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[かぬまにあ]

2013年10月5日

鹿沼の祭り文化を支える名工 彫工・黒崎さん



おはようございます! 

今週のかぬまにあでは、来週の土日に開催される鹿沼の秋の風物詩
【鹿沼ぶっつけ秋祭り】に先駆けて、
屋台彫工の黒崎さんにお話を伺ってきた様子をお届けしました。


**************************************


黒崎さんは、大田原のご出身。
富山で彫刻の修行をし、東京で働いていた時に
鹿沼の彫刻屋台の展示を見に行った際、たまたま彫刻屋台が壊れ、
修理に携わったのが鹿沼の彫刻屋台を作るようになったきっかけだったそうです。

それから約25年、鹿沼で彫工として現在も活躍されています。

彫工とは、もともとは彫り物をする大工さん、
“彫物大工”という言葉からできたものなんだそうです。

今ではほとんど使われなくなった言葉ですが、
昔からある彫工というものをなくさないように、再び広まっていけばという想いを込めて黒崎さんは彫工として活動していらっしゃるそうです。


鹿沼市日光奈良部町にある黒崎さんの作業場へ行くと、
周りにはたくさんの作成途中の作品や道具、図面が置いてあり、まさに職人部屋といった雰囲気でした。



中に入ると、スーッと清々しい木の香りがして心地良かったです^^

実際に黒崎さんの作業を見せていただいたのですが、
足で作品を押さえながら、大きなのみを片手に小づちで叩いていくんですね。
見ていると どんどん形ができてきて、面白かったです。
しかも驚いたのは、ほとんど下書きがないこと。

平面の図を見ながら、立体の作品を感覚と想像で彫っていくそうです。
まさに長年の経験と技術があるからこそできる技、だと思いました。



そして黒崎さんたち職人は、他の彫刻作品を見るとその作った人の人生や性格なども
わかってしまうそうなんですね。

そういった想像力や感覚は、修復などを手掛ける彫工にとっては重要で、
作った人と同じように作品を作らなくてはいけないからなんだそうです。

昔の方が作った作品を見ながら色々な技術を学んでいくことも多いそうですよ。
人から人だけではなく、作品を通して学んでいく…素人の私からしたら想像もできないことですが、それを当たり前にやっている黒崎さんは凄いなと思いました。



そんな黒崎さんが作った彫刻屋台は
来週の土日に鹿沼ぶっつけ秋祭りで見ることができます。

黒崎さん曰く、お囃子の音とともに町内の若衆の方々に引っ張られながら鹿沼市内を練り歩く彫刻屋台の姿が一番良い!ということなので、ぜひ祭りの日に動く彫刻屋台の姿を多くの方に見ていただけたらなと思います。

鹿沼ぶっつけ秋祭の開催日は
10月12日(土)・13日(日)です。
12日は、12時30分~ 今宮神社にて彫刻屋台の繰り込み・繰り出しが、
13日(日)は古峯ヶ原宮通りなどで、朝10時~ 市民パレードや
午後2時~ 屋台の揃い曳きが行われます。

絢爛豪華な彫刻屋台と、
祭りを盛り上げる鹿沼の人々の熱気を、ぜひ間近で体感してみてください。

黒崎さん、ありがとうございました!




さて、来週は引き続き 鹿沼の祭りを支える名工の方をご紹介します。
来週は彫刻屋台を鮮やかに彩る“彩色師”の方です。
ぜひ、鹿沼ぶっつけ秋祭り当日に鹿沼なう。お聞きくださいね♪


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