「お前の好きなボールを投げろ」

１９７３年夏の甲子園、　作新学院 対 銚子商業の試合での出来事。
土砂降りの中の試合で回は１２回裏。銚子商業の攻撃は１死満塁でフルカウント。
最大のピンチで、マウンドに集まった野手に江川は尋ねた。
「真っすぐを、力一杯投げていいか」
その時、チームメイトから返って来た言葉が今日の言葉です。

シンプルですが、江川に対する信頼、個人を尊重する気持ちが感じられる言葉です。
言われた側は勇気がもらえる。
ハカセはこの時、高校生で、リアルタイムにはこの試合のことは知らなかったそうですが、
こういう友情は、うらやましいと感じたそうです。

「人が想像できることは、必ず人が実現できる」

フランスのジュール・ヴェルヌの言葉です。
この言葉は、「海底２万マイル」を執筆中のヴェルヌが
父親宛の手紙に書いた言葉だそうです。
何も発明のための言葉ではない。１年後のなりたい自分を目標設定して、想像してみる。
ハードルが高ければその達成は難しいけれども、
それは実現できるんだということを教えてくれる言葉ですね。

「英語を勉強しなさい。もし、お前のもとに、
『Ｉ　ｗｉｌｌ　ｋｉｌｌ　ｙｏｕ．（お前を殺す）』
という手紙が届いたとして、その意味が分からなかったらどうする。
だから英語を勉強しなさい」

これは、ハカセの祖母の言葉です。
ハカセの父が、子どもの頃に祖母から言われて、
ハカセが中学に入学した頃に、
お父さんからその話を継承したそうです。

語学の重要性、社会における多様性が、
いかに重要かを教えてくれる言葉です。

「自分が本当に好きなものを見つけてください。
見つかったら、その大切なもののために努力しなさい。
君たちは、努力したい何かを持っているはずだ。
きっとそれは、君たちの心のこもった立派な仕事になるでしょう」

これは、映画監督、黒澤明さんの言葉です。

ハカセも最初からこの仕事をしていたわけではなく、
出版社で働いてから、好きなことは“教える仕事”ということで、
現在の仕事になっていったそうです。
みなさんも自分のやりたいことを探して生きていってくださいね。

そして、まもなく行われる県立公共入試！
いつも通り落ち着いて持っている力を発揮してきてくださいね！

「大切なことはただ、自分に今あてがわれている道をひたむきに、
まっすぐに進み、それをほかの人たちの道と
比較したりしないことだ。」

これはドイツ生まれのヘルマン・へッセの言葉です。
「ガラス玉遊戯」という本の中に出てくる言葉ですね。
自分には与えられた道がある。
それがどのような道であろうと、
それは、ひとまず運命であり、
今を信じて生きていくこと、
その道を全うすることが大切なのだと思います。

そしてここで番組からプレゼントのお知らせです。

受験生のあなたへエールを！
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ハカセに聞きたいことや、アドバイス、試験で解けなかった問題など、
受験にまつわるメッセージも待ってますよ！

たくさんのご応募お待ちしています。
頑張れ！受験生♪