[Join-Talk]2015年9月7日
カルチャー 浮世絵に子どもたちの笑顔が!! 足利市立美術館![]() 驚いたのは、「切り取り線」のある浮世絵。おもちゃ絵と呼ばれるもので、線に沿って切って張り合わせることで、雛人形の雛壇ができたり、着せ替え人形ができたり、ミニかるたになったり・・・
原題の子供雑誌の付録の原点はここだったのか! そういったおもちゃ絵が”切られないまま”残っていたことも珍しいそうです。確かにそのとおりですね! 今回の企画展のリーフレットと入場券のデザインも組み立てると「かざぐるま」になるそうです。 ![]() 今回は約300点が展示されます。いよいよ明日から『江戸へようこそ!浮世絵に描かれた子どもたち』後期の展示がスタート!
入り口に、面白い顔出しパネルもあります。 ![]() 足利市立美術館(足利市通二丁目)
開館時間 午前10時から午後6時まで。 休館日 月曜日(祝日は開館) 入館料 一般700円、高校生・大学生500円、中学生以下と65歳以上は無料。 今回はリスナープレゼントとして5組10名様にペア招待券をプレゼント!(受付は9/10まで) |
案内してくれたのは学芸員の福島 直(すなお)さん。
福島さん「浮世絵といえば、富士山を代表する風景画や、美人画、役者絵などで知られていますが、子どもを題材とした作品も多く、かつ人気もあったようですよ。」
じっくり見ていると、子どもたちのあどけない表情や、その子を見守る母たちの優しい表情に心惹かれます。
時代が変わっても、日本人の本質的な部分は変わらないのかもしれませんね。
七五三や桃の節句などを描いた作品も目立ちました。