[番組で紹介した情報]2025年7月25日
『こどものお絵描きと成長☆』 |
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2025年7月18日
『こどもと図書館マナー☆』夏休みになると、子どもがいつも以上に
お世話になる場所のひとつ、「図書館」。 宿題の読書感想文を書いたり、自由研究の資料を探したり、 普段はゆっくり読めなかった本を 楽しんだり…、 夏休みは図書館に足を運ぶ機会が増えるのではないでしょうか。 そこで、小さいうちから ぜひ身に付けておきたいのが、 図書館でのマナー。今日は、お子さんが図書館を利用する時の マナーについておさらいしてみましょう。 まず いちばん初めに 伝えておきたいことは、 「図書館は 静かに利用する場所」だということ! …小さいお子さんに これを理解させるのは むずかしいと感じるかも知れませんが、大事なのは、 「どうして 静かにする必要があるのか」を 伝えることです。 そのためには、実際に お子さんと 図書館へ足を運んで、館内を歩いてみます。 そして、、、「図書館には どんな人たちがいるかな? (いろいろな人がいるね。)」 「みんな どんなふうに 本を読んでいるかな? (静かに読んでいるね。)」 「もし うるさくしたら、みんなはどんな気持ちになるかな?」 …など、実感をもって理解できるよう、 体験させてあげましょう♪ そして「図書館では静かに」ということが 確認できたら、 おうちで「ひそひそ声で話す練習」をするのもオススメです☆ 図書館でも 会話が必要な場面は生まれますが、 お子さんにとっては、「小さな声で話す」というのが 意外と難しいものなんです…!なので、ぜひパパママが お手本を見せてあげながら、おうちで練習してみてください。 さらに、ちょっとしたジェスチャーを加えれば、 より少ない言葉で 静かに 会話をすることができます♪ また、本の取り扱いマナーも、大切ですね。 図書館では、「みんなの大切な本を お借りしているのだ」 ということ、「次の誰かが この本を読むことを 楽しみにしている」という気持ちを忘れずに、 おとなが、本を大切に扱っている姿を、 子どもに見せてあげましょう。 本を手に取る時・渡す時は、両手で 丁寧に…。 「本に触れる手は 汚れていないか」、 「本を汚してしまいそうな 食べものや飲みものが 周りに置かれていないか」…など、 いつも親子で 確認するようにしましょう。 そうするうちに、きっと、お子さんが 一人で本を扱うようになっても、 自然とマナーが身についてくるはずです。 図書館は、これまで 生きた人たちの、 たくさんの知識や 経験、感性が集められた、たいせつな場所。 「みんなの気遣いやマナーが、図書館での 素敵な時間、 本との出会いを 作ってくれているんだよ」ということが、 お子さんに シッカリ、伝わったらイイですね。 |
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2025年7月11日
『やる気スイッチの種類☆』もうすぐ夏休みですね~。
夏休みが始まると…小学生以上のお子さんをお持ちの パパママの皆さんは、日々、『ウチの子の 宿題の進捗状況』が 気になるのではないでしょうか。しかし! どんなに焦っても、最終的には 本人次第…、 そこで今日は、お子さんの“やる気”のサポートに 役立つかもしれない、「やる気スイッチの種類」について 見てみましょう。 まず大事なことは、、、 「やる気スイッチの場所は、人それぞれである!」 ということです。やる気が出るキッカケや、動機、 モチベーションの源は、その子の性格によって違う、ということです。 では、そのスイッチの場所・やる気の源は どこにあるのか…? その性質は、大きく6つに分かれると 言われています。 ① 学習自体に関心があり・楽しいと感じる「充実志向」。 ② 知力を鍛えたい、賢くなりたい「訓練志向」。 ③ 生活に役立ったり、知っていると 得をすることが好きな「実用志向」。 ④ 人につられやすく、友達と 同じことをするのが好きな「関係志向」。 ⑤ プライドが大事で、競争では人に勝ちたい「自尊志向」。 ⑥ がんばったら、その分、ご褒美がほしい「報酬志向」。 (皆さんは どのタイプでしょう…?) この6つの中で、いくつかが当てはまる場合も多いので、 これまでの お子さんの様子を 思い出してみて、 ①~⑥のそれぞれに、「とても当てはまる」 「まぁまぁ当てはまる」「当てはまらない」の 3段階くらいに分けて、お子さんの傾向を、なんとなく把握してみましょう。 そして、大枠が見えたら、 サポートの仕方を考えます。例えば… ① 充実志向の強い子には、 興味を示した本や教材は なるべく与える。 ② 訓練志向の強い子には、 学習の記録をつけるようにアドバイスしたり、 レベルアップドリルに チャレンジさせる。 ③ 実用志向の強い子には、 お買い物など 日常で生まれる計算問題を 実践させる。 ④ 関係志向の強い子には、 お友達や親子で一緒に取り組む 勉強タイムを設ける。 ⑤ 自尊志向の強い子には、競争のある 塾へ通うなど、ライバルを意識させる。 ⑥ 報酬志向の強い子には、 学習時間にあわせて 自由時間やご褒美を設定する。 …などなど。こんな感じで、 お子さんのタイプに合わせてやる気スイッチの場所を、 少しずつ刺激してあげると、、、お子さんのやる気スイッチが ポチッ!と、入りやすくなるかも知れません♪ お子さんのやる気をサポートしたいと思ったら、 まずは お子さんを 観察するところから…! お子さんが 何かを頑張っている時・夢中になっている時に そのエネルギーの源が どこにあったのかを、 よ~く探ってみてください♪ |
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2025年7月3日
『子どもに気持ちを伝えよう、I(アイ)メッセージ♪』…例えば お子さんが、何度言っても、
してはいけないことを 繰り返してしまうような時…、 パパママは イライラが募ってしまうこと、ありますよね!! では 一体どうしたら お子さんに、 こちらの言うことを 分かってもらえるのか…、 きょうは そのヒントを、ちょっとだけ 探ってみたいと思います。 子育て中、お子さんを叱る時に よく言ってしまうセリフの中には 「もぉー、何度言っらた分かるの!」とか 「なんで そんな危ないコトするの!?」…などがありますが こうした言葉から、お子さんがどんな事を感じ取るかというと…、 「自分が責められている」という感覚。。。 すると、お子さんは、その“責められている”という状況から 自分のココロを守ろうとして、反抗的になったり、いじけたり…。 すると、さらに問題がこじれて、お互いに イヤな思いをすることになってしまう、というワケなんですね~。 では このような状況を避けるためには どうしたら良いのか…、そこで試してみたいのが、 「YOU(ユー)メッセージ」から「I(アイ)メッセージ」への変換です。 「YOUメッセージ」というのは、主語が「あなた」の声掛け、 対して、「Iメッセージ」は 主語が「私」の 声掛けのことを言います。 先ほどの例でいうと…「何度言っらた分かるの!」の場合、 「(あなたは)何度言ったら分かるの」という意味なので、 主語は あなた(=お子さん)になりますね。 では、このメッセージの主語を、 「あなた(お子さん)」から「私(=ママやパパ)」に 変換すると、例えば こうなります… 「○○ちゃんに分かってもらえないと、 (ママは/パパは)悲しいな」。 同じように、「なんで そんな危ないコトするの!?」の場合も 「危ないことをすると、(ママは/パパは)心配だよ。」 …などと言い換えることができます。 ずいぶん 印象が変わりますよね? そもそも、ママ・パパが お子さんに注意をする(叱る)時、 本当に伝えたかった気持ちは、“伝わらないことの寂しさ”や “子どものことを大切に思い・心配する気持ち”のハズ。 そこで、主語を「私」にする 「Iメッセージ」に変換すると、 そんな“パパママの本当の気持ち”が 言葉として前面に出てくるようになるので、 お子さんは それを受け取りやすく、さらには、 「ママに/パパに イヤな思いをさせないようにしよう」と 努力する気持ちが 芽生えやすくなるのだそうです! きょうは 簡単な例で お話ししましたが、 この「Iメッセージ」は、大人同士のコミュニケーションでも 応用が利くという、じつは 奥が深~いものです。 …「イライラした時に そんな余裕あるかな?」と 思うかも知れませんが、何かを伝えたい時には、 そのおおもとにある“自分の気持ち”に意識を向けながら 少しずつ、試してみてはいかがでしょうか。 |




ほほ笑ましい光景の一つ…♪ ですが、
それだけでなく、お子さんが描く絵は、その子の成長と
大きな関わりがあると言われていて、表現力や想像力など
成長を知るための 一つの目安になります!
きょうは、お子さんの描く絵が、成長の過程で
どのように変わっていくのか、お話ししてみたいと思います。
1歳~2歳の頃は、クレヨンなどを握れるようになって、
点々を書いたり、グルグル、なぐり書きをしたりする時期。
これは、紙に 線や色がつくことを楽しみながら
感覚を覚えていく段階なので、自由に書かせて、見守りましょう。
そして 1歳半~3歳くらいになると、
ぎこちなさが減って、もっとダイナミックな 線や曲線、
マルなどが 描けるようになります。
この時期に たくさん・自由に 絵を描いた子は、
その後も お絵描きを好きになる子が 多いようです♪
次に、3歳~4歳くらいになると、
三角や四角など、記号のようなカタチが 描けるようになります。
また 自分が描いたものから、
見覚えのあるものを連想して、「ママ」「ワンワン」など
あとから名前を付けるようにもなるので
「何を描いたの?」と聞いたりして、会話を楽しみましょう♪
そして、3歳~5歳くらいになると、
知的欲求や 思考力、記憶力が 発達してきて、
自分が見たことのある形、描きたい形を
表現できるようになってきます。ボキャブラリーも
豊富になってくるので、お子さんの話を聞きながら、
たくさん絵を描くように うながしてあげましょう♪
続いて、5歳~6歳ごろは、
“自分と周りとの関係性”が 理解できるようになる時期。
そうすると、一枚の紙に 関連性のあるものを並べて描いたり、
大小の区別も つけられるようになってきます。
また、この時期のお子さんの絵の特徴は、
“地面の線”を引いたり、そこに立つ人の姿や、
家、花、太陽などが登場してくること!これは、
「空間認識能力」が育っている 証だそうです。
さらに、7歳以上になると、モノ同士の重なりや、
奥行きなど、立体的な表現が できるようになってきます。
それにともなって、いわゆる“写実”に 夢中になる子も
増えるので、もし、本格的に絵を教えたい場合には、
この時期から、段階的に教えていくと良いそうです♪
このように、お子さんが描く絵を観察することは、
その子が何を感じているか、
どんな感覚が育っているかを知る、手掛かりにもなります。
…お子さんの落書きで 困った経験のあるパパママも
いるかも知れませんが…、お子さんにはできるだけたくさん
お絵描きをさせて、ぜひ楽しみながら
成長を見守ってあげられたら イイですね。