[番組で紹介した情報]2024年7月26日
『スキンシップの効果とは?』 |
2024年7月19日
『幼稚園児の夏休み♪』幼稚園に通う子どもたちは、
もう夏休みに入った頃かな~と思いますが 園児の皆さんは 夏休み中、何をして過ごすのでしょうか? 毎日ダラダラしていては もったいない…!ということで、 きょうは 園児たちの 夏休みの過ごし方について チェックしてみましょう! ::: 夏休みに入ったら、まずは パパママが、お子さんと 夏休みの目標について 話してみるのが オススメです。 「幼稚園児なのに、目標が必要?」と思うかも知れませんが、 小学校とは違って、幼稚園では 宿題が出ないことがほとんど。 だからこそ、しっかり「どう過ごすか、何をしたいか」を 明確にすることが大事♪ 最初に、「夏休みに何をしたい?」と聞いてみて、 お子さんが したいと思っていること・関心を持っていることを 探ってみましょう。思いつく限りのアイデアで、 お子さんの興味・好奇心を引き出しながら進めます。 ::: その中で、できること・できないことが あると思いますが… 叶いそうなコトを並べて、「夏休みの楽しみリスト」が出来たら、 毎日・この時間には コレをやる…、 この週末は どこへ出かける…など パパママの予定も加味して、 ざっくりと スケジュールを組んでみます! 大まかな予定と目標ができれば、 なんとなく過ごしてしまいがちな夏休みも ちょっと有意義なものに 変わっていくかも知れません。 ::: でも、何がしたいか、どんなものを目標にしたら良いか アイデアが湧かない…という人もいるかも知れませんので ここで いくつか、そのヒントになりそうなものを 挙げてみたいと思います。 気軽に出来そうなことなら、例えば… ・画用紙を買って、いつもより大きな絵を描いてみる! ・公園で虫取りをする(1日 ●匹目標!など) ・毎週3本くらい 映画を見る ・料理やお菓子作りにチャレンジ! …など。 興味がある子には、そこに「お手伝い」の目標を 入れてみたりすると、パパママも 助かりますね~。 そして、意外とオススメなのが、 絵画や工作のコンクールへの 挑戦です。 コンクールには、募集要項や 締切などがありますので、 一つの作品を作り上げてコンクールに出す…というプロセス自体が 計画性、持続力、目標達成への努力…といったスキルが育つ 素晴らしい機会になります! この時期は、夏休みに合わせて様々な企業や団体が 企画するものがたくさん♪ぜひ お子さんの気に入るものを 探してみてはいかがでしょうか。 また、行ってみたい場所… 海や水族館、お祭り、花火大会もピックアップしたり、 夏休み限定の 体験プログラムやキャンプに お子さんを送り出す というのも、お子さんが楽しみながら、 また、同時に パパママの自由時間も 確保できるので、イイかも知れません! ::: …とは言っても、夏休みは あくまで“長期休暇”なので お子さんも・パパママもほどほどに、時には サボりながら…、 有意義な夏の時間を 過ごして欲しいと思います。 |
2024年7月12日
『“今やろうと思ったのに!”その正体は?』「宿題は終わったの?」
「明日の準備はできてる?」 …など、強く言ったつもりはないのに、 お子さんが 急にヘソを曲げて 「今 やろうと思ってたのに!やる気が無くなった!」 な~んて言われてしまうこと…ありませんか? (ありますよね~。これからの夏休みも 多発しそう…。) 多くの親御さんが 経験しているであろう、 このシチュエーション。そうなってしまう原因は 一体なんなのか? また、その対処法について、 今日は 考えてみたいと思います。 ::: まず、「今やろうと思ってたのに!」 …と言う時の 気持ちの正体は、 “心理的リアクタンス”と呼ばれる、心の現象です。 「リアクタンス」というのは「反発」という意味で、これは、 「自由を制限されるほど、その自由を取り戻そうとする」という 人の心に起こる 自然な反応だと言われています。 例えば、「説得されると、抵抗したくなる」とか 「命令されると 背きたくなる」など。より身近な例では… 「見ちゃダメだからね!」と言われると、 逆に 気になってしまったり…、 これも、“心理的リアクタンス”ですね。 そもそも人の心には、 「自分の意思で自由に決定し・行動したい」 という欲求があって、その自由が奪われると、 とっさに反抗し、自由を“回復”しようとする 心が働きます。 お子さんが、「今やろうと思ったのに!」と逆らうのは、 まさに、自分の心の自由を守ろうとする、 自己防衛の表れなんですね。 ::: なので、“心理的リアクタンス”を刺激せずに お子さんの行動をうながすには、自由を奪うような 命令・説得するような 言い回しを避けること、 決めつけた言い方を 避けることです。 例えば…、「宿題しなさい」ではなく、 「宿題しようとしてるの? いいね♪ じゃあ、ママは○○しようかな♪」と、 ちょっと距離を取ったり…。 「歯磨きしなさい」ではなく、 「そろそろ寝る時間だね、歯磨きする? それとも、お着替えする?」…というように、 選択肢を与えるだけでも、“心理的リアクタンス”は 軽減するかも知れません。 ::: ポイントは、お子さんの置かれている状況を見ながら、 自由を与え、“自分で決めさせる”こと♪ もうすぐ始まる 夏休み、お子さんが 家にいる時間が多いと、 こうした場面が とくに増えると思いますが、 是非、この“心理的リアクタンス”を 意識して、 効果的な声掛けが できたらイイですね! |
2024年7月5日
『水遊びのオモチャ☆』ここ数日は 梅雨が明けたような
お天気・暑さが続いていますが… そうすると「水遊びをしたい!」と言うお子さんも 多いでしょうね♪お庭やベランダ、 お風呂での 水遊びが楽しい季節、 きょうは、水遊びでの 安全なオモチャの選び方や、 おすすめのオモチャなどを チェックしてみたいと思います。 ::: まず、安全なオモチャかどうかを 見極めるポイントは・・・ ① お子さんの口に入らない、小さすぎないモノであること。 とくに小さいお子さん、赤ちゃんは、何でも口の中に 入れてしまいがちです。水遊びのオモチャも、小さなボールや、 飲み込んでしまう危険性のあるものは、避けましょう! ② そのオモチャが“水遊び用”として作られているかチェック! 中でも 電池を使ったオモチャは、 水遊び用(防水)ではない場合、故障の原因になりますので、 チェックしましょう。 ③ オモチャを使う前に、汚れていないか、 カビが生えていないかをチェック! 水鉄砲や 水遊びで使ったお人形などは、 どうしてもカビが生えやすくなります。 使うごとに、カビや ヌメりがついていないか チェックして、 お子さんが 衛生的な状態で 遊べるようにしましょう。 ::: そして、先輩パパママに聞くと、 生活の中で出る 様々な不要品を、水遊びに再利用する エコなオモチャも、人気があるみたいですね♪ 例えば、ペットボトルに穴をあけたジョウロ♪ マヨネーズの 空き容器を使った 水鉄砲♪ 牛乳パックを開いて 船を作ってみたり…、 カプセルトイのカプセルを たくさん水に浮かべたり、水を入れて遊んだり♪ お子さんと一緒に アイデアを出し合いながら、 不要なものを遊び道具に変えていくのは、エコで、楽しく、 考えるチカラも 育まれそうです。 ::: ぜひ 親子で楽しんでほしい 水遊びですが、 改めて、、、注意喚起です! お子さんが水遊びをしている時には、 必ず 大人が、そばで見守ってください! とくに小さいお子さんは、 水の深さが ほんの数センチでも溺れてしまうことがある ということを 思い出しておきましょう。 そして、たった1~2分でも… 例えば、タオルを取りに行くとか、 電話に出る、宅配を受け取る…など、 どうしても大人が 移動しなければいけない時には、 必ず お子さんも一緒に、水のある場所から 移動させることを、忘れないでください。 ::: お気に入りのオモチャを使った、たのしい水遊び♪ お風呂嫌いだった子も、おうちで水遊びをするようになってから お風呂に入るのが好きになった…という例も少なくないそうです。 熱中症予防をしながら、親子でたのしく 夏の思い出づくり、 お子さんの好奇心を広げるキッカケにも、なったらイイですね。 |
2024年6月28日
『みんなで知ろう!マタニティブルー』マタニティブルーは、産前・産後の女性に起こる、
心身の不調の総称。出産経験のある人の、実に 3割から5割の人に起こると言われていて、 よく知られている言葉ではあるんですが…、 はじめて経験する女性にとっては ビックリすることの連続です! そんなマタニティブルーを みんなで上手に乗り越えるために、 きょうは、その原因や対処法について、お話ししてみましょう。 ::: まず マタニティブルーの症状は… メンタル面では、「強い不安感」や「落ち込み」、 「急に泣きたくなる、涙が出る」「焦燥感」「自己嫌悪感」など。 身体面では、「不眠」や「倦怠感」「動悸・息切れ」、 「頭痛」などが 現れることもあります。 ::: そして、そんなマタニティブルーを引き起こす 主な原因と言われているのは、妊娠・出産にともなう ホルモンバランスの 急激な変化。 とくに、出産直後は、女性ホルモンの低下だけでなく、 産後の生活環境の変化や、「母親になる」という 意識の変化など、特にデリケートになります。 ::: …ちなみに、マタニティブルーと「産後うつ」との違いは、 その期間が「一時的」かどうか、また、病院での治療を 必要とするかどうか、です。マタニティブルーの場合、 その症状は 数日~10日程度で自然に治まっていくと 言われていますので、“一時的な心身の不調”ととらえて、 様子を見ながら ノンビリ過ごすことを 心がけましょう。 ::: そして、産前・産後に関わらず、 「コレって、マタニティブルーかな?」と感じた時には、 その不安な気持ちを、家族や 信頼できる友達、助産師さんなどに 話して、一人で抱えこまないようにすることが、大切です。 また、マタニティブルーの症状は 自覚できない場合も多いので、 周りの人も、気を配りつつ、 サポートできるよう心がけたいですね。 ::: さらに、マタニティブルーは パパにも起こる!と言われています。 これは、「パタニティブルー」とも 呼ばれたりしますが、 女性のような ホルモンバランスの変化によるものではなく、 赤ちゃんを迎える中での 環境の急激な変化が 影響していると考えられています。 症状は やはり、「不安感」など精神的なものから、 頭痛や睡眠障害など 身体的なものまで、様々。 子育てを頑張るパパが増えてきていますので、 こちらも知っておきたいですね。 ::: 産前・産後の プレッシャーの中で 気持ちの浮き沈みがあると、 想像以上に 戸惑うかも知れませんが、 「コレは マタニティブルーの症状かも!」と気づけるだけでも 少し気持ちが ラクになるかも知れません。 周囲の人たちも、ぜひマタニティブルーについて理解しながら、 みんなで、ママ達に優しい環境を、作っていけたらいいですね。 |
親しい人が そっと背中をさすってくれると
心が安らいだ…という経験は、多くの人にあると思いますが、
そうした、いわゆる“スキンシップ”をすることは
お子さんの脳にも、良い影響があると 言われています。
そこで 今日は、スキンシップには
一体どんな効果があるのか、どんな風に
スキンシップしたら良いか? など、お話ししてみましょう。
:::
まず…、スキンシップをすると、人の脳内では
「オキシトシン」と呼ばれるホルモンが 分泌されます。
オキシトシンは、“幸せホルモン・愛情ホルモン”とも呼ばれて
人の心を落ち着かせ、幸福感や愛情を
深める効果があると 言われていますね。
しかも、このホルモンの分泌は、
触れている側・触れられている側の双方に起こるそうで、
お互いに 幸せな気持ちになることができます☆
:::
そして、スキンシップによる オキシトシンの分泌には
様々なメリットがあります。
例えば、「“愛着関係”が育まれやすい」ということ。
お子さんが小さな頃から たくさん触れ合うことで、
親子の 愛情や“心の絆”が 深まりやすくなると言われています。
また、「ストレスに強くなる」!
オキシトシンには、体の中で ストレスホルモンの分泌を
おさえる作用もあるそうです。小さい頃から オキシトシンが
たくさん分泌される状態に慣れていると、大きくなってからも
それが持続して、ストレスに強くなる傾向があるそうです!
(スゴイ!)
:::
そして、「集中力」。
人は、心配事があったりすると 集中力が下がってしまいますが、
オキシトシンが分泌されている状態では、心身がリラックスして
目の前のことに 集中しやすくなります。
なので、小さなお子さんだけでなく、
小学校にあがってから、例えば 学習意欲を高めたい時などにも
親子のスキンシップが大きな役割を果たすと
言われているんですね♪
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では、どんな風に スキンシップをすれば良いでしょうか?
オススメなのは…「抱っこしてトントン」、
「ギュッと抱きしめる」、「眠る前の添い寝」や、
お風呂の時に「体を手で洗う」など。
お子さんによって好みもありますので、
いろいろ試してみましょう。
ただ、中には、たくさん触られるのが苦手なお子さんや
逆に、触れるのが苦手…という パパママもいると思います。
迷った時には、どんなスキンシップなら OKか?NGか?…を、
少しずつ試しながら、お気に入りを 探ってみてください♪
:::
…普段、お子さんと過ごす時間が 少ないと感じているパパママも、
しっかりスキンシップをすれば、きっと、
オキシトシンの効果を 感じることが できると思います。
ぜひ、この夏休みをキッカケに、親子のスキンシップについて
考えてみては いかがでしょうか。