[番組情報]2019年4月9日
今週は、タイにある「Uchiyama Machinery」を取材した模様です!~海外就職、外国人雇用、グローバル人材を応援~
![]() 今週は、タイのチョンブリーにある
「Uchiyama Machinery」を取材した模様をお届けします。 お話を伺ったのは、 Uchiyama Machinery マネージングダイレクター渡辺 剛志さんです。 栃木県宇都宮市に本社があり、 金属加工業を営む株式会社 内山製作所。 烏山にも工場を構えています。 農業機械大手「クボタ」の農業機械の部品加工。 大型部品を削れるマシニングセンターを20数台配備 トラクター・コンバイン、 アルミ類の小型部品など幅広く手掛けています。 ![]() 2011年の日本では、農業人口が減少。 先行きを危ぶみ、伸びしろのある海外へと視野を広げました。 海外に行くことで大手メーカーとの取引や ビジネスチャンスが多くあるのでは。と、タイへ進出。 タイの水害で被害を受けたクボタから依頼がうけ、 念願だった大手メーカーとの取引が始まりました。 Uchiyama Machineryでは37人のスタッフが働いています。 (日本人は3人。駐在員は渡辺さんと工場長) 他はタイ人34名 製造・品質検査等、2班で昼夜2交代で生産) 材料をもとにマシニングセンターを使って、 部品の削りや穴をあけたり、ねじウチなど自動で行っています。 ![]() やはり離職率の高さが悩みの種。
理由は様々ですが、数か月や数年で辞める人や 突然いなくなる人もいるため、 常に人材の確保が必要になるそうです。 そのため、福利厚生の充実、組織改革、 働きやすい職場づくりを目指し、 自動販売機を場内に設置。 仕事着をポロシャツスタイルに変更。 社員旅行の実施。など、 いずれも要望の高いものを実現しました。 今後の事業展開のとして、まずは 自動車や建築機械部品の受注獲得。 日本の工場でも実績のあるアルミ製品の加工も視野に入れ、 2年後の決算は売上20%増を目標にします。 ![]() それでは最後に、渡辺さんに、
世界への扉の鍵を開いていただきます。 海外展開において、最も大切だと思うことは何でしょうか? 『その土地の文化を受け入れること。 特に挨拶は簡単に受け入れられる文化。 挨拶を交わすことで、 言葉はわからなくても、土地の人に受け入れられ 良好な関係を築くことができ。 事業も上手くいく確率が上がると思います。 海外では参入できる余地がまだまだあります。 余力があるなら思い切って進出してみてください。 思い切りが大切です!』 今回も世界へ扉が、また少し開いたような音がします。 ![]() |