●厳しい状況の中で迎えた新年度は、まさに、「温故創新」、
自らを振り返り、自然に目を向け、更に進化するために与えられた時間のように思えますね。
●過去を振り返ると、疫病問題は世界各国で発生していたんですよね。
●強大な軍事力を持つ「ローマ帝国」は、国の発展とはうらはらに、衛生環境が行き届いていなかったようで、マラリアを始めとする疫病や、天然痘（てんねんとう）の蔓延がローマ帝国を滅ぼしたと言われています。
●天然痘といえば、昔、ここ宇都宮市でも「天然痘」が流行したんですよね。

●宇都宮市には『その昔、宇都宮市で、天然痘が大流行した際に、金色の（黄色い）鮒を食べた人の病が治った』という伝説「黄ぶな伝説」があります。
●実はいま、新型コロナウイルス感染の“厄除け”として、また、「黄ぶな」の力で、新型コロナの終息を祈りたいということで、「黄ぶな」に注目が集まっているんですよ。

●今日は、この「黄ぶな」の情報をお届けしたいと思います。
●この「黄ぶな」実際のフナを釣ることは、とても難しくて、そこで竹や木などで組んだ枠や、粘土で作った“張り子（はりこ）”を「黄ぶなの形」にして、お正月に、軒下に吊るしたり、神棚に供えたりして、無病息災を祈っていたようです。
●そしてこれが、まちの唯一の民芸品として、江戸時代からつくられ、受け継がれている宇都宮市の郷土玩具「黄ぶな」は、悪病除け、無病息災の“おまじないグッズ”として
愛され続けているんですね。
●宇都宮市民ならおなじみの「黄ぶなバス」も町なかを走っておりますが、あれはある意味、街中を徘徊して宇都宮市内を疫病から守ってくれているのかもしれませんね。

●この“黄ぶな”、赤い顔をしているのですが、なぜだと思われます？

●郷土玩具の世界では、『赤もの』と呼ぶそうですが、かつて、中国から入ってきた思想で、赤色は“厄除け”や“病気除け”などの意味を持つからだそうです。
● “だるま”や福島の“赤べこ”など、各地に「赤い縁起物」が多いのは、その様な意味も織り込まれていたんですね。

●そうなんですね。そして、一日も早く、新型コロナウイルスの終息を願う気持ちから、「黄ぶな伝説」「黄ぶな」にも、注目が集まっているという事なんでしょうね。
●ＳＮＳ上でも、健康管理の啓発や、感染拡大防止のため延期、中止したイベントの情報を発信する取り組みを発信する、「黄ぶな運動」が広まっているそうですよ。
●情報が多いだけに、フェイクニュースに惑わされたりしない為にも、発信元が確かな場所から情報を得るという事も大切ですね。

●そして、実際に商品にも動きが出ているんですよ。
●“ろまんちっく村”や“宮カフェ”でも、商品を取り扱わせていただいているのですが、今は、張り子はもちろん、“ぬいぐるみ”や“ストラップ”など、若い方にも喜ばれるようなグッズが揃っています。
●中でも特にご要望が多いのが、「黄ぶなの折り紙」なんですよ。

●驚くことに、一日に100個も買われるお客様や、北海道などの遠方から注文が入ることもあるんです。今の自粛要請のなか、部屋でできる“折り紙”は、お子さんや高齢者の遊び道具として利用されることが多いようです。
●“病気除け”を願いながら、遊び道具として役立つ、なんとも頼もしい商品ですね。

●まだ“黄ぶなグッズ”を見たことがないという方も、“折り紙”を折ってみたいという方も、「ろまんちっく村」や「宮カフェ」、「トチギフト オンラインショップ」からもお求めいただけますので、ぜひ、チェックしてみてくださいね。
●現在は、お店の営業時間変更等も生じておりますので、詳しくは、ファーマーズ・フォレスト（電話028-665-8800）まで、お気軽にお問い合わせください。

●自粛要請の中で、今だからできることって、たくさんあるんですよね。
●家族と過ごす時間の大切さ、また、「黄ぶな」のような伝統文化など、純粋無垢になれるようなものに触れる時間。とかね。
●今週は、一人一人が時代の継承者として、次の世代へ繋げるために出来ることに、目を向けてみて過ごしてみるのも、良いのではないでしょうか。
●ということで、今日は、無病息災を祈って飾る、宇都宮の郷土玩具「黄ぶな」の話題をお届けしました。

■「道の駅うつのみや　ろまんちっく村」インフォメーション
直売所 あおぞら館では、ビタミンカラーの春野菜が勢ぞろい。
今が旬の、目にも美しい色鮮やかなカラフル野菜は、見ているだけで、元気がもらえそう！焼いたり、炒めたり、茹でてみたり、様々な調理法と味付けで、旬の美味しさを堪能しましょう。“春キャベツ”や“タケノコ”に含まれるビタミンや亜鉛は、髪の毛を元気にする栄養素が豊富！季節の変わり目、美味しく食べて、髪のお手入れもしっかりしちゃいましょう。
現在、ろまんちっく村の一部施設（温泉・スパなど）は休館中ですが、直売所・フードコートは、時間短縮で営業中です。
詳しくは、ろまんちっく村のホームページまたは、電話028-665-8800にてご確認ください。



■宇都宮アンテナショップ宮カフェ１F「@miya」インフォメーション
営業休業中のお知らせ
宮カフェは、この度の緊急事態宣言をうけ、4月24日金曜日までの期間、休業とさせていただいております。期間中のお問合せにつきましては、運営事務局（株式会社ファーマーズ・フォレスト）にて対応致します。ご不明な点がございましたら、電話028-665-8800までお問合せください。
再開の折には、よりお喜びいただける商品ラインナップでお迎えできる様、現在企画中ですので、お楽しみに！



■栃木市アンテナショップ「コエド市場」インフォメーション
4月の新作パン、またまた、２種類誕生しました～　
桜の花の塩漬けがチャームポイント！「桜あんぱん（税込）140円」。小豆入り桜飴の、優しい塩みと香りが、お口いっぱいに広がる“あんぱん”です。そして、もう一種類！“瀬戸内産レモンのピール砂糖漬け入りフィリング”と、“はちみつレモンフィリング”を、レモン風味のデニッシュ生地で包んで焼き上げた「はちみつレモンデニッシュ（税込）150円」。
国産レモンを贅沢に使用し、丁寧に焼き上げた、春の新作に相応しい、さわやかな味わいのパンが登場しました。是非ご賞味くださいね。



■ろまんちっく村クラフトブルワリーインフォメーション
ご自宅へお届けOK！スポットビール「家飲みセット」で、おうち時間を楽しもう
現在、大人気の商品がこちら。ろまんちっく村クラフトブルワリーのブルワーがレアなビールを皆様におすそ分けしちゃいます。
品質表示のみの季節のビールを６本セットにしてお届けいたします。
「家のみセット」税込送料込み3,300円。持ち帰り価格は（税込）2,500円」です。お求め先は「webトチギフト・ろまんちっく村ブルワリー」にての限定販売となりますのでこの機会を見逃しなく。