[齋藤さんの栃木市ラブ]2013年9月9日
喜多川歌麿① 歌麿と栃木の深~い関係☆![]() 栃木市には、世界で40しかない歌麿の絵のうち、3点が保有されているんです。
栃木市内の民家から見つかったものなど、栃木市に歌麿が滞在したことを裏付ける絵のパネルを見せていただきました! ![]() ↑
左《女達磨図(おんなだるまず》1790~1793 右《三福神の相撲図 (さんぷくじんのすもうず)》1791~1793 ---------------------------------- ![]() ↑
《鍾馗図(しょうきず) 》(1791~1793) 栃木市を行き来していたと推定される、喜多川歌麿… 栃木市で絵が見つかっているわけですが、ところで Q.誰が絵をかくことを依頼したのでしょう??? A.栃木市の豪商が歌麿に絵を依頼した とのことです! 歌麿の大作「雪月花」は、栃木の豪商が依頼して作られたものだといわれているんです。歌麿の大作「雪」「月」「花」という作品を3つ合わせて「雪月花」と呼んでいるのですが、3つとも遊郭での遊女の様子などが描かれています。「雪」は現在行方不明で、残りの「月」と「花」は、アメリカのフリーア美術館に展示されています。 栃木市では、昨年「月」の高精細複製画を作製し、「とちぎ蔵の街観光館」の1階に飾ってあります。 こちらが、「月」の複製画です。↓ ![]() 細かいところまできれいで、その世界にひきこまれていくようです。
波の向こうの月の雰囲気や、全体のクールな感じが印象的です。 (この印象は、来週ご紹介する「花」と比較するとさらに浮き彫りになります☆) そして、栃木市では「月」に続いて、現在、「花」の複製画を製作しています! 来週は、その「花」について、ひきつづき、栃木市文化課の河野エリさんに、詳しくお話を伺っていきますので、来週の放送もぜひお楽しみにしていてくださいね♪ 「月」の複製画が飾られている、とちぎ蔵の街観光館↓ (栃木県栃木市万町4-1 ) ![]() |
喜多川歌麿といえば、江戸時代の浮世絵師で、世界的にも有名ですね。
歴史の教科書で「美人大首絵」を見た記憶が残っている方も多いはず!
詳しくは、栃木市文化課の河野エリさんに教わっています☆
(※「花」の絵は来週ご紹介しますので、お楽しみにしていてください♬)