メインメニューへ移動します
本文へ移動します
ここからメインメニュー
メインメニューここまで
サイト内共通メニューここまで
Otona no Radio Alexandria 12:00~12:49
2025/5/5 12:08/マイ・ウェイ/フランク・シナトラ
おひさまと、水と、土に感謝しながら
様々な農産物を作ってきた高根沢。
そんな高根沢の
農業の魅力を広く伝えるべく、
パーソナリティ五十嵐愛が
高根沢の農業とその精神を熟知する
たんたんマスターを目指し、
学び、挑戦するコーナー。
『Let's 農!~たんたんマスターへの道~』
桜も美しく咲き誇り、すっかり春へ。
もうすぐ、田んぼに水を張る季節。
高根沢の広大な田園風景にも、
田植えをする農家の方々の姿が。
ゴールデンウィークにはお米の苗を
田んぼに植えるのです!
その前に、お米の苗ってそもそも
どうやって作られているのだろう?
今回は、お米の苗の作り方を、
高根沢の米農家さんに教わりました!
今回タンターン様に飛ばされてやってきたのは、
高根沢4Hクラブの一員である「永井」さんの米農家。
ちょうどお米の苗づくりをしているところでした。
米農家の永井さんがまず見せてくれたのは、お米の種。
なんと、種は青い色をしています。
これは農協から消毒剤のついた米を買ってきたものだそうで、
農協の出しているお米の種でお米を作らないと、
お店に並べて販売できないんだそうです!
この青いお米の種を水に4~5日つけ、消毒剤を洗い流します。
消毒剤が落ちたら、今度は芽出し機にいれ、32度のお湯で
1日かけて種から芽を出し、そのあとよく乾燥させます。
消毒洗い流し→芽出し→乾燥の作業が終わったら、
播種機という、いざ苗を作る機械にもみ殻つきの米を移します。
田植えをするとき、米の苗ってブラシのような、
四角い塊になってますよね!あれを作るのがこの播種機です。
幅4~5mほどのベルトコンベア式の機械。
次々と種や土が落ちてくるところに苗箱を流していくので、
箱と箱に隙間が空くと、下に落ちてしまう。目が離せない作業です!
苗箱をセットすると自動で流れていき、まず床土が敷かれます。
次に水が土に与えられ、湿らせます。そして消毒液が吹き付けられ、
その後に、もみ殻つきの種が苗箱に敷き詰められます。
そして仕上げにまた土がかぶせられて、苗の完成です!!
これだけの作業をひとつの機械で一度にできてしまうなんて…
手作業でやったら丸1日かかってしまう作業を、
この機械は2時間ほどで終えてしまうそうです!
そして…コンベアを流れて出てきた米の苗の完成品は、
なんかティラミスのようなブラウニーのような感じ。
このブラウニーを、今度は育苗機という機械に入れて、
保温をし、土から苗の葉っぱを出すのです!
そして、葉っぱが出たら育苗機から出して、ハウスに移動、
あのブラシ状になるまで、葉っぱを伸ばすんです。
お米の苗って、こんな風に作られているんですよ!!