報をピックアップした結果、
その価値を世界的なメディアブランドのタイムアウトさんと、
日本一の繁華街と言っても過言でない銀座が認めてくれた訳です。
こうしたアクセシブルマップを全国に展開していきたいと思っていますので、ご興味のある地域や自治体さんがいらっしゃいましたら、お気軽にお問い合わせ下さい。
最後にこのアクセシブルマップの中で、書かせて頂いた僕からのメッセージをご紹介したいと思います。
「あなたにとって障害(障壁)と感じるものは何か。困難さや配慮してもらいたいことを正確に伝えよう。そして、外出を楽しもう。心をオープンにして。」