[齋藤さんの栃木市ラブ]2012年9月3日
☆歌麿と栃木市 其の弐☆今回は、喜多川歌麿と栃木市を結びつける作品「雪月花」について。
実は、栃木市は、そのうちの1つ、「月」の複製画を作成中で、10月14日には、「月」の複製画をお披露目するシンポジウムを開催します。 歌麿の大作「雪月花」とは、どのような作品なのでしょうか。 江戸時代に栃木市の豪商 善野伊兵衛が喜多川歌麿に依頼した作品が「深沢の雪」「品川の月」「吉原の花」という3つの作品つまり「雪月花」です。
実は、明治12年に栃木市の寺で3点そろって展示されました。 ところがその後、作品はパリに流出・・・現在、「月」「花」がアメリカの美術館に所蔵され、「雪」に至っては、行方不明になっています。ちなみに3枚目の写真は「雪」です!!現在、栃木市で探しています!! というわけで、本物の作品は、アメリカに・・・見ることができませんが、栃木市では、高精細複製画複製画で「品川の月」を制作!!
畳3畳分になる作品が実物大で見られるようになります。 「品川の月」はどのような作品なのでしょうか。 品川の旅籠屋の遊女たちの姿を描いた作品です。遊女たちは、それぞれに海を見ていたり、手紙を書いていたり、汁物を運んでいたりと様々なことをしています。実物大で見られればその表情や様子を間近で見ることができるのです。 楽しみですね♪ 喜多川歌麿品川の月~高精細複製画完成記念シンポジウム~ 10月14日(日)午後1時30分~開催!! 講演をされるのは、歌麿の作品「月」を所蔵しているアメリカのフリーア美術館のジェームスユーラックさん。栃木市特別顧問で、歌麿研究の第一人者の浅野秀剛さん。そして、メディアでも幅広く活躍している評論家の山田五郎さん。 多彩なゲストが栃木市にやってきます!!興味深いお話しを伺うことができそうですね~。 場所は、栃木市栃木文化会館 大ホールです。 入場は無料ですが、事前の申し込みが必要です。栃木市のホームページをご覧になって、お申し込みください。こちらをクリック♪ また、10月に行われる「歌麿まつり」のイベント情報は、近日中に栃木市役所のホームページホームページに掲載されます。こちらもクリック~♪ チェックしてみてくださいね。 その他、詳しくは、栃木市 文化課 電話 0282-21-2426 まで!! 歌麿づくしの栃木市にみなさんお越しくださいね~ |
栃木市とゆかりの深い 江戸時代の浮世絵師 喜多川歌麿をご紹介しました!!