[番組情報]2020年7月7日
今週は独立行政法人 国際協力機構JICA 熊倉百合子さんへのインタビュー。~海外就職、外国人雇用、グローバル人材を応援~
![]() 今週は、独立行政法人 国際協力機構ICA 栃木デスク 国際協力推進員 熊倉百合子さんに お話を伺います。 JICA(ジャイカ)は、日本の政府開発援助(ODA)を 一元的に行う実施機関として、 開発途上国への国際協力を行っている機関です。 ![]() 「信頼で世界を繋ぐ」を掲げ、 世界の全ての人々の、より良い暮らしを実現するために、 活動しています。 技術協力のほか、有償資金協力・無償資金協力という 3つの仕組みで現地の発展に協力。 主に「海外協力隊」「専門家の派遣」「草の根技術協力」 という形で事業展開もしています。 まず、「海外協力隊」は、 年齢ごとに名前が変わり、 最大で69歳まで参加できる事業です。 派遣中の手当ては、現地の生活費の支給や、 日本での年金分となる支給なども受けることができます。 年2回の募集、面接等を経ての参加になります。 派遣される国は、さまざまで。
派遣までの70日間で、 自分の派遣先に必要な言語・語学を習得。 主な派遣先は、東南アジア・アフリカ・中南米、等。 それぞの国で、派遣内容・職種が細かく記されているため 自分の経験やスキルを活かせる、そんな派遣先を見つけ、 対応分野・職種に応じて派遣されます。 そのため、技術分野は120以上の職種があり、 学校(教員)・美容師・看護師・PCインストラクター 助産師 等 日常生活にかかわる技術のほか、 スポーツの経験を生かせる職種もあります。 派遣期間は2年間。 隣国外への出国が認められており、 日本が含まれれば、一時帰国も可能です。 「草の根技術協力」では、
地方自治体や、民間と協力し、 パートナーとして、海外に向け支援してもらう事業。 現在、宇都宮大学・自治医科大学、 上三川町のNPO法人民間稲作研究所、 また、民間の団体のほか、 茂木町・芳賀町も実施。 自治体内の技術を現地に伝えています。 そのほか、 「JICA中小企業海外展開支援事業」という事業もあり、 栃木県内では、現在8の中小企業が 自社製品を途上国に持ち込み、 現地の課題解決に繋げることを目的に、 そのノウハウを生かし、現地で活躍しています。 また、来週も熊倉さんにお話を伺っていきます。 |