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やまだひさしの ラジアンリミテッドF 03:00~04:00
2024/5/4 03:00/夜の合図/やまだひさし
懐かしい気持ちになりますね。もう16年も前のことですけどね。
さて、今週は「訓平的超ポジティブ思考」お送りしました。
僕は普段、本や映画、そして偉人の名言などから、
自分が前向きになれる言葉を探すという、言葉ハンティングをしています。
今回は、新社会人の皆さんに、エールを送る気持ちで言葉を選んできました。
2016年に公開された、イ・ビョンホンとチョン・ドヨン共演の韓国時代劇アクション映画、『メモリーズ 追憶の剣』の中からハンティングした言葉。
チョン・ドヨンが演じる茶屋の女主人ウォルソが、
まだ若い自分の娘に、過去の重大な秘密を話さなくてはいけない状態になるんですが、
その事実を伝える前に、信頼できる客人に向けて言った言葉です。
「摘みたての茶葉は香りません。でも、
もみこんで傷がつけばつくほど、強く良い香りがします。」
以前に僕は、お茶づくりを体験したことがあったので、確かにそうだなーと
思わずうなずいてしまいました。
お茶づくりの行程をざっくり話すと、まず一芯二葉といって、
若い新芽の先端から2枚の葉のついた部分だけを摘み取るんですね。
それを高温で蒸したあと、茶葉を何度も何度も手で揉み込んで、葉っぱに細かい傷をつけ、
お茶のうまみ成分を出やすくさせるんです。
なんか、お茶づくりの工程って、人生にも似ているなと思いました。
人生、色んな困難や試練に遭遇することがあります。社会の荒波に、揉まれて揉み込まれて、人間的に成長する。
摘みたての茶葉のような新社会人の皆さん、
色んな経験を積み重ねて、美味しいお茶のように、良い香りを放ち、
そして味わい深い人に成長していって下さいね。