[番組情報]2018年4月3日
今週は、株式会社イケヤフォーミュラ代表取締役 池谷 信二(いけや・しんじ)さんへのインタビュー~海外就職、外国人雇用、グローバル人材を応援~
![]() このコーナーでは、
栃木県から世界各国へ進出する企業にスポットを当て、 海外展開のキーポイントを探っていきます。 今週は、株式会社イケヤフォーミュラ 代表取締役 池谷 信二(いけや・しんじ)さんにお話を伺います。 栃木県鹿沼市に本社を構える、イケヤフォーミュラは、 金属加工を軸にクルマに関する幅広い 分野で製品開発・製造・販売を行なう技術志向の企業です。 モータースポーツを始めとする 様々なフィールドで常に新しい領域・技術を視野に入れながら 開発に取組んでいらっしゃいます。 ![]() もともとは、町工場。
金属のプレス加工関係の仕事をやっていた会社ですが、 平成12年7月より現在の「イケヤフォーミュラ」へ社名を変更。 小さいころからの車好きが高じて、 「いつか車の全てを作り、海外のレースに挑戦したい。」 ということで”フォーミュラー”という社名に。 自分たちで作った車がどのくらいの性能なのか? 国内はもとより、海外でも試してみたかった。という その想いは今でも変わっていません。 ![]() 昨年、東京モーターショーでも話題になった、
イケヤフォーミュラ製の公道を走れるフォーミュラカー。 (通称:IF-02RDS) パーツメーカーであるイケヤフォーミュラが、 およそ4年をかけて開発しました。 他社と比較をつけるため 得意分野の駆動系の技術を駆使した設計で 大手メーカーが作りにくいラインを製造・設計していくことで 販売台数を確保する狙いです。 ![]() 開発の他。国土交通省による
ナンバー習得が難しかったそうですが、 そこで認可の肝となったのが、 世界が注目する「イケヤ型シームレス・トランスミッション」 (IST) エンジンで発生したエネルギーを 効率よくタイヤに伝えるトランスミッション。 F1の変則イメージで、加速度が途切れず、 人間の慣性にあった気持ち良い加速・変則。 それを実現したのが、シームレストランスミッションなんです。 これにより、コストも部品点数も削減。 部品が少なることで重量が軽くなり、故障のリスクも減ります。 このシームレストランスミッションの販売が進めば 海外挑戦への資金にも繋がり、 「鹿沼市内最高給与」なんていう目標も実現できそうですね。 ![]() |