さて今日は中国の独身者の日、「光棍節」についてお話しますね。
昨日、11月11日は日本では「ポッキーの日」としてお馴染みですね。
でも、中国では独身の人たちが集まってパーティーなどをする、
「光棍節」という日になっています。

この「光棍節」の「光棍」という言葉はもともと
結婚していない男性のことを表していて、
数字の「1」は寂しい独身のイメージと似ていることから、
11月11日は「光棍の日」になっているんですよ。

さて、この「光棍節」。昔からある伝統的な祝日や、
外国から伝わってきたものではないんですよ。
今から大体20年前ぐらいに中国の大学生の間で生まれて、
そこから世の中の人たちの間で流行するようになった日なんですよ〜。

この日の独身の人たちの気持ちは色々で、色んな過ごし方をしているんです。
寂しい独身の人たち同士で集まってお酒を飲んだり、他には自分へのご褒美として、
美味しいものを食べたり、自分へのプレゼントを買ったりします。
なので中国のデパートなどもこれに合わせて、色んなセールをやったり、
レストランやバーはお見合いパーティーを開いたりと様々なイベントが中国で行われています。
それぞれの「独身」を楽しむ日なんですね〜

ちなみにちょっと面白いのが、独身生活の終わりを記念するという意味で、
この日に結婚届けを出すカップルが最近増えてるんですよ〜。
色んな人の結婚記念日なんですね〜。