[番組情報]2019年3月12日
今週はバンコクにある『サイアムタカシマヤ』での取材の模様をお送りします。~海外就職、外国人雇用、グローバル人材を応援~
![]() 『サイアム タカシマヤ』は、
タイ・バンコクは大型複合施設「ICONSIAM」内 ショッピングモールのアンカーテナントとして、 髙島屋グループとしてタイ初の店舗。 今回、お話を伺ったのは 「サイアムタカシマヤ」に店舗を構える、 青木フルーツ・タイランド 代表取締役社長 青木大輔さん マネージングディレクター・小林洋介さんです。 福島県郡山市に本社を構え、 ジュースバーを展開する 「青木フルーツフォールディングス」 栃木県内でも複数個所に展開。 ![]() 5年前から海外進出を検討し、
上海・ソウルなどのアジア圏の他 ロサンゼルス・ニューヨークなども視察。 タイの治安の良さや、親日国という点を踏まえ 95%が女性社員ということもあり 従業員が働きやすい、住みやすい、 安心できる環境を考えました。 タイ店では全てタイ限定のオリジナルメニュー。 タイのマンゴー・福島県の桃や、 栃木県内のとちおとめ・リンゴを使ったメニューなど 15種類ほど。 砂糖や、水・氷を使わずに 果物100%のジュースを作ることにこだわっています。 厳選されたフルーツを使用していることもあり、 日本円で600~1200円程の価格。 観光客を中心に人気を集めます。 ![]() タイはフルーツ産業が盛んでコストも安く、
日本から果物を仕入れると、 コストが(価格)が高くなってしまうことがネック。 品質の良さが価格に繋がっているということを 理解して広まってほしい。と話します。 また、言語のコミュニケーション問題や すぐにやめてしまったり、 突然来なくなるスタッフの他、 お辞儀が苦手な従業員が多く、 日本式の挨拶トレーニングはかかせないそうです。 今後は、こちらの店舗を起点として 3年間で5店舗の展開を目指します。 ターゲットはアセアン諸国。 日本国内の経済動向だけでなく 海外経済・政治を気にするなど、些細なことでも 意識の変化が企業の成長につながっていくのでは。 と言います。 ![]() それでは最後に、青木さんに
世界への扉の鍵を開いていただきます。 海外進出や取引において、最も大切なことは何でしょうか? 『海外展開における自社のミッションを整理して ミッションを明確にすることだと思います。』 素晴らしい日本のフルーツを 世界中の人々に食べてもらいたい。と思って 海外展開しました。 それによって食生活や健康に貢献していきたい。 挑戦は始まったばかりです。 理念やミッションの達成に向け、 今後の展開を見据えて さらなる努力をして行きたい。』 今回も世界へ扉が、また少し開いたような音がします。。 ![]() |