[番組情報]2018年11月13日
今週も株式会社オフィスエフエイ・コム 代表取締役 飯野英城さんへのインタビュー!~海外就職、外国人雇用、グローバル人材を応援~
![]() 今週も、
株式会社オフィスエフエイ・コム 代表取締役 飯野英城さん にお話を伺います。 15年前、中国への進出ラッシュの際、上海に進出。 エンジニアリングの工場を作りました。 そして、今年の6月にベトナム(ハノイ)に子会社を、 タイ(バンコク)に合弁会社を設立しました。 東南アジアでは、労働人口の減少のあおりを受け、 工場のロボット化による、 自動化のニーズの増加傾向にあるそう。 ![]() ミャンマーでは、
世界最大級の工業団地の設立計画が進行中。 そのため、タイにも工場を配置しました。 ベトナムにはIT人材・工業系の大学など、教育機関が発達。 専攻学科もあるため、 IT・ATM人材の育成が進んでいるんだそう。 そのため開発会社の需要がある地域のようです。 この進歩は日本と比べても先進的。 しかし、海外進出当時~現在でも、 人材の不定着に悩まされているようです。 賃金も当時(15年前)に比べると高くなってきているため コスト面での悩みも。 また、言語の問題も提起。 専門用語が飛び交う職場では、 何十万もあるオートメーションの固有名詞のやりとりが日常。 細かいやりとりを的確に行わなくてはなりません。 基本は日本語ですが、資料は英語。 英語は国籍問わず、 基本的なコミュニケーションツールになるため やはり日常会話レベルの英語は必須事項。 また、従業員を雇うにあたって、 食事も宗教的な面で注意を払っています。 そのほか、日本での海外人材の受け入れの際は、
生活面のフォローとして、家の近くにスーパーはあるか? 飲食店はあるか?交通機関の有無は?などなど、 できるだけ不自由がない生活環境を作れるよう 心掛けているそうです。 そして、今年の5月には、 『SmartFactory Conductor Labo』をオープン。 (通称 スマラボ) スマラボとは、 ①ロボットシステムを実際に体感・体験してもらう。 ②海外人材・若手エンジニアが見て、教育できるシステム 小山東・間々田工場では カテゴリに分けられたロボットシステムを見ることができます。 今回は、おにぎりを詰める食品系のロボットシステムを体験。 サイズ感・質感・動きなど実際にみて分かるため 導入を考えている企業からも評価を得ています。 ![]() 日本の工業製品は質が高いことが特徴。
ですが、完成品はコストが高くてなかなか売れない。 というのも現実。 ですが、オフィスエフエイ・コムでは、 システムにすれば売れる。という考えのもと 新しい工業製品を組み合わせ、どんどん海外へ輸出。 日本では中小企業向けに導入を進めていく考えです。 それでは最後に、飯野英城さんに 世界への扉の鍵を開いていただきます。 海外進出や取引において、最も大切なことは何でしょうか? 『その場所にいって、その国をきちんを知ること。』 今回も世界へ扉が、また少し開いたような音がします。。 |