[番組情報]2017年8月14日
3週にわたって、ファナック株式会 サーボモータ製造本部長 遠藤裕一さんにお話を伺いました。![]() 各地に新工場を新設するなど、
着実に成長を続けるファナック株式会社。 サービスファーストの精神で、 北米・ヨーロッパ・中国・インド・ロシア そして、南米・アフリカまで、 世界45カ国257拠点で、サービスを行っています。 モットーとして、需要がある地域には 拠点を置くという考えがあるそうです。 ![]() 世界で認められているファナックの製品ですが、
実は、独自で作っている家庭製品はありません。 冒頭にも記述しましたが、 スマートフォンや、自動車・家電製品、 飛行機などに使われる『工業製品や部品を”作る機械”』 『自動で動かせる専用システム』といった、 ”モーター”や”コンピューター”を作っています。 それは、世界一のシェアを誇っており、 日常で使っている機械には、 必ずと言っていいほどファナックの機械関わっているんだそう。 『一ミリの一万分の一以下』を動かせ、制御できる技術力。 さらに壊れないこと。 そして社を上げてのサービス。こららが強みなんです。 【壊れない】【壊れる前に知らせる】【すぐに修理する】 このスローガンのもと、世界と渡りあっているんですね。 そんなファナックが手掛ける製品は
世界の製造業に広く普及しています。 現在は、ヨーロッパ・アジアが主力市場ですが、 ここ数年、中国・台湾・インドをはじめとした 東南アジアの市場でも大きな伸びを見せているそうです。 今後、ロボットや機械はさらに賢くなって使いやすくなるため 工場の自動化がさらに進んでいく。と、話したあとは 「昔よりはロボットも人間っぽくなってきているかも」と 笑っていましたよ。 ![]() 遠藤さん自身の今後については
『工場の責任者として、 品質の良い物を、タイムリーに、そして安く製造していきたい。 そのためには、 工場の自動化・ロボット管理を進めていかなくてはいけない。』 ということで、ますます尽力していく気持ちが 使わってきました。 それでは最後に、遠藤さんに 世界への扉の鍵を開いていただきます。 世界に通用するものづくりにおいて、最も大切なことは 【 やはり、信頼性です。 つまり「壊れないこと」だと思います。】 今回も、 世界への扉がまた少し開いた音が聴こえたような気がします。 |
栃木県から世界各国へ進出する企業にスポットを当て、
海外展開のキーポイントを探っていきます。
今月は、3週にわたって、ファナック株式会社
サーボモータ製造本部長 遠藤裕一さん に
お話を伺ってきました。
ファナック株式会社は
日本で民間初のNCとサーボ機構の開発に成功。
産業用ロボット、コンピュータ制御システムを柱として、
一貫して工場の自動化を追求している会社ですね。
(本社は、山梨県忍野村)