[番組情報]2016年12月19日
今週は「マレーシアテストマーケティング」の模様をお届け!![]() マレーシアでのテストマーケティングは
農産物は昨年から輸出をしていましたが、 加工食品では今回が初めての試みとなります。 栃木県からは10事業、33品目が参加しました! 栃木県国際課の山崎さんは 海外進出を考えている事業向けに 経済成長が続くアセアン地域での市場把握・参考の場として、 今後の展開につなげてほしい。 と、話していました! ![]() 続いて、手塚商事 健康食品研究所
所長・阿部美恵子さんにも伺いました! 手塚商事では、商品の輸出はまだしておらず テストマーケティングに出展するのも初めて。 今回は「魔法のお菓子シリーズ」でお馴染みの クッキー3種類(抹茶・きなこ・そば粉菓子)を 紹介していました。 マレーシアでは「抹茶」がとても人気で、 包装紙には和紙を使い日本の煌びやかさを演出し とても好評だったようです。 試食をしていたお客さんには、 「とても香ばしくて美味しいし、パッケージも可愛い マレーシアではやや高めだけど、買えるお値段。」 と、好感触♪ 今後は、 マレーシアから来日した人が思い出してくれるような、 海外の方にも需要があるようなクッキーを目指します! ![]() そして、フタバ食品株式会社 企画部
米山佳蓮 さんへインタビュー! フタバ食品は、 香港・タイ・シンガポール・台湾・アメリカなど 積極に輸出をしていますが、マレーシアは今回が初めて。 アイス製品を中心にマーケティングを行ない、 一番人気は、こちらも「抹茶」!! 抹茶は日本にしかない。というイメージが強く、 とても目を引くんだそうです。 取材したときは既に売り切れでした! こちらも、 「見た目がとてもおいしそうだった。 価格もお手頃。日本製品は品質も安心」 という、お客さんの声がありました! ![]() 現地のアイスは低価格なので、
味と品質は自信があっても物流費用を抑えて、 価格を下げるような努力をすること。 また、豚肉由来の成分が入るアイス製品もあるので 宗教的な理由で食べられない方向けに どなたでも食べていただけるよう材料の見直しを進める。 この2点を進めていくことが 今後の展開に影響していきそうですね! この他にもスパイシーな味わいの、 「ご飯にかけるギョーザ・うま辛味」が 人気を集めていたそうです。 今後も需要が見込まれるマレーシアの市場、 「味」と「安心感」で受け入れられた日本の商品。 マレーシアでは富裕層が増加傾向という話もありましたが 「価格をどう抑えていくか」、また、 「品質」という付加価値をどうアピールしていくかが、 今後の課題のようです。 ![]() |
栃木県から世界各国へ進出する企業にスポットを当て、
海外展開のキーポイントを探っていきます。
今回は12月1日から4日にかけて行われた、
栃木県・マレーシアテストマーケティングの
インタビューの模様をお届け!
このテストマーケティングは、
マレー系・中国系・インド系と多民族国家のマレーシアで、
日本の商品はどのように受け入れられるかを調べるため
行われました!
会場となったのは、クアラルンプール国際空港近くにある
三井アウトレットパーク、イベントスペースです。