[番組情報]2018年3月6日
今週は、栃木県香港事務所の毛塚隆弘(けづかたかひろ)さんにお話を伺います!~海外就職、外国人雇用、グローバル人材を応援~
![]() このコーナーでは、
栃木県から世界各国へ進出する企業にスポットを当て、 海外展開のキーポイントを探っていきます。 今週は、香港で行われた 「お酒のテイスティングイベント」について 栃木県香港事務所 毛塚隆弘(けづかたかひろ)さん に、お話を伺います。 毛塚さんは、来月4月で香港に渡っておよそ1年。 家族で在住しています。 今回取り上げた「お酒のテイスティングイベント」 これは、名誉利き酒師の 「Mr Randy Au」(ランディ)さんが主催し 香港の「和幸 創作鉄板料理」で行われました。 文字通り、日本の選りすぐりの日本酒を飲んで 日本が好きな香港の方、日本酒に関心のある方はもちろん、 これから日本を知りたいという方に向けた、 香港の人たちに日本酒の美味しさを実感してもらう イベントです。 ![]() 今回は、日光・片山酒造から6種類を提供。
片山酒造は、ランディさんもお気に入りの酒蔵で、 お酒は酒蔵に行かないと手に入らないお酒のため わざわざ香港から買いに来る人もいるくらい、 香港でも人気のお酒なんだそうです。 香港で一般的に親しまれているお酒は、一番がビール。 続いて蒸留酒。 特に最近は、赤ワインが流行ってきているそうです。 一方、日本酒人気もじわじわと広まってきて ビール・ワインに続いて定着しつつあるお酒の一つ。 香港では日本酒~四合瓶で、およそ200香港ドル。 日本円では3000円ほどの価格。 なんと1万円以上するものもあるとか。 少々高級なイメージもありますが、その反面 そのイメージを利用して贈り物にも使われるようです。 ![]() 香港のレストランでは
「リカーライセンス」が取得しにくい。 という話もありますが、これにはある理由が。 香港では、ライセンスを取るためには、 周辺の住民の方に意見を聞き、了承を得る必要があるんです。 そのため、1人でも反対意見があると ライセンスが取れないため、難しい。わけなんです。 なので、取得するためには、 しっかりとした説明やフォローが大切になります。 また、食事と一緒にお酒を飲む。という文化がなかったため。 抵抗がある人も多いんだそうです。 しかし、お寿司など、 日本料理と日本酒は一緒に。という認識はあるため、 それに則り、たしなむ人も多い。 というのも香港ならではの日本酒の特徴です。 ![]() 既に日本酒は、
日本食レストランでは成熟しているため、 中華料理店での普及が必要。 つまり中華料理にあう日本酒の普及することが 日本酒を広げていくために繋がる。と、 毛塚さんは話します。 ![]() |