[齋藤さんの栃木市ラブ]2013年7月29日
150年の歴史がある「百八灯流し」「百八灯流し」は、巴波川の近く、湊町の自治会の方々が中心となってとり行われる栃木市の夏の伝統行事です。(↑上の写真は百八灯流しの模様です。宮司さん、和楽器を演奏する方、町の方が舟にのっていて、巴波川の水面にロウソクの日が反射しています。幻想的…☆)
108本のロウソクを灯した舟を巴波川に出して神事を行うもので、108個あると言われている人間の煩悩を水に流すといういわれがあるそうですよ。 その108本のロウソクの燃えさし=短くなったロウソクですが、これが「安産のお守り」として配られます。ロウソクは1.5㎝ほどで、この短さ=陣痛の痛みを短く…という意味合いが目で見ても感じられ、安心につながる思いです♡
そして、 中学生が「お守りづくり」と、そのお守りのお渡しをしているのだそうです。 大平山にある「おおいたびかつら」という木の葉で、子育てのお守りを作り、当日和装をしてお客さんにお渡しします。(↑サイトウが持っている右側の葉っぱのようなもの、これがそのお守りです) 「おおいたびかつら」の葉は、やさしくまるい形で、それは赤ちゃんや子どもを抱くお母さんの姿に似ています。自然のもので作られたお守り…やさしく心を包み込んでくれます。 ぜひ今年、みなさんも百八灯流しをご覧になり、お守りを手にしてくださいね! ------------------------------
●「百八灯流し」 ・8月4日(日)夜7時~ ・巴波川にて(幸来橋付近) →幸来橋(こうらいばし)は、JR栃木駅から大体1kmほどのところにあります。 ------------------------------ 詳しくは栃木市観光協会(0282-25-2356)にお問い合わせください。 ※ちょうど3日・4日に行われる「蔵の街サマーフェスタ」(午後4時から夜9時)と重なりますので、合わせてご参加ください☆ What's newとちぎもご覧ください☆ |
お話を伺ったのは、この行事に長年携わってきた湊町(みなとちょう)自治会 副会長の本田英二さんです。