[番組で紹介した情報]2018年2月28日
★今週は、宇都宮動物園★![]() ヒツジといえばモコモコの毛を思い浮べる方が多いのではないでしょうか? 家畜として品種改良されてきたヒツジたちは、 たくさんの毛がとれるようになっています。 モコモコの毛は、冬はとても暖かいですが、 実はイヌなどのように季節によってはえかわることはありません。 夏はそのままだと、気温の高いなか厚着をしていることになりますので ヒツジもあつすぎてバテてしまいます。 なのでヒツジの毛は、人の手で刈ってあげなくてはいけません。 宇都宮動物園では、5月にヒツジの毛刈りを行っており、 夏を迎える前にさっぱりとした姿になります。 そして、ヒツジの特徴として面白いのが、群れで行動をする習性があるんです。 臆病な動物なので、みんなで集まり外敵から身をまもっているんですよ。 宇都宮動物園では、6頭が1つの群れになっています。 なので、この習性を生かして『ヒツジの行進』を行っていますよ。 寝小屋から放飼場までの距離を、 ヒツジたちがまとまって走っていく様子をご覧いただけます。 土日祝日の朝と夕方、ガイドとして行っていますので、 一生懸命走る可愛いヒツジたちを見に来てください。 最近、宇都宮動物園では8年ぶりにヒツジの赤ちゃんが産まれました。 ![]() お母さんは昨年の夏に群馬の桐生が岡動物園からやってきたリンです。 あまり人に慣れていないリンだったのですが、 半年でだいぶ人にも慣れ、お客様からも餌をもらえるようになりました。 そんなリンが、早々とお母さんになりました。 赤ちゃんは2月5日産まれの♀ランです。 リンのお乳をのみ元気に育っています。 可愛い赤ちゃんがみられるのは今だけですので、 ぜひ会いに来てください。 ![]() それではお知らせです。 まずは「栃木県なかがわ水遊園」から。 今週末はひなまつりですね。 なかがわ水遊園では、おひなさまに扮したピラルクーやナマズたちが特大ひな壇に 登場し、皆様をお迎えしています。 また300匹を超える生き物の形をした「つるしびな」がひなまつりムードを 盛り上げていますよ。さらに今週末3日(土)午前11時から、 数に限りはありますが「ピラルクーのちらし寿司」の試食会を開催します。 ぜひご来園ください。 ひなまつりが過ぎると、いよいよ春の企画展が始まります。 こちらもご期待ください。 次に「那須どうぶつ王国」から。 驚きと感動を提供する那須どうぶつ王国は、 3月16日までの期間、土日祝日のみ営業致します 営業時間は午前10時~午後4時です。 こたつに入りながらネコたちと触れ合える「こたつネコ展示」や 冬だけのお楽しみ、カピバラが温泉に入りのんびりする様子見られる 「カピバラ露天風呂」など、冬ならではのお楽しみをご用意して、 皆様のお越しをお待ちしています。 なお、今日、ご紹介した施設の詳しい情報については、 直接、それぞれの施設までお問い合わせください。 |
「ヒツジ」についてご紹介します。
ヒツジは家畜として飼育されている動物で、
200を超える種類があります。
紀元前6000年頃には家畜されていたと思われ、
ユーラシア大陸にすんでいた小型のムフロンなどの野生のヒツジが
祖先・原種とされています。
宇都宮動物園では、コリデールという品種、
顔が黒いサフォークという品種、
混ざっているものなど♀3頭♂3頭の
計6頭のヒツジを飼育しています。
ふれあいコーナーのなかよしらんどで飼育していて、
餌をあげることも出来ますよ。