[番組で紹介した情報]2024年6月21日
『こどもの熱中症対策!』 |
2024年6月14日
『こどもの目を守ろう!』今週月曜日、6月10日は「こどもの目の日」でした♪
「こどもの目の日」は、日本眼科医会などが参加する 「日本眼科啓発会議」が、昨年・2023年に 制定したもので、今年で2年目。 将来ある子どもたちの 視力の成長を見守り、 目の健康を推進するため、「はぐくもう 6歳で視力1.0」 という願いを込めて、6月10日を「こどもの目の日」と 制定したそうです。 ::: そして、「6歳で視力1.0」という言葉には、 深~い意味があります…。 生まれたばかりの赤ちゃんの目は、視力が低く、 周りの景色が ボンヤリ見えていると 言われていますよね。 その視力は、だいたい 0.01くらいだそうですが、 そんな赤ちゃんも、成長していくにつれて、 3歳くらいまでには、1.0くらいの視力に 達するそうです。 ですが、1.0に届かない、いわゆる「弱視」の症状がある場合、 できるだけ早い発見と治療が 大切になってきます。 そこで、早めに検査を行なって、疾患がある場合は 6歳くらいまでに1.0の視力を目指そう、 眼鏡をかけて1.0の視力が出ることを目指そう、ということが 掲げられているわけなんです。 ::: そんな目の病気の 早期発見に有効なのが、 「屈折検査」という検査なのですが、 近年では、「日本眼科医会」の働きかけによって 「3歳児 健康診査」の中に、この「屈折検査」を 導入する自治体も 増えてきたそうです。 小さなお子さんのいる ご家庭の皆さんは、 自分たちの自治体ではどうか、また、気になる場合は かかりつけの 目のお医者さんへ 聞いてみてください☆ ::: そして、子どもの視力 で言うと…、 年々、子どもの「近視」(※遠くが見えにくい状態)の割合が 増加していることも、よく耳にしますよね! 子どもの近視は、世界中で 増加傾向にあるそうですが、 文部科学省が 昨年11月に公表した、最新の 「学校保健統計調査」によると、裸眼での視力が1.0未満の 小学生の割合は およそ4割、中学生の割合は およそ6割で、 どちらも過去最多となっているそうです。。。 「近視はメガネで見えるようになるから…」と 思うかも知れませんが、実は 近視は、 将来の目の病気のリスクを 高める可能性があることが さまざまな研究によって 分かってきているそうです! (こわいですね…。) ::: とくに 小さなお子さんの場合、自分から 「見えづらい」と訴えることは、なかなか難しいと思います。 ぜひ、パパママが普段から、 お子さんが本やテレビを見ている時の距離や、目の動き、 姿勢などを、チェックしてあげましょう! そして 定期的な視力検査を受けることも、 検討してみてはいかがでしょうか。 |
2024年6月7日
『歯磨きを習慣づけるコツ!』毎年 6月4日~10日までの一週間は「歯と口の健康週間」!
今年の標語は『 歯を見せて 笑える今を 未来にも 』…ですが、 お子さんの中には、小学生くらいになっても なかなか 歯磨きが 習慣化しなかったり、 歯磨きが嫌い!という子も 少なくないですよね。 そこで今日は、そんなお子さんでも 歯磨きが好きに なれるかも知れない、そんなアイデアを ちょっと紹介したいと思います。 ::: まずは、『歯ブラシや歯磨き剤を お子さんと一緒に選ぶ』♪ 歯ブラシを 好みのモノに変えるだけで、 自分から「歯磨きしたい!」と言ってくれる場合もありますし、 「電動歯ブラシ」や「デンタルフロス」を導入することで、 急に 歯みがきが楽しくなったりすることも、あるようです! そして 歯磨き粉も、子ども向けのものを一緒に買いに出かけたり、 洗面所に 2~3種類 用意しておいて、 「今日はどれにする?」と“選ぶ楽しみ”を プラスしてあげるのも、イイですね! (…すこし出費は増えますが、 パパママとお子さんのストレス軽減のための 「投資」と考えても イイかも知れません!) ::: また、『声かけのタイミングを工夫してみる』! 夜の歯磨きは、就寝前に行なう…というおうちが多いと 思いますが、お子さんに「歯磨きしよう」と声をかける時間帯が 遊びに夢中になっている時や 眠くなってしまってからだと、 余計に「イヤ!」と 言われてしまいがちですよね~。 もしかしたら、毎回タイミングが悪いだけ…という可能性も あるので、お子さんと話し合いながら、 歯磨きの時間帯を ズラしたり、見直してみるのも 一つです。 ::: そして、『パパママも一緒に歯磨きをする』というのもオススメ! 例えば テレビを消して、みんなで一緒に 歯磨きをすれば、 お子さんにとって歯磨きが“パパママとの楽しい時間”になって 習慣化しすくなるかも知れません。 (親が歯磨きをする、その姿を見せることも 大切ですよね!) ::: ほかにも、好きな音楽を 歯磨き用のBGMに決めて流すようにしたり…、 シールやスタンプを集める“歯磨きカレンダー”を作ったり♪ また 今は、スマホの「歯磨きアプリ」もありますよね! カメラで 歯磨きをしているところを写すと楽しいアイテムが ゲットできたり、ゲームが出来たり、ワルモノを倒せたりして、 スマホが好きなお子さんには オススメです☆ …歯磨きは、オトナでも面倒だと感じることがありますが 口の中の健康は、おいしく食べること、 体の健康にもつながる 大切なもの。 ぜひ早いうちから 少しずつ、身に着けられたらイイですね♪ |
2024年5月24日
『 早くして! あとでね!の伝えかた』「早くして!」「あとでね!」 この言葉…、子育てをしていると、 けっこう、使ってしまいがちでは ないでしょうか!? とくに、時間やココロに 余裕がない時…、 大人の都合で お子さんを 急かしてしまったり、 お子さんの気持ちに すぐに応えてあげられなかった~など、 あとで凹んでしまうことも しばしば。。。 でも、そんな時の声かけに、ちょっと工夫をすることで、 小さいお子さんにも伝わりやすく、パパママの気持ちもラクに なるかも知れません。 ::: まず いちばんに心がけたいのは、 『“なぜそうする必要があるのか”をセットで伝える』 ということ。 例えば、何かを急いで しなければならない時。 とくに小さいお子さんには まだ、時間の感覚や 未来の予定などを 把握するチカラが育っていませんから、 「早くして」と言うだけでは、 なかなかその意図や目的が伝わりません。 なので、なぜ早くする必要があるのか、 (必ずしも ホントの理由でなくてもOKなので、) 「早くしないと、ママ/パパが 困っちゃうんだよ~」という イメージを伝えながら、その理由を、 セットで伝えてあげましょう。 また、「あとでね!」と言いたくなる場面でも、 “なぜ、今はムリなのか”を、セットで伝えてあげましょう。 例えば…、ママが洗濯物を取り込もうとした時に お子さんから 「遊ぼう」と言われたら…、「ママも遊びたいんだけど~」と、 お子さんの気持ちを 一旦受け止めてから、 「雨が降りそうだから、お洗濯を取り込まないと 濡れちゃうからね~」など、“いま遊べない理由”を かんたんに説明してみましょう。 そして、「あとでね」ではなく、 「これが終わったら遊ぼう/何時になったら遊べるよ」など、 具体的な約束をして、その約束を守るように 心がけてみましょう♪(言われてみれば… 大人の場合に置き換えても、同じかも知れませんね~) ::: …そもそも、お子さんからの誘いや希望・要望に なかなか応えてあげられないのは、必ずしも 悪いことではありません。何故なら、そうしたことは、 お子さんが「時には 自分の思い通りにならないことがある」 ということを知る、心の成長をうながす面では、 むしろ大事なことだからです。 なので、パパママは、お子さんの要望をすべて受け入れる必要は ありませんし、お子さんが“納得”しながら・“前向きに待つ” ことができるように声かけを工夫しながら、 導いてあげたいですね。 ::: …いかがでしょうか。 「早くしなさい・あとでね」という言葉は、 その言葉自体が悪いのではなく、そうした言葉を使った時の、 お子さんへの“伝わり方”が 大切なんですね。 お子さんの心に響きやすいのは どんな言葉なのか…? 日々、じょうずな伝え方を、試してみましょう♪ |
2024年5月17日
『運動能力は どこで育つ?』時々ニュースなどで、
「現代の子どもは 体力が低下している」という話を 耳にすることもあって、「ウチの子はどうかな?」と 気になるパパママも 多いのではないでしょうか。 また、お子さんの“運動神経”を発達させるためには どうしたら良いか?と悩むかたも 多いようですが…、 もしかしたら、お子さんの体力や運動能力を伸ばすには、 “公園の遊び”だけで、十分かも知れません♪ ::: 公園の遊具や広場で遊ぶと、 運動能力を伸ばすために必要な「基本動作」が、 自然に 経験できると言います。その「基本動作」とは、 走る、のぼる、這う、渡る、くぐる、かわす… など 20種類以上あるそうです。 例えば、「走る」動作は、 速く走れることだけでなく、スピードの加減や方向転換など、 多くの要素が含まれています。 また、手足を使って「這う」動作には、 腹筋や背筋も使いますし、「くぐる」といった動作には、 バランス感覚や 空間把握能力も 必要ですよね! このような 基本動作を、幼少期にたくさん経験すると、 筋肉へ動きを伝える 神経の回路が バランスよく発達して、 様々な動作を組み合わせた動きが 出来るようになり、 体育の授業や、様々なスポーツにも 馴染みやすくなるそうです。 ::: そして、この「基本動作」を体験するのに “もってこい”なのが、公園や広場での遊びです♪ とくに 様々な遊具が組み合わさった いわゆる“複合遊具”と呼ばれるモノは“基本動作の宝庫”で、 「のぼる」「降りる」「くぐる」といった動作を 連続して体験することができます。 また、遊具がなくても、 例えば、鬼ごっこをするだけで、「走る」「追いかける」 「逃げる」「かわす」といった複数の動作を 経験できますよね! ::: ただ 注意したいのは… 「運動しなきゃ!」という気持ちで 公園に行くのではなく、公園では のびのび・自由に、 お子さんを 遊ばせてほしい、ということです。 …やはり、多くのかたが経験しているように、 運動を「やらされた」という経験は、 体育嫌いにも つながりかねません…。 もし、経験させたい動作があるなら、その動作が 自然と引き出されるような遊具や遊びを、 お子さんに勧めてあげるだけで 十分です♪ ::: 幼少期・少年期に「体を動かすことは楽しい」という感覚が 身につけば、生涯を通じて 運動に前向きに取り組む大人になる 可能性は高いですし、運動の習慣は、体力・免疫力の向上、 生活習慣病の予防、ストレス解消など、 様々なメリットが 期待できます♪ …運動することが あまり好きではない パパママも、 (とくに今は 気持ちの良い季節!) お天気の良い日には、ぜひ お子さんと一緒に 公園や広場へ お出かけしてみてはいかがでしょうか。 |
ここ数日は 真夏のような暑さが続いていますが、
そうすると、やはり お子さんの「熱中症」、心配ですよね!
とくに 赤ちゃんや 小さなお子さんは、そもそも
体温の調節機能が 未発達だったり、暑くても、自分の言葉で
上手に訴えられなかったりするので、
大人がシッカリ様子を見たり、対策をする必要があります。
今日は改めて、お子さんの熱中症予防の ポイントを
少しおさらいしてみましょう。
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まず、とくに注意が必要なのは、
気温や湿度が高く・晴れた日のお出かけ!
晴れた日には、地面に近いほど 気温が高くなりますが、
お子さんは、背が低かったり、ベビーカーに乗っていたりして
大人よりも 地面から来る熱(照り返し)の影響を
受けやすくなります。なので、こまめに様子を見てあげて、
なるべく日陰を 歩くようにしたり、抱っこひもやベビーカーに
保冷剤を取り付けたり、冷却マフラーや
首掛け扇風機などを 取り入れるのもイイですね。
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また、お出かけ前の 服装選びも大切です。
熱がこもらない、風通しの良いデザインのもの、
速乾・吸湿性に優れたドライ素材や、
サラッとしたコットン素材の、肌着やTシャツなどがおすすめ。
とくに日差しが強いときは、帽子も 忘れずに…♪
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そして、もっとも大切なのは、こまめな水分補給です。
お子さんが 自分から「のどが渇いた」と言う時には
すでに、けっこう水分が 失われている状態かも
知れませんので、そうなる前に、時間を決めるなどして、
こまめに水分補給しましょう。たくさん汗をかいた時には、
塩分を含んだ 飴やタブレット、ゼリー、
スポーツドリンクなども オススメです。
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また、とくに熱中症に 注意が必要な シチュエーションは、
お子さんが“何かに夢中になっている時”!
遊びなどに夢中になると、
お子さんも自分の のどの渇きや 気分の悪さなど、
熱中症のサインに 気づくのが 遅れがちになります。
なので、お子さんが 夢中になりそうな時には、大人が
水分補給や休憩を促すなど、シッカリ見守るようにしましょう。
その時 チェックしたいポイントは、
お子さんの 顔色や汗の量。顔が赤くなっていたり、
ひどく汗をかいている時には、すでに 体温が上昇している
可能性もあるので、早めに、エアコンのきいた 涼しい場所へ
移動して、休みましょうね!
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そして 最後に…、室内で遊ぶ時にも、油断は禁物です。
日差しが無くても、室温や湿度などを 時々チェックしながら、
屋外の場合と同じ対策を 意識するようにしましょう!
できることから工夫して、今シーズンも みんなで上手に、
夏の暑さを 乗り切っていきましょう☆