[番組情報]2018年5月8日
今週は、株式会社アスパーク・栃木開発センター 川中 清之 さん 設計担当の 西村 恭介さんへインタビュー!~海外就職、外国人雇用、グローバル人材を応援~
![]() 今週は、株式会社アスパーク 栃木開発センター
川中 清之 さん 設計担当の 西村 恭介さんに、お話を伺います。 開発センターは、この番組でも先月ご紹介した 鹿沼市の企業「イケヤフォーミラー」との繋がりがあり、 同じく鹿沼市に拠点を設けています。 大手企業よりも部品の融通がきき、 技術力が高いイケヤフォーミラーと協力関係を 大切にしています。 川中さんは、メーカーとの部品のやり取り。 バッテリーの調査などを行い、 西村さんは、主に設計・開発を担当。 プロジェクトは、東京の海外メンバーを含めた 3人で進めています。 ![]() 先週、アスパーク代表の吉田さんにも伺った、
世界最高加速のモンスターEV「アウル(Owl)」 この「アウル」は「フクロウ」の英語。 フクロウは羽音がしない、という静かなことから命名。 今年2月に、開発の目標の1つでもあった、 時速100kmまでの加速を1.89秒で達成しています。 昨年のフランクフルトモーターショーでは、 コンセプトモデルも発表されました。 販売価格は350万ユーロを予定。(日本円は4億6千万ほど) モーターショーに買い付けにくる 一部の富裕層がターゲット。 海外メディアにも取り上げられ、世界でも反響を得ています。 開発センターは少数のため、
部門ごとに担当が決まっているわけではないので 川中さんがメーカーとの部品の取引など、 会社の収支といった、経理面も担当。 初めての作業のため、まだ慣れず苦戦中だそう。 まだアウル自体の取引は始まっておらず 自社費用で開発中。2019年内の完成を目指します。 しかし、これからナンバーの認証を得なければならず、 19年内完成のためには急がなければなりません。 今後は、ナンバー取得を目指して
アウルを完成・販売を第一に頑張っていきます。 それでは最後に、川中 清之さん 西村 恭介さんに 世界への扉の鍵を開いていただきます。 海外に通用するものづくりにおいて、 最も大切なことは何でしょうか? 「今まで通りの約束や基準にハマらず、 新しいものを絶えず作り続ける」 今回も、 世界への扉がまた少し開いた音が聴こえたような気がします。 |