[番組情報]2017年3月7日
今週はマレーシアにある「Jalan Jalan Japan」を取材した模様をお届け!![]() クアラルンプール近郊のショッピングモール 「One City」に店舗を構えており、 その地域は、海外から働きに来ている方や 夫婦や家族連れが多いというのも特徴! ブックオフというと、 本・CD類・ゲーム類のイメージがありますが、 「Jalan Jalan Japan」は 洋服・おもちゃ・スポーツ用品、 雑貨・食器・そして楽器まで、 およそ20万品のリユース商品を取り扱っています! これは日本と規模はほとんど変わらず、アジア最大級! 客層はマレーシア、チャイニーズ系、インドと様々。 同じモールの中からも仕事終わりに、 たくさんのお客が足を運ぶということで 早くも大盛況になっているそうです。 ![]() 一番の売れ筋は、意外にも「おもちゃ」。 マレーシアでは人口が増加傾向のため 子どもが多いことが、その背景にあるそうです。 特に袋に入っているおもちゃが大人気で、 3~6リンギットで買える小さなおもちゃや、 車のような、乗って遊べるおもちゃが飛ぶように売れる。 と、言います。 始める前は中古品の海外での印象が未知数でしたが、 販売を通じて、マレーシアは 日本製品に対しての安心感を持っていることや、 中古製品に抵抗がない。ということが分かりました。 しかし中古品は汚い。という 現地販売店のイメージがあるため 品質の維持や、清潔な商品の販売のため 洋服のクリーニングや除菌、 おもちゃであってもアルコール消毒をするなど、 綺麗な品の販売を徹底しています! ![]() 多国籍地域のため、 指導をするにも数か国語が必要な点も 日本と海外との違いです。 現地のマレー語、そして英語を駆使し、 従業員の教育・トレーニングにも積極的に取り組んでいます! そんな従業員の「レニーさん」へもお話をお聞きしました! レニーさんは、働いているなかで、 「日本独特の文化、ルールや規律を知ることできて それをマレーシアの人たちが学ぶことが出来ることもいい。」 と、言います。 飲み物を飲んだり、 携帯電話をみながら接客することも珍しくないマレーシア。 「お客さんが来た時に挨拶をしたり、笑顔の接客。 日本では普通のことを、マレーシアで出来るよう 真摯にお客様に対応したい。」と話してくれました。 ![]() 「Jalan Jalan Japan」は、 2号店・3号店の展開も視野に ”オンリーワンで、日本の文化を感じてもらえるお店づくり” で、今後も展開していきます! それでは最後に、小野澤さんへ、 世界への扉の鍵を開いていただきます。 海外展開において、最も大切だと思うことは、 【現地のお客様に喜んでもらうこと。従業員への愛情!】 今回も、 世界への扉がまた少し開いた音が聴こえたような気がします。 ![]() |
このコーナーでは、
栃木県から世界各国へ進出する企業にスポットを当て、
海外展開のキーポイントを探っていきます。
今回は、昨年11月にマレーシアにオープンした、
ASEAN最大級のリユースショップ
「Jalan Jalan Japan
(ジャラン・ジャラン・ジャパン)」
を取材した模様をお届けしました。
お話を伺ったのは、
Jalan Jalan Japan 小野澤孝治さん です。
「Jalan Jalan Japan」は、
「ブックオフコーポレーション株式会社」と、
鹿沼市に営業所をもつ「株式会社コイケ」が合弁して
運営するショップになります。
「Jalan Jalan」はマレー語で「散歩」という意味。
店舗名には「マレーシアにいながら、
気軽に日本の雰囲気を楽しんで欲しい」
という思いが込められています。