[番組情報]2018年7月3日
今週栃木精工株式会社、川嶋社長へのインタビューです。![]() 今週は、栃木市に本社を構える 栃木精工株式会社 代表取締役社長 川嶋 大樹 さんに お話を伺います。 栃木精工株式会社は、 医療機器の販売・製造、精密パイプの製造などを手がけ 栃木市・平柳町、大宮町と、小山市。 合わせて3つの工場を持つ会社です。 今回、お邪魔した栃木工場は、新栃木駅からすぐ近く。 6月に竣工式を終えたばかりの工場です。 通学している学生たちの目に留まる、この工場は 将来、Uターンの職場として思い出して欲しい。 という狙いもあります。 ![]() 主に、注射針を中心に、 カテーテル、内視鏡、プリンター部品、 または、お菓子の製造機器部品なども、製造。 特に「歯科用麻酔針」のシェア率は、日本の半分を占めるそう。 ”痛くない針”というのが、栃木精工製の特徴。 実は日常生活にも馴染みのある、身近な製品。というのも 栃木精工の特徴です。 ![]() 栃木精工が行っている分野として 「鋼管(こうかん)」と「磁気センサー」もあります。 『鋼管』=『ステンレスパイプを中心としたもの』 これは、内視鏡の処置具であったり、 プリンター部品であったり。 一方『磁気センサー』は、 ハイブリットカーや電気自動車、航空機、ATMなど、 電気と関わりのある機器に使われています。 この普及は、仕事を掴もうとした先人たちの努力のおかげ。 だと、川嶋社長は言います。 取引は国内だけにとどまらず、海外にも広がり、 直接の取引は、ブリガリアや台湾と行っています。 センサーのコア部分となる部品は、 ブルガリアにある世界的な工場に納入しているんだとか。 その他、栃木精工の部品を購入した企業が輸出する。 という形で、ヨーロッパ・アメリカ・カナダ・中国などでも 部品が使われ、世界中に広がりも見せています。 ![]() 会社の技術を担う人材の確保は、社長自ら対応。 また、新卒で採用していた従業員も、 採用担当に位置付け、判断基準の一つにしています。 これには、年配の採用担当だと、若者との価値観の差があり 的確な視点でみることができないため。と、 時代の流れを考慮した形になっており、 人の採用には、社長の仕事として、力を入れているそうです。 また、来週も栃木精工・川嶋社長にお話を伺います。 ![]() |
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