[Join-Talk]2015年7月6日
カルチャー:パウル・クレー展、東日本では宇都宮美術館だけ!!![]() 担当学芸員 石川潤さんのイチオシは「彼女は吠え、僕らは遊ぶ(1928年)」。
一筆書き(?)な、犬ともオオカミともとれる動物が、4匹。 母が外に向かって吠え、子どもたちはその後ろでじゃれ合っている構図。 全体の9割を占める赤い色は、家庭のぬくもりか、それとも戦火か、血か・・・ 見る人によって感じ方は違いそうです。 詩人の谷川俊太郎さんも、この絵から発送を得て、詩を発表しています。 館内では作品の隣に、詩も掲示されていますので、ぜひご覧ください。 彼の謎に迫る、110点の作品展示。 なかでも40点はクレー自身が特別クラスとして、非売品にしたものです。 パウル・クレー展は9月6日(日)までの開催。 ![]() 「宇都宮美術館」
開館時間:午前9時30分から~午後5時まで。 休館日:月曜日。ただし祝日は開館。 入館料:一般1000円、大学生高校生600円、中学生小学生400円。 団体料金や障がい者割引有り。 宇都宮市に在学、在住の高校生以下は無料。 ![]() 【リスナープレゼント】
宇都宮美術館の招待券 5組10名様分 応募は『Join-T』まで。 締め切りは2015年7月9日(木)。抽選で5組様にプレゼントいたします。 当選発表は商品発送をもって替えさせていただきます。 ![]() |
「パウル・クレー展開催!」と春に新聞でも取り上げられていましたね。
今回は全国で2か所だけで、宇都宮美術館と兵庫県立美術館のみで開催。
記号的なモチーフや格子などを変則的に組み合わせ、謎めいた作品が多く、日本でもファンが多い画家、パウル・クレー。
スイスで生まれ、ドイツ・ミュンヘンで絵を学び、アフリカで鮮やかな色彩に目覚め、ナチスに弾圧され・・・と波乱の人生を送った画家でもあります。