[番組情報]2016年12月26日
宇都宮中央法律事務所の新田裕子弁護士からの情報![]() |
2016年12月19日
今週は「マレーシアテストマーケティング」の模様をお届け!このコーナーでは、
栃木県から世界各国へ進出する企業にスポットを当て、 海外展開のキーポイントを探っていきます。 今回は12月1日から4日にかけて行われた、 栃木県・マレーシアテストマーケティングの インタビューの模様をお届け! このテストマーケティングは、 マレー系・中国系・インド系と多民族国家のマレーシアで、 日本の商品はどのように受け入れられるかを調べるため 行われました! 会場となったのは、クアラルンプール国際空港近くにある 三井アウトレットパーク、イベントスペースです。 ![]() マレーシアでのテストマーケティングは
農産物は昨年から輸出をしていましたが、 加工食品では今回が初めての試みとなります。 栃木県からは10事業、33品目が参加しました! 栃木県国際課の山崎さんは 海外進出を考えている事業向けに 経済成長が続くアセアン地域での市場把握・参考の場として、 今後の展開につなげてほしい。 と、話していました! ![]() 続いて、手塚商事 健康食品研究所
所長・阿部美恵子さんにも伺いました! 手塚商事では、商品の輸出はまだしておらず テストマーケティングに出展するのも初めて。 今回は「魔法のお菓子シリーズ」でお馴染みの クッキー3種類(抹茶・きなこ・そば粉菓子)を 紹介していました。 マレーシアでは「抹茶」がとても人気で、 包装紙には和紙を使い日本の煌びやかさを演出し とても好評だったようです。 試食をしていたお客さんには、 「とても香ばしくて美味しいし、パッケージも可愛い マレーシアではやや高めだけど、買えるお値段。」 と、好感触♪ 今後は、 マレーシアから来日した人が思い出してくれるような、 海外の方にも需要があるようなクッキーを目指します! ![]() そして、フタバ食品株式会社 企画部
米山佳蓮 さんへインタビュー! フタバ食品は、 香港・タイ・シンガポール・台湾・アメリカなど 積極に輸出をしていますが、マレーシアは今回が初めて。 アイス製品を中心にマーケティングを行ない、 一番人気は、こちらも「抹茶」!! 抹茶は日本にしかない。というイメージが強く、 とても目を引くんだそうです。 取材したときは既に売り切れでした! こちらも、 「見た目がとてもおいしそうだった。 価格もお手頃。日本製品は品質も安心」 という、お客さんの声がありました! ![]() 現地のアイスは低価格なので、
味と品質は自信があっても物流費用を抑えて、 価格を下げるような努力をすること。 また、豚肉由来の成分が入るアイス製品もあるので 宗教的な理由で食べられない方向けに どなたでも食べていただけるよう材料の見直しを進める。 この2点を進めていくことが 今後の展開に影響していきそうですね! この他にもスパイシーな味わいの、 「ご飯にかけるギョーザ・うま辛味」が 人気を集めていたそうです。 今後も需要が見込まれるマレーシアの市場、 「味」と「安心感」で受け入れられた日本の商品。 マレーシアでは富裕層が増加傾向という話もありましたが 「価格をどう抑えていくか」、また、 「品質」という付加価値をどうアピールしていくかが、 今後の課題のようです。 ![]() |
2016年12月13日
今週もベトナム取材の模様をお届け!リズムプレシジョンベトナム株式会社にお邪魔しました!このコーナーでは
栃木県から世界各国へ進出する企業・人・物にスポットを当て、 海外展開のキーポイントを探っていきます! お話しを伺ったのは、 リズムプレシジョンベトナム株式会社 代表取締役社長 木村務(きむら つとむ)さんです。 リズムプレシジョンベトナムは、 栃木県益子町にも工場がある 「リズム時計工業株式会社」と その子会社の「東北リズム」が出資する 精密部品や機器を作る会社です。 約50社が立ち並ぶ 「ノイバイ工業団地」に工場を構えています。 空港も近く、最近では港に通じる高速道路も整備され 利便性が増しました! ![]() 今回お邪魔したのは、昨年稼働したばかりの第2工場。 クロック専用として日本にも輸出しています。 工場には日本から8名が駐在員として勤務し、 従業員は、なんと700人超え! そして現地のスタッフ2名が役員として働いています。 お昼休みには日本語の勉強時間があり、 資格を取得すると給料増額の仕組みや、 外部期間を使った日本のマナー教育・ コミュニケーション術・報連相、 そして仕事に対する取り組みかたについて など、社員教育も充実しています! ![]() 作業現場にもお邪魔しましたよ!
工場内は時計だらけで。 大小様々な時計がおよそ300台並んでいます! 従業員のタインさんは、 8年間勤務しているベテランスタッフ。 リズムプレシジョンは、 福利厚生がしっかりしているので 安心して働けて、とても居心地がよいそう。 今後も仕事の幅や技術を高めて 会社に貢献すると話してくれました。 ![]() ただ、やはり苦労するのは言葉の壁。 日本語で話すように教育はしていますが 中々細かいところまでは伝わないようです。 そして、新興国によくみられる法律の変更。 それに合わせて運用・対応するのが とても大変だそうです。 実はリズムプレシジョン、時計だけなく、 第1工場で、プリンター、カメラ、 携帯電話などの精密プラスチック部品や その金型の製造、電子機器の製造、 置時計や掛け時計の製造も行っています! 幅広い仕事で、今後も、 「ニッチな分野でもベトナムで1番の企業」 を目指します! ![]() 木村さんが海外展開において、 最も大切だと思うことは・・・ 【 現地の文化・慣習 日本式の良いところ融合させ 優秀な現地の幹部を育成すること。】 今回も、 世界への扉がまた少し開いた音が聴こえたような気がします。 ![]() |
2016年12月5日
今週もベトナム・ハノイにジャンプ! マニー・ハノイ株式会社にお邪魔しました!このコーナーでは
栃木県から世界各国へ進出する企業・人・物にスポットを当て、 海外展開のキーポイントを探っていきます! 今回はベトナムのハノイにある、 マニー・ハノイ株式会社にお邪魔して 社長、松本英夫(まつもと・ひでお)さんに お話を伺いました。 マニーは、宇都宮市清原工業団地にある 医療機器の開発、製造、販売を行っている会社です。 縫合針の製造からスタートして、 今では、外科、眼科、歯科など 様々な治療機器を作っています。 ![]() マニー株式会社1990年ごろに
ベトナムやミャンマーに生産拠点を設立。 当時は、1ドル=80円ほどで非常に円高な状況のため 国内生産だけでは厳しいということで、 ベトナムへ進出しました。 進出当時は、現地生産は国営企業との合併が条件だっため、 増資や工場の増設は、役員会での合意が得られず 中々難しかったそうです。 マニー・ハノイ工場では
消耗品・切開手術用・歯科用・眼科用などを生産。 従業員は2600人ほど。 そのうち2000人は、なんと女性! 70時間以上かけての製品検査もあり、 細かく根気がいる作業なので、 女性が多くなっているとのことです。 人事総務や給与関係を担当している 従業員のタインさんは、2児のお母さん。 働くお母さんが多いベトナムで日本企業は、 法律がしっかり守られ、安心して働けることが人気だそうです。 特にマニーでは海外研修が設けられているため 楽しみに働いている方もおおいんですって! ![]() 今ではベトナムでも、特殊部品・精密機器以外は、
生産に必要なものが現地調達が可能になったため 効率的な運営が可能になっています。 ただ、仕事上必要な法律の書類等の申請が 役所の人事が変わると対応も変わるため、 気を付けないといけないみたいです。 その他、温度と湿度が高く、 湿度は90%にもあるということで、 環境管理対策も必須です。 最近では組織改編により、日本国内は新製品開発、 既存製品の生産や生産技術開発は ベトナムに集中するという方針が発表されました。 マニー・ハノイ工場は、 「世界の生産センター」を目標に 品質の向上、安定生産に特化した 運営・生産を目指します! それでは最後に、世界への扉の鍵を開いていただきます。
海外展開において、 松本さんが、最も大切だと思うことは、 【現地の従業員に仕事をさせるではなく、 一緒に仕事をするという気持ち 信用が第一。決して信頼を裏切る行動をしないこと。】 今回も、 世界への扉がまた少し開いた音が聴こえたような気がします。 |
2016年12月2日
BIDOCORO(ビドコロ)、発売記念お披露目内覧へお邪魔しました先日、栃木から世界へジャンプでも取材した 株式会社 さかもと の ”和装”トイレ BIDOCORO(ビドコロ) 発売記念、お披露目内覧会が 宇都宮市内で行われました! ![]() 務取締役 坂本さんも忙しそう。。。 ![]() 真っ赤な色合いが特徴ですが、
それ以外にも、様々な模様・カラーがあります! ![]() 「和」の心を感じる、美しいトイレ。
日本の心意気を感じられる逸品となっています。 ![]() ![]() |
毎月最終週は、
宇都宮中央法律事務所 新田裕子弁護士 に
海外展開の法律問題のキーポイントについて伺っています。
今回は、【 贈賄に関する国際的な規制 】 について
『注意すべきルール・アジア圏内の状況・企業の対策』
についてお伺いしました。