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B･E･A･T 17:00～17:43 |
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2025/12/9 17:38/ハート・トゥ・ハート/ケニー・ロギンス |
［放送内容］2015年1月21日
『はるこま屋』の味噌 “あるちざん” すごーい！いったいどんな味噌なのか！？ そして、それを作っている方はどんな方なのか！？ はるこま屋が営んでいるギャラリー＆カフェ、 『JOZO CAFE 雪月花 by harukomaya』で お話を伺ってきました。 -------------- 店主の五月女 清以智（さおとめ・せいいち）さんは かつて東京で 主に「食」をテーマに フリーライターをしていたという経歴の持ち主。 食の安全や、食の重要性を 文字を通して伝えてきました。 「これからは味噌作りを通して それらを伝えていこう」と ２０年ほど前に家業を継ぎ、 原材料にこだわり抜いた味噌を作り上げています。  “あるちざん”の誕生は ライター時代に築いた人脈がきっかけとなりました。 十数年前に、 北海道の富良野で無農薬栽培に取り組んでいる 坂東さんという方から 「大豆を作ってみたいんだ。 その大豆で、五月女、お前どんな味噌が作れる？」 と、言われたそうです。 それを聞いて「涙が出るほど感激した」という五月女さん。 坂東さんの大豆に見合うような、 最高と思う米、一番良いと思う塩、 そして五月女家に創業以来伝わる一番伝統的な製法で コテコテの良いものを作ってやろう！ そうして出来上がった一つの味噌。 二人三脚で歩んでいる奥様から “あるちざん”という名前を提案されました。 ライター時代、相棒のカメラマンと 「日本の手仕事に焦点を当てた一冊の本を作ろう」 と企画した、その本に相棒が付けた仮の名前も “あるちざん”でした。 “ARTISAN”―― 職人 ―― かつての相棒と 今の相棒（奥様）が同じ名前を口にしたことに これは自分にとっての生涯のテーマだと 運命のようなものを感じたとか。 これまでの人生で出会ってきた尊敬する職人達の、 そして味噌を作る職人としての自分の 集大成ともいえるモノを作ろう！ そんな気持ちと覚悟を込めて“あるちざん”が 誕生しました。 そんな“あるちざん”を是非、味わってみたい！ とリクエストしたところ・・・ なんと、奥様とスタッフさんが腕によりをかけて オリジナルの味噌料理の数々を 特別に振る舞ってくださったのです！！感激！ まずは、前菜。 彩り野菜をバーニャカウダのように ２種類の味噌のディップで。 一つは柚子味噌。もう一つは、あるちざんを お出汁で溶いてピーナッツオイルを加えたもの。  卵かけごはんは、しょうゆを垂らす代わりに あるちざんで。 しょうゆを加えるよりも まろやかな味わいで 卵と味噌の甘みが優しく口いっぱいに広がります。 そして、もちろん定番のお味噌汁！ あさりでいただきました。 味噌鍋は野菜と鶏手羽を入れて。 手羽の出汁と味噌の味をしっかり味わえる 冬にオススメのあたたか～い１品。 メインディッシュは 那珂川町の美味しい豚肉「茶色豚」とのコラボ。 あるちざん×バルサミコ酢×生はちみつのソースで 焼き上げた、柔らかい茶色豚。 美味しくて ごはんが進みました～～！！ 一番意外だったのはコレ。  なんと。あるちざんのアイスクリーム。 市販のバニラアイスクリームに （乳脂肪分少なめがオススメ♪） あるちざんを少量加えて練ったもの。 砕いたクルミも少し混ぜます。 甘すぎない塩キャラメルのようなお味。 これがかなりクセになる味なんです！！ この日、初めて食べた五月女さんも パクリと一口食べて 「美味いっ！！！」と笑みがこぼれてました。 奥様、思わずガッツポーズ(笑) あるちざんは玄米麹で作っているので 食べるとプチプチとした食感もあって 楽しいですよ。 個人的にはこのアイス、発売してほしいくらいです！ それにしてもお味噌って、 調理次第でこんなにバリエーション豊かな食事が 楽しめるんですね！ しょっぱいだけでなく、コクや甘みもあって・・・ あるちざんは特にこの甘みがしっかりと 感じられるような気がします。 -------------- 良い味噌作りに必要なものは？と伺うと ・良質な原材料 ・そのポテンシャルを活かすための技術 ・旨さを育てるための十分な時間 とのこと。 原材料は、ただの材料ではなくて 加工する側に、しっかりと作り手の想いも 伝わってくるそうです。 だからこそ、大好きな方々が 大切に育ててきてくれたものに 全身全霊を込めたいのだ、と 熱い想いを語ってくださいました。 味噌を通して、「食」と真摯に向き合う五月女さん。 最後に、今後の目標を伺うと 「大きな目標としては」と前置きして 「都会だけが大きく利益を上げられるような流れは 何か違うような気がします。 この国で米や大豆・塩を作るという生業や 過疎地域で農産加工品を作るということが ちゃんと成り立っていく世の中が理想だと思うんです。 その土地で、しっかり生きていけるようなシステム、 お金の流れ・・・そういったものを 醸造という生業を通して、少しでも 提案をしたり、可能性を発信していきたいですね」 また、 「食べ物を選ぶということは、 未来の自分を選ぶということだと思います。 普段何気なく、食べ物を口にしますが 食べるということに もっと大切に向き合っていただけたら その食べ物の背景、美しさ、流された汗・・・ そういったものに想いを馳せてもらえたら 作っている人間の気持ちも 少しは報われるんじゃないかなって思うんです。」 とも、メッセージをいただきました。 味噌を通して、 日本の食の在り方を訴えかける五月女さん。 その五月女さんの熱い思いが結集した“あるちざん”の 食料産業局長賞 受賞。 それが意味するものは けして一つではないのかもしれませんね。 “あるちざん”は１ｋｇで１，９４４円 (税込)。 普通のお味噌と比べるとお高く感じると思います！が！ それも納得していただけるであろう 原料・製法に こだわり抜いた一品です。 ぜひ お手に取ってみてください！ ----------------------- “あるちざん”を始めとする商品は 「はるこま屋公式ホームページ」や 馬頭広重美術館 併設のJOZO CAFÉ店頭でも購入できます！ （オープン日のみ） ☆JOZO CAFE 雪月花 by harukomayaは Facebookページもあります。 満月の日あたりには・・・ なにかお知らせがあるかも？ですよ。(コッソリ) *:.｡..｡.:+･ﾟ･*:.｡..｡.:+･ﾟ･*:.｡..｡.:+･ﾟ･ 【株式会社 はるこま屋】 住所：栃木県那珂川町馬頭５１５ ↓お買い求めはこちらへ↓ 【JOZO CAFE 雪月花 by harukomaya】 住所：栃木県那珂川町馬頭１１６－９ （馬頭広重美術館 敷地内） ※～２０１５年３月までは 土日祝（午前１１時～午後４時）のみの営業 ※２０１５年４月以降は 馬頭広重美術館の開館日に営業 お問い合わせ：080-4350-8502  |
はるこま屋さん。
この、はるこま屋で作られた
“あるちざん”という味噌が・・・な、なんと！
「第57回全国味噌鑑評会」で
第２位に当たる食料産業局長賞を受賞したのですっっ！！！