[番組で紹介した情報]2018年4月18日
★今週は、栃木県なかがわ水遊園★![]() ![]() 繁殖期を迎えたタナゴは、姿が一変します。 オスとメスで別々にご紹介しますね。 まずはオス。口の周りに白いブツブツが出来ます。 ニキビではないですよ。 これは追星と呼ばれコイ科の魚のオスが繁殖期を迎えると見られる 特徴の1つです。 そして各ひれや体の色が鮮やかに強く発色するのです。 この様子は淡水魚とは思えないほどの美しさですよ。 メスは、体付きが丸みを帯びて優しい感じの体型になります。 そして、お腹の辺りから長い管が伸びてくるのです。 一見すると金魚の糞のようにも見えなくもないのですが、 これは糞ではありません。 卵を産み付けるために使う産卵管と呼ばれるものです。 この産卵管、産み付けるという話をしましたが、 ちょっと変わった生き物に産み付けます。 一体何に産み付けるのでしょう? 正解は・・・貝です。 シジミのような形の淡水にすむ二枚貝の中に卵を産み付けます。 そうすることで外敵から卵を守ることができるのでしょう。 生きるための知恵ってすごいですよね。 タイミングが良ければ水槽の中に二枚貝があって、 産卵する瞬間に出会えるかもしれませんよ。 今月末からいよいよGWが始まります。 今年は4月27日(金)~5月6日(日)まで休まず営業し、 たくさんのイベントをご用意して皆様のご来園をお待ちしています。 また、好評開催中の春の企画展「ズーアクア~水中動物園へようこそ~」も 5月6日(日)までとなっておりますので、 まだご覧になっていない方はぜひお越しください。 それではお知らせです。 まずは「那須どうぶつ王国」から。 驚きと感動を提供する那須どうぶつ王国では、 水辺の動物たちのエリア、ペンギンビレッジにゴマフアザラシの 「あさひ」が仲間入りしました。 ガラス越しに泳ぐ姿がとっても可愛らしいですよ! アザラシのエサやり体験では「しょうた君」と「えこちゃん」が大活躍です。 また、新施設ウェットランドでは、ジャガーやハシビロコウなどの新しい仲間たちも 生き生きと生活し、さらに間近で動物を見る事ができる様になりました。 営業内容など、詳しくは那須どうぶつ王国のHPをご確認ください。 次に「宇都宮動物園」から。 今年もやってくる、アクアマリンふくしまの移動水族館。 海のない栃木県で海の生き物と触れ合う体験をしてみませんか? 移動水族館は、今週末21日(土)と22日(日)の 午前10時30分から午後3時まで開催します。 ナマコやヒトデ、サメなど、 普段は水族館に行かなければ体験できない生き物にさわれたり、 綺麗な魚たちを観ることが出来る楽しいイベントです。 ウサギやモルモットなどの小さな動物からキリンやゾウ、 カバなどの大型動物までふれあえる宇都宮動物園、 そして海の生き物にもさわれる移動水族館で 春の素敵な思い出を作ってみてください。 なお、今日、ご紹介した施設の詳しい情報については、 直接、それぞれの施設までお問い合わせください。 |
今が旬のタナゴの仲間たちについてご紹介します。
みなさん、タナゴって聞いたことありますか?
タナゴの仲間たちは、日本をはじめとするアジアなどに広く分布するコイ科の魚です。
体の大きさは大きくても10cmほどと、それほど大きくはなりません。
ですが、その可愛らしい姿と体が丈夫で飼いやすいので、
一般の家庭でも観賞魚として飼育されていることもよくあるんですよ。
栃木県なかがわ水遊園でも見ることができます!
水遊園では6種類のタナゴたちを見ることができます。
タイリクバラタナゴ、ミヤコタナゴ、オオタナゴ、
タナゴ、ヤリタナゴ、アカヒレタビラ。
どれも県内に分布しているタナゴなのですが、
すべて今の時期(春~夏)が繁殖期なのです。