[チャレンジing Photo]2017年12月26日
【コッチェ・ル・ショコラ】![]() 新しいお店であることは間違いない。 中に入ると、芯から冷えた体が生き返る。 暖かいから。という理由だけでなく、 そこには、甘い香りが漂っている。 おしゃれなガラスケースに並んでいるのは、 おしゃれな放送紙に包まれたチョコレート。 甘い香りの正体だ! ![]() 迎えてくれたのはこの店を営む夫婦。 平林夫妻。 これまた、甘く、温かい2人。 ![]() 彼らが手掛けるその店は、チョコレート専門店。 しかし、ただのチョコレートではなく、 選りすぐりのカカオ豆、砂糖を使用し、 1からつくり上げる、手間ひまかけたチョコレート。 ガラスケースの横にある扉を開けるとすぐ、工房がある。 特別に入らせていただいた。 するとその瞬間、これまでの2倍、いや3倍以上の チョコレートの香りに包まれた。 1からつくり上げているからこそ漂う香り。 この夫婦の出会いは海外。ベルギーで出会った。 それぞれ別の目的で海外で働いていたが、 お互いの魅力に惹かれあい、めでたく結婚。 海外で積んだ料理の腕を生かし、 帰国してこのお店をオープン。 奥様の故郷である那須塩原でお店を構えた。 海外に比べ、チョコレートを食べる頻度が少ない日本。 もっと日常的に食べてほしい。 その想いでお店を営んでいる。 今年の9月にオープンして以来、 チョコレートを愛するお客さんや、 お子さんにチョコデビューさせたい親御さんで賑わっている。 果たしてその味はいかなるものなのか。 疲れ切った眞善はそのチョコのほんのひと欠片を口に・・・。 普段食べている市販のチョコとはまるで違うその味わいに 思わず「お酒」を思い浮かべてしまった。 それほど、大好きな時間に食べたい味わい。 年末年始の疲れを癒すため、 そして、その先に控えている、 男性が楽しみで仕方ないあの日のプレゼントとしては うってつけである。 甘いひと時を・・・。 ![]() |
2017年12月19日
【Chimaru】「妻は僕にとっての羽。 妻がいればどこにだって羽ばたける」 これは、決して映画のワンシーンでもなければ、 漫画のセリフでもない。 那須塩原は黒磯エリアにある小さなお総菜屋さん 「Chimaru」を経営する須藤さんの心からの想い。 ![]() 東京・横浜から夫婦で移住し、 このお店を2人でオープンさせた。 ![]() 夫婦で訪れた那須・那須塩原の大自然、 温泉に魅了され、移住を決意したという。 都会では全く異なる仕事をしていた2人だが、 あくせくした生活に疲れを感じてしまう。 とはいえ、移住という決断はそう簡単なものではない。 だって、仕事のことだってあるし。 家のことだってある。 ![]() そんな不安を取り除いてくれたのが、妻の存在。 妻と一緒なら、夢のお店をオープンさせたい。 妻と一緒なら、夢のマイホームを建てたい。 しかも、楽しみながらそれができる。 今では、そんな夫婦の愛情の詰まったお惣菜が 店頭には並び、日々、お客様を喜ばせている。 ![]() 黒磯に遊びに来たら、そんなお惣菜。 そして微笑ましいほど仲の良い、須藤夫婦の姿を 一目見てほしい。 ![]() |
2017年12月6日
【体験館TRYTRYTRY】「いただきます」とちゃんと言っているだろうか?
その「いただきます」の意味をご存知だろうか? そんな当たり前だけど、忘れがちな大切なことを 学ぶ場所。 そこが今回クローズアップした場所。 牧場体験施設「体験館TRYTRYTRY」だ。 代表の人見さんは、優しくてジョークがお好きな お母さん的存在感。 ![]() このトライトライでは、主に、小学校や中学校、 時々社員研修の一環として体験しに来ることが多い。 自分の力でバターを作ってみたり、 牛の乳を搾ってみたり、 ソーセージをつくってみたり・・・。 動物の命をもらって、 あるいは動物から出る恵のおかげで人間は生きている。 だからこそ感謝してご飯を食べよう。 そんな意図がある。 ![]() 「いただきます」はただの掛け声じゃない。 右手は、動物・植物の命。 左手はその食料を運んできてくれた方、作ってくれた方、 お金を出してくれた親の想い。 その両方を合わせて「いただきます」。 なのである。 ![]() お金を払えば、いつでもどこでもなんでも手に入る時代! そんな今だからこそ、食のありがたみと 向き合う時期なのかもしれない。 ![]() ![]() |
2017年12月1日
【しおばら千二百年物語BLESS】那須塩原を知りたいならおススメの場所がある。
そこでは那須塩原の酒。 那須塩原のグルメ。 那須塩原のドリンク。 そして那須塩原の伝説を味わうことができる。 「しおばら千二百年物語BLESS」。 ![]() オーナーの八木澤さんは、地元那須塩原を愛し、 日々、その魅力を観光客に伝えている。 その魅力をどういう形で伝えたらよいだろう。 悩んだ末、タイミングも合って、お店をリニューアル。 ![]() おしゃれで、広くて、那須塩原がギュギュっと詰まった店。 特にこの店のおススメは「ななゆチーズケーキ」。 「ななゆ」とは何か? それは、塩原温泉の特徴でもある、 豊富な泉質・泉色を表現したチーズケーキなのだ。 ![]() それを味わえば、美味しさに加え、 温泉も学べてしまうというわけ。 ![]() 次第に寒さも増し、塩原はそろそろ雪化粧される時期。 ぜひ、大切な人との思い出の目的地に、 那須塩原を選んでいただきたい。 ![]() |
2017年11月22日
【ハーモニカおばあちゃん】人生、大忙しで92年。 その忙しさというのは、辛く、大変なモノではない。 忙しいから楽しい。 そしてその楽しさが生きがいなのである。 「西那須野ハーモニカフレンズ」に所属し、 日々ハーモニカを楽しむおばあちゃん。 藤田ハナさん92歳。 ![]() 20年前から始めたハーモニカを今でも楽しみ、 発表会などにも出演している。 その音色は、素晴らしい。 音程の取れた音色に加え、 それを吹くハナさんの想いが伝わってくる。 「チャレンジ」というワードがコンセプトである この番組の象徴とも言える存在。 寒い冬はこたつでゆっくり過ごす。 それも確かに幸せ。 しかし、ハナさんは、畑仕事も自分で行い、 自分のことだけでなくボランティアも行う。 暇があれば近所のお友達の家に、自分で運転して 足を運び、楽しくお話をする。 その忙しい生活が楽しくてしょうがない。 ![]() そしてその原動力は家族の存在もある。 旦那様は十数年前に他界してしまったが、 息子さん、そしてその奥様、お孫さんが毎日のように 電話してくれる。 その会話もまた、楽しくてしょうがない。 そして、これからも、忙しく。 忙しいことを楽しんで、ハーモニカも、畑仕事も やっていく。 次は100歳を迎えた時に、元気なハナさんに会うことを 約束した。 ![]() |
突っ走ってきた2017年、
この年末に来て疲れがドッと押し寄せてきた方、
多いのではないだろうか。
そんな時は、甘いモノが無性に食べたくなる。
故に取材先も自然とその方向に・・・。
今回訪れた場所は、那須塩原は青木エリア。
自然がいっぱいで静寂に包まれたそこに、
突如、ヨーロッパを感じさせる1軒の店が表れる。
「コッチェ・ル・ショコラ」。