[番組情報]2016年5月24日
株式会社足利銀行 香港駐在員事務所 所長の伊藤 孝雄 さんへインタビュー![]() 業務の内容は、販売先・仕入先を取引先企業に紹介するビジネスマッチングや現地金融機関からの資金調達。提携銀行のスタンドバイの発行(現地の銀行からお金を借りる際に足利銀行が保証するもの)。
![]() また足利銀行も協力して開催された昨年の「ものづくり商談会」では207社が出展し、10,277人が来場。ある自動車関連企業が、足利銀行のサポートにより、その後の取引に発展した事例もあるそうです。
タイには既に多くの日系企業が進出していることから、同業他社との競争が激しく、なかなかマッチングまで至らないケースが多いため、きめ細かいサポートが求められるということです。 ![]() タイ市場を見てみると、GDP成長率は2014年度の0.9%から2015年度の2.8%と上昇はしているものの、ベトナムやフィリピンなどASEAN近隣各国の成長率からはやや乖離している状況。
しかしタイには、東洋のデトロイトと呼ばれるほど自動車業界が集約。 また、タイは一人当たりのGDPが5千ドルを超え、生活水準も上昇してきているそうです。そのような中で、サービス業の進出が増加していて、JETROバンコクの調査によると2008年から2014年に掛け、サービス業の進出先数は463社増。今後も日系企業の進出が続いていくと伊藤さんは考えているそうです。 ![]() 伊藤さんは香港駐在員事務所として、中国を中心とした東アジアとASEAN地域全体をカバーし事業展開のサポートを行っていきたいとおっしゃっていました。
(下のお写真はタイで活躍されている荻山さんです) ![]() |
今回はタイでの業務についてです!
足利銀行では、業務提携をしているタイのカシコン銀行に研修生を派遣。
また、タイでの事業展開のサポート業務を行っているそうです。