[Tochigi Nice Story]2014年6月1日
第9回 魚良春はアイソ、ドジョウ
6月からは、待ちに待った天然アユがスタート☆ 天然アユは、10月の末くらいまで取り扱っているそうです。 また、秋になると川ガニなども扱うそうで、 その時その時の旬のものが楽しめますよ♪ 古くからあるこの魚良は、 当時東京築地市場に勤めていた俊枝さんのひいおじいさんが “多くの人に那珂川村の美味しい鮎を食べてもらいたい”という気持ちから 築地に収めたのが始まりなんだそうです。 さて、今回ご紹介した、那珂川の天然アユ。 身が引き締まって香りが良くて、 全国の方にも好評をもらっているそうですよヾ(●゚ⅴ゚)ノ 魚良さんでは、店頭で焼いた鮎も販売していて、 店先では俊枝さんのお父さんである俊六(しゅんろく)さんが 生きた鮎にそのまま串を指して、新鮮な状態のままで焼いている姿が見られました。 40年も、那珂川の天然アユを焼いているそうです! 天然アユの塩焼き。
この時期の鮎はまだ若いので、香りが強く、味も濃い鮎なんだそうです。 炭火でじっくり焼いた外側はパリパリとしていて 中はふっくらジューシー。 身は勿論のこと、骨まで軟らかくて 頭からしっぽまで丸ごと頂いてきちゃいました(●゚ω゚●) 鮎は季節によって味や香り、見た目に変化があるそうで、 6月から7月くらいは、香りを楽しむ若鮎。 8月くらいから9月中旬くらいまでは、 夏本番であの脂が乗っていて味と香りのバランスのいい、 身を楽しむ鮎。 9月末くらいから10月末くらいまでは、 ホクホクぷちぷちの食感の、卵を楽しむ子持ち鮎になるそうです。 鮎の好みは十人十色なので、 鮎は夏のものという固定観念にとらわれず ご自分が本当に美味しいと思う自分好みの鮎を見つけてみるのも、 楽しいかもしれないです、と佐藤俊枝さんが教えてくれました* 鮎を採るスポットによっては 午前中は香りを楽しむ若鮎だったと思えば、 午後に流れてきたものは脂ののった香りのいい鮎になっているなど、 天候によって急に鮎が変わることもあるんだそうです。 那珂川で釣ることができる、天然アユ。 解禁日前日には、夕方くらいから川に車で来て待っていて、 午前0時の解禁とともに川に入る方もいらっしゃるらしいです。 みなさん、それだけこの日を待ちわびていた、 楽しみにしていた、ということですね☆ せっかくの解禁ですので、鮎がよく採れるスポットを伺ったのですが 鮎を採る人たちによってポイントがあって、その場所が決まっているようで、 それをばらしてしまうと自分が取れなくなってしまう とのことで、秘密と言われてしまいました~! 残念!! 長年の知恵と技術と経験で、みなさん楽しんでいるそうです(◎ゝ∀・)ノ 鮎は伝統的な食べ方で、うるか(※)、甘露煮、塩焼きは勿論のこと、 最近では、地元の酒蔵の酒粕を一年間熟成させた後に鮎に漬け込んだ酒粕漬け鮎、 塩糀漬け鮎なども若い人からも人気を集めているそうですよ☆ (※)鮎の塩辛。身や内臓などを塩漬けにし、発酵させたもの。 佐藤さんにとって、那珂川の魅力はどんなところですか?と伺うと、 「派手さはないですが、素朴なところで、近くに温泉もあるので、温泉に入ってそのあと川べりをぼーっと歩くのもとても気持ちがいいです。日ごろの疲れが癒されると思います。那珂川に行って写真を撮ったりもします。川べりに近づくと、とっても空気がきれいだし、気持ちがいいです」 と、嬉しそうに答えてくれました☆ 鮎を美味しくいただけるこれからの季節、 那珂川のいろんな味の天然アユ、味わいたいですねー(●*>∀<艸) |
[side story]2014年6月1日
ぎょぎょ!実は、天然アユの塩焼きのほかに アイソとどじょう汁もいただいたんです☆ アユの塩焼きはよく食べますが、 アイソとドジョウ汁は食べたことがなかったので どきどきしながらいただきました…! うん、いつもの味! コレだよコレ!って感じの、安心感のある味(*^_^*) 初めて食べましたが、 アユとはまたちがう香りが広がって 美味しかったです! これは、さんしょう味噌という味噌をつけて いただいたんですが・・・ このさんしょう味噌も、 とっても美味しかったです☆ なんでも、近所の糀屋さんが作った 手作りのお味噌なんだそうです♪ こちらも初めて食べました!
ドジョウが丸ごと入っていて 最初は驚きましたが! 美味しくいただきました(*^_^*) さんしょう味噌は、魚良さんの店先で 購入することができますので、 ぜひぜひ、お魚と一緒に合わせてお試しください☆ |
さあ、放送のおさらいです!
魚良は、佐藤さん一家が営んでいる、
那珂川町の老舗のお魚屋さん。
地元那珂川で採れる川魚を多数取り扱っているお店です。