[番組で紹介した情報]2017年10月7日
第1回、第2回のゲストは…*2015年6月、那須町で行われた全日本選手権。
小野寺慶は当時14歳ながら、個人タイムトライアルU17+U15で優勝。 2位に約40秒の差をつけての圧倒的勝利で、全日本チャンピオンに輝いた。 中学生で手にした日本一。 しかし、彼のロードレーサー人生でターニングポイントとなったレースは、 その2か月後に走ったベルギーでのレースだった。 日本と欧州で活動する、チームユーラシア-IRC(アイアールシー)。 小野寺はこのチームに所属し、2015年8月、ベルギーで行われた ウェストフランデレン・サイクリングツアーに参戦した。 小野寺の特徴は積極的な走り。 数多くいる選手の中から抜け出す、いわゆるアタックを仕掛けていく。 しかし、他の選手がこのアタックに反応し小野寺を追走、 積極的なアタックが不発に終わることも多々あった。 初の海外レースとなった3日間のステージレース。 ここでも小野寺は持ち味の積極的な仕掛けで、レースを展開していく。 するとこのアタックが成功、3日間のレースを終えて総合11位、 2000年代生まれのトップ選手に与えられるベストヤングライダー賞 いわゆる新人賞に輝いたのだ。 ロードレースの本場、ヨーロッパでベストヤングライダー賞獲得。 小野寺が確かな自信をつけた日となった… |
小野寺慶 選手