[Let's農!!~たんたんマスターへの道2~]2013年9月11日
~唐箕を使って菜種のゴミを取り除く!~![]() 農具博士の鈴木まさる先生が協力してくださいました。
「唐箕」は本来、お米と籾の重さの違いを利用し、 唐箕(風車)を回して起こした風の力で 要らない籾などのゴミを吹き飛ばす農具です。 ![]() それを今回はこの菜種に応用。まだゴミがたくさん入っています。
収獲の際に混じってしまった葉っぱや種の入っていたさや、 その他細かいゴミなどを取り除きました。 ![]() 唐箕の力はスゴイ!
風を送り、その中に菜種を落としていくと、 種だけが下の容器に落ちて、余計な軽いゴミは、 風で唐箕の外へ飛んで行ってしまうのです! ![]() 唐箕でゴミを取り除いた菜種がこちら!
綺麗になりましたね~!黒い種の中に、黄金色や茶色の葉っぱが たくさん混じっていましたが、黒一色になりました。 今では、この「唐箕」を原点として、 コンバインや籾取り機などにこのシステムが使われているそうです。 農業技術は、日々進化しているんですね。 さて、このゴミを除去した菜種は、このあと油を搾ることができます。 冬に暖かい天ぷらが食べたくなったころに、搾ってみましょうかね! ![]() |
おひさまと、水と、土に感謝しながら
様々な農産物を作ってきた高根沢。
そんな高根沢の農業の魅力を広く伝え、
たんたんマスター見習いとなった
「いつみん」五十嵐愛が、更なる高みを目指し、
日々学び、挑戦、活躍するコーナー。
『Let's 農!!~たんたんマスターへの道2~』
今回このコーナーでは、ある挑戦をしました。
以前、高根沢町歴史民俗資料館で
企画展『農具展~なつかしの農具と発動機~』
が行われた時に学んだ、「唐箕」という農具を実際に活用して、
高根沢で収穫された菜種に混じった殻やゴミを取り除こうというもの。