[齋藤さんの栃木市ラブ]2013年1月21日
出流・寒晒しそばの提供が始まりました!昨日は、出流山万願寺で「大寒祭」が開かれ、 私も行ってきましたよ! お祭りでは、寒晒し蕎麦づくりの成功と 一年の商売繁盛を祈って、蕎麦職人のみなさんによる 滝行、奉納蕎麦打ち、護摩祈願が行われました。 さらに、 蕎麦の実を「不動の滝」の霊水に浸す作業も行われました。 昨日は気温も低く、とても寒かったのですが、あまりの寒さに、 マイクを持つ手もかじかんで動かなくなるほど。 この厳しい寒さが蕎麦の実を より美味しくしてくれるのですね。 そして、寒晒し蕎麦もいただきました。 お蕎麦の味は、それはもう格別でしたよ! 蕎麦の味を味わうため、 最初はつゆを付けずに食べてみることに。 アクがなく、すっきりとしていて、みずみずしい! 甘くて、お蕎麦のいい香りがしました。 寒晒し蕎麦は限定一万食。 出流のお蕎麦屋さん8店舗で食べることができます。 県外からも大勢の方が食べに来るそうですから、 みなさんも、ぜひ、 早めに食べに行ってみてくださいね! |
みなさん、昨日は大寒でしたね。
暦では、1月上旬の小寒から
2月上旬の立春までを「寒の内」といい、
「大寒」は、ちょうどその真ん中にあたります。
一年の中で一番寒いといわれるこの時期には、寒さを利用して、
各地で凍り豆腐や寒天、酒や味噌などの仕込みが行われます。
栃木市の蕎麦処・出流でも、寒晒し蕎麦づくりが行われました。
寒晒し蕎麦は、秋にとれた蕎麦の実を、
出流山万願寺「不動の滝」の霊水に1週間浸し、
真冬の風で乾燥させて作ります。
これにより、蕎麦の雑味がとれ、アクのない、
まろやかな甘さの、香り豊かなお蕎麦に仕上がるそう。
寒晒し蕎麦づくりは昔ながらの方法ですが、
手間がかかるため今では作り手が少なく、
なかなか食べることのできない貴重なお蕎麦なのです!
今では作り手が少なくなってしまった寒晒し蕎麦ですが、
出流では、蕎麦職人のみなさんが協力して、
この昔ながらの蕎麦づくりを続けています。