[放送内容]2020年12月10日
馬頭高校 普通科選択科目『農業と環境』12月某日、3・2年生合同の公開授業を 取材してきました! まずは「真冬に採れる新タマネギ」の収穫。 白い部分はもちろん、 緑色の部分も美味しく食べられます。 土にしっかり根を張ったタマネギを がんばって引っこ抜いて… 大きいのが採れましたー!!! 通常の新タマネギは6月頃の収穫ですが 冬にも出荷できるとなると 需要が見込めます。 このように、授業では ただ育てるだけでなく 農業としての戦略的な部分も学ぶそう。 この日は、収穫と同時に重量もチェック。 「どの日に定植したものが一番大きく育つのか?」 検証をしていました。 続いてイタリア黒キャベツと呼ばれる 「カーボロネロ」の収穫。 イタリアンや煮込み料理に使われ、 レストランで需要がありそうな野菜です。 まずは、非常勤講師の平石先生から 収穫方法や注意事項を教わります。 葉物野菜の「カーボロネロ」 見た目は柔らかそうですが 実際には意外と硬く、 生徒さんたちも グッと手に力を入れて収穫をしていました。 : 選択生の皆さんはそれぞれ、 農業に興味があったり、 友だちが授業を受けていて楽しそうだったから!など 様々なきっかけで この授業を選んだそうですが 公開授業での生徒さんたちは みんな、 先生とわきあいあいとコミュニケーションし 楽しくも懸命に野菜を収穫していました。 : 指導している平石先生は 「みんなは将来、農業に限らず 色々な仕事に就くと思うが、 一生懸命 取り組めば成果が出ることを 農業を通して学んでくれていると思う。 どんな仕事でも一生懸命がんばってほしい」 とお話してくださいました。 地域の活性化に繋げるだけでなく さまざまな学びを得られる授業『農業と環境』 魅力ある馬頭高校の取り組みに 今後もぜひ、ご注目ください! |
生徒からの
「地域の学校として
町の活性化に取り組みたい」という要望に応え、
昨年度から
「露地野菜で町おこし」をメインテーマとした
選択科目『農業と環境』という授業を行っています。
:
他の地域にはない、
めずらしい野菜を育てることで
地域の活性化につなげていく試み。
最近、栽培した「超大球キャベツ」は
道の駅ばとうのレストランに
食材として使われたりもしているんですよ!